忍者ブログ

2017-03-26(Sun)

スーパーダンガンロンパV3

スーパーダンガンロンパV3をクリアしたので
こちらに感想を書いておこうかな。

本当は購入後わりとすぐにクリアしたんだけど
いろいろと衝撃的だったので寝かせてからブログにメモしようと思って。

ダンガンロンパは1からプレイしていて、とても好きなんですが
今回「スーパー」で「V3」なのは理由がよくわかってませんでした。
ワルノリなのかなあ、くらいでね。
だけどクリアしたら理由がハッキリわかって、わあすげえこと考えるなあ!
って感心しきりです。


今回はプロローグの映像もスパイシー。
そして1章に進んで、なんだかちょっとおかしいぞ
と思いつつも進めて、違和感がMAXになったところで衝撃のエンド。
ここで一度心が折れる人が多かったのではないかと推測します。
そのくらい1章はヤバかった。

1の体験版をプレイしていたら、製品版でうわーってなったんですが
あの時と同じかそれ以上のヤバみが溢れてましてね。

1章から1日置いて、2章へ。
2章もなんだかもうヤバかったですし、
3章ももうちょっと勘弁だなあって思いつつ、
4章で再びの超衝撃。
4章でまたバッキバキに心が折れてしまって、
どうしよっかなーもー ってなっちゃいました。

また1日置いて、なんとか5章へ。

ダンガンロンパは「誰かが死んでしまう」ことが前提なので
そう知っていてプレイしていかなきゃならないと思いつつ
遊んでいくうちに愛着が湧いてきてめっちゃツライっていう
本当に罪な作りのゲームなんです。
誰かが殺され、誰かが殺した。
どちらも消えて、仲間が減っていく。
わかっているけどツラい。マゾゲーですよね。
で、わかっているけど、今回は本気でしんどくてね。
ああ、こいつが死ぬの?って。

だけど今回は、なんだか妙な違和感があったんですよね。
世界観について。
受け入れがたい妙な感覚が溢れていて、
それが最終章でグワーッと明らかになっていく。

その最終章の造りが、今回は本当に反則でした。
その反則ぶりが、ダンガンロンパらしいなあって
最後はしみじみしてしまったし、
こんな内容なのに、物悲しい気分になるっていう摩訶不思議な感覚。

限定版のパッケージデザインについて、
タイトルのV3について、
これまでにましてハチャメチャなキャラクターたちについて
すべての謎が明かされるんだけど
あれが本当に真実なんだとしたら
こんなに悲しいことはない……

というのがすべての感想です。
でも、高校生だったらあり得るなあっていうのもあって。
「深く考えない」ことの罪深さを考えさせられるといいますか。
作品のすべてを否定したように取れる終わり方に見えますが
実際には一部の現実にあるやるせなさに対して
ものすごく皮肉をぶつけているように私は思いました。

そういうところが、「らしい」かなって。
ただのゲームを超えた、ただのゲームの皮をかぶった
ひとつの哲学になっちゃったかなあって感じです。

だけど、ちゃんとゲームなんだよね。

これはそうそう作れるものではないと、思います。
すごく素晴らしい作品だったなあって。
スタッフの皆さんに感謝感謝です。

オマケのダンジョンが面白すぎて、
ついつい1をやり直してしまったっていうね。

やるのならば、1と2は確実にプレイしてから。

本当に面白かったです。
PR

2016-11-24(Thu)

サン/ムーン

ポケットモンスターの新作を始めました。
ポケモンセンターで買ったので、アートブックとフィギュア付ですよ。

担当わけをした結果、私はサンをプレイすることに。
引継ぎはまだこれからってことで、ゼロからのスタート。
最初の一匹についても話し合いの結果、モクローになりました。
モクローめっちゃかわいいですなモクロー。

初代のカントーポケモンの何匹かについて、
アローラ地方で独自の進化をとげたことが発表になっていましたが、
これってなかなか上手なやり方ですよね。
カントーのポケモンは長らく地味な立ち位置にいたわけでして
彼らもなんとかしてあげられたらいいのになんて思っておりました。

メガ進化とか、別シリーズで新しい進化を遂げていないものが
ちょいちょいリージョンフォームを見せているようで。

とはいえ、オニスズメとかカイリキーはそうじゃないみたいですけども。
あとラプラス・カイリューもないのかな。
そのほかはまだ全員みていないので楽しみにしてるんですけれども、
個人的にはベトベターのリージョンフォームがお気に入りです。


夏のGO配信から吹いてきた強いポケモン旋風の中、
昨日はポケセンメガトウキョーに行ってきました。また行ってきました。
ちょうど誕生日だしということで行ってみると、人がいっぱい。
サンシャインでは新作発売のイベントとして、
館内に隠された40匹のポケモン探しゲーム(無料)が開催されていて
そっちもちゃんと参加してきました。
ただ、アゴジムシが本当にどこにいるか見つけられなくて
気が付いたらかなり遅い時間になってしまったっていうね。
ニャース・ライチュウ・アゴジムシは見つかりにくいだろうと思います。


今年もバースデーカードをもらいました。

誕生日のお祝いも新作仕様にちょうどかわったところで、
もらえる王冠の種類が2種類になってました。
いままでの王冠と、キュワワーの花冠に。かわいい。
プレゼントも、イーブイとその進化形かピカチュウではなくなって、
ピカチュウ・イーブイ・キュワワーの3種類になってました。

まだアローラのライチュウをもっていなかったので、
ピカチュウをもらいました。家に帰ってからライチュウにしたった。




モクローのパスケースとかいろいろ買いましたが、
おとなのぬりえも売っててついつい購入。かわいい。

モクローとロトム図鑑のグッズがかわいくて、なんかもう目移りして大変。
ゲームではもうジュナイパーになっちゃってんですけどね。

ジュナイパーはメス、
ガオガエンはメス、
アシレーヌはオスでなかなかカオスですが、
リゾート開発なんかもあわせてとても楽しいです。

そろそろポケモンGOもジョウトポケモン追加して欲しいですねえ。

2016-07-30(Sat)

ポケモンAR

世間ではポケモンGOが流行していて、
確かに人の多いところではスマホ片手に
キャッキャしている人をよく見かけるようになりました。

でも今回はポケモンGOの話ではなく、
別のARを使ったポケモンの楽しいアクティビティの話です。

早めの夏休みということで、宮崎のシーガイアへ行ってきました。
こちらのシェラトン・オーシャン・リゾートで、
ポケモン探しをして楽しめる「イーブイとふしぎな本」という企画があるんですよ。

カメラ機能搭載の不思議な本を、ホテル内にあるマーカーにかざすとポケモン発見!
いっぱい集めているうちにヒントが示され、
隠れているイーブイの仲間たちを探すゲームに挑戦できるというもの。

これだけのために行ったのかといわれるとNOなんですけども
(宮崎には縁があったので、それもあって行きました)
いやーでも、想像以上に面白かったんです、これが!


ただ本を片手にポケモンを集めるだけっていうのも可能なんですが、
この企画、特別な部屋の用意もあるんです。
この企画用の特別な部屋には「はじまりの本」ってのがおいてありましてね。


箱の上ではイーブイがお出迎え。
 

本の上にはポケモンが出てくるんです。
ちなみに音声で認識されるようになってまして、呼べばそのポケモンが出てきますし、
メガ進化するものは「メガ進化!」って言えばギュイーンってなるんですよ。

ただ、現時点ではXYまでしか対応していないみたいで、
ルビー・サファイアからメガ進化するやつは、メガ進化なし、
ディアンシーはいるけど、フーパ・ボルケニオン・マギアナは入ってませんでした。たぶん。


で、この箱がすごいのはそれだけじゃなくてですね。
たまにピカチュウが現れるんですよ。
部屋の中を走っているらしく、あちこちから「ピカピカ!ピッカー!」って声がして
最終的に箱の中に姿を現してくれるっていう。
唐突にピカチュウが騒ぎ出すのでビックリしました。
ちなみに「おやすみ」っていうと、ピカチュウは寝てしまって騒がなくなります。

あと、この箱でしりとりできるんですよ。ポケモンしりとり。
音声認識でたまに変なことになる場合もあるんですけど、
2回同じのはダメとか、たとえばパで始まる場合、ハとかバでもいいようになっていて
非常にいい感じで遊べます。
背景にその頭文字から始まるポケモンが次々に表示されるのもすごい。
ちなみにこの時、最後がンのポケモンも普通に出てくるので騙されそうになります。

で、本を片手にホテル中を探索したら、最後に「博士の研究の成果」がわかるんですけど
この部屋の場合、特別な映像がお部屋で見られるという仕様のようでした。
これがなかなか感動的な映像で、仕掛けも結構凝ってて、いや、すごいなあってw

ホテルに隠されているポケモンも、同じ位置のマーカーでも日によって出てくるやつが違うとか
かなりの数のポケモンが出てくるんです。
最後は発見した全ポケモンを印刷していただけます。



    

ちなみに、特別仕様の部屋に泊まった場合、
かつ、お子様がいる場合は、ドリンクサービスとマカロンのプレゼントがあるようです。
↑ドリンクは選べますが、上の写真はピカチュウのホットチョコレートラテ。
マカロンは10個入りで、ピカチュウとイーブイ各種の絵が入った箱に入ってます。
味も全部違ってて、どうやら美味しいらしい。



リッチなホテルなんですよ。




お部屋からの眺めはすべてオーシャンビュー。海も山も見えました。

  

シーガイアには素敵な結婚式場や、会議室なんかもあるんですね。
ホテルの隣にあるコンベンションセンターだったかな
結構静かで、騒いでいい雰囲気じゃなかったんだけど、
そこにもポケモンのマーカーがいっぱい隠されてて
撮っていいのかハラハラしました。

 

宮崎といえばヨーグルッペ。
だけど今回は同じデーリィのおいしそうなドリンクをチョイス。初めて見た。
そして関東ではまったく見かけない、噂のアイス「ブラックモンブラン」も初体験!
佐賀の企業が作ってるらしいです。
チェリオが優しくなった感じの味で、おいしかったです。

シーガイアは空港から結構距離があって、
歩きでは到底いける場所ではありませんでした。
シャトルバスの運行は土日のみということで、
電車とバスを駆使するか、タクシーかレンタカーか、使わないと無理かな。

敷地内もめちゃめちゃ広いので、たとえば動物園もありますけど
歩いていくのは結構大変かなと思います。
というか、ホテルの出入り口自体、徒歩で出入りする構造になってないっていう。
歩いて出てみようとしたらなんかちょっと無理でして……。
でも、フローランテ宮崎は歩いていける距離でした。
あと、撤去を待つばかりのオーシャンドームにも歩いて行けますよ。
廃墟感がすごくて、そういうの好きな人にはおすすめです。


ホテルにはプールもついていて、宿泊客なら無料で利用できます。
ビュッフェも美味しいし、ほんといい感じなんですけど、
中で日用品の買い物しようと思っても、売店がこれ以上ないくらい貧弱でした。
一部改修中だったので、終わったらもうちょっとよくなるのかな?
おみやげ屋さんもあるんですけど、宮崎らしさが基本的にないラインナップだったので
(エジプトの壁画とかそういうものばっかだった)
宮崎土産は空港か、車で15分くらいかかるけどイオンで買ったらいいかと思います。はい。

というわけで、微妙に不便なところもありましたが
ポケモン部分に関してはものっすごい面白かったです。
GOでポケモンを思い出したり、好きになった方、
それかお子さんがいらっしゃる方はこれ、楽しいと思いますよ。
(イーブイの不思議な部屋は3人までしか泊まれないというトラップあり)
平日の夕方にはピカチュウがやってきて、記念撮影もできます。
エレベーターまでお見送りしてくれる優しいピカチュウでした。


ちなみに、しるしを集めたあとに挑むミニゲーム、一部は結構難しかった!
サンダースのは絶対に2人以上いないと無理で、
だけど一番難しかったのは、ブースターの隠れている場所。
あまりにも意外な場所にあったので、ちょっとビックリしました。

雑誌ポケモンファンに特別なマーカーが掲載されていたり、
ANAで申し込んだ人だけが読み込めるマーカーがあったり、
いろいろと仕掛けも豊富に用意されておりまして、
最後に渡される集めたポケモン一覧をちゃんと保管しておけば、
次に行った時には「続きから」遊べるそうです。

いやはや、もうちょっと近かったらまたすぐにでも行きたいけどね!
でもとにかく、宮崎はいいところでございましたよ。

2016-07-09(Sat)

ポケモンガオーレ

本当に間の悪い話なんですが、ちょっと前に「ポケモントレッタ」始めたんです。
なんとなくね。
映画のオマケとか、ポケモンファン(雑誌)の付録についてきたトレッタがたまってきて、なんとなーく気が向いて遊んでみただけなんですけど。

そのトレッタがあっさり稼働終了してしまって、七日からパワーアップした感じの「ポケモンガオーレ」が新しくスタート!

たまたま出かけた先に早速おいてあったので、誰もいなかったしいっぺんやってみようとトライしてみました。

事前にちょっとだけわかってたんですけどね。
お金かかるw

トレッタは、3対3のバトルで、ポケモンのチップみたいなのを置いて戦う。
3ターンの間に倒せればゲットできる確率が上がるし、最後に必ずどれか1匹は捕まえられた。
一気に3匹捕まえられた場合は、お金を追加すればもってかえれる仕様でした。
1バトル100円で、1匹は必ずもらえて、100円か200円追加したらそれで終わり。

ポケモンガオーレはまず、戦うのに100円。
2対2のバトルです。
こちらの手持ちは、最初のバトルは4匹まで持てる。
誰かがやられたら、交代で後から出せる仕様です。
で、制限時間内に素早い順に攻撃していって、倒せても倒せなくても最後はボールを投げる。
捕まえられたら100円でゲットできる。いらないならゲットしなくてよし。
自分の手持ちが残っていれば、ゲットしていなくても次のバトルへ移行する。
で、新しいポケモンが2体出てきて(一回目よりも強いのが出てくる)、
バトル続行するなら100円。
戦って、ボール投げて、捕まえるなら100円。手持ちがいればバトル続行で、新しく2体。
捕まえなくてもオタケビに寄って来たポケモンが現れて、戦うなら100円。

で、手持ちがいなくなったり、バトルをやめた場合。
草むらにクイックボール投げるチャンスがついてくる。
なにかしらボールに入って、連れて帰るなら100円。
自分の手持ちのガオーレディスクを差していた場合、グレードアップや進化のチャンスがあって、パワーアップさせるならそれぞれ100円。

筐体自体がものすごく大きくなって、大画面のバトルは迫力があるので、お金がかかるのはわかる。
1プレイの時間が長くなって満足感もあるので、お金がかかるようになったのは理解できた。

それにしてもお金めっちゃかかるなって思いましたけどね。
小さい子には厳しいかもしれない。
3匹ほしいよーって子は、最低でも600円かかっちゃうわけで。

お父さんお母さん方には少し厳しい仕様かな、と思いました。はい。
ディスクはいらん、子供にちょっと遊ばせるだけでええんじゃ!って場合は
100円いれたらちょっと戦えるのでいいかなと思います。
あと、いますぐゲットモードがあるので、そっちも活用したらいいのかしら。

あと、アイテムゲットチャンス!って出てきて、
サポートポケモンが出てくるかも?100円、みたいなこともあり。

手持ちがいない場合はレンタルポケモンもいるし、それなりに遊べるんだけど
グレードが4のポケモン異常に強くて手も足も出なかった……。
最初のうちは、ボルケニオンコース・ジガルデコースはやめた方がいいかも。
いきなり星4つのゲンガーが出てきて、素早いのなんの。
こっち攻撃してないのに終わっちゃいましたw


私が立ち寄るお店のトレッタコーナーには、
四天王みたいなハードなプレイヤーさんがおりまして、
みなさんそれぞれめちゃめちゃトレッタをいっぱい持ってましたけどね。
その中の一人に、自分のもってるポケモンが出ると筐体放置してどっかに行っちゃう人がいまして。
大人なんですよ、その人。
ボタン押さないと時間がめちゃめちゃかかるから、待ってる子が気の毒でした。
(トレッタもほったらかしてどっかに行っちゃうから次のプレイヤーも困るという)
その四天王さんがガオーレで同じことをしないといいなと思います。


ガオーレのディスクは成長要素があるし、
ディスクの取得をするかどうかも選べるので、放置し辛い仕組みにはなってると思うんですけど。

もしかしてああいうプレイヤーがいっぱいいたから今回の仕様になったのかな……
なんて思ったりしたキョン太なのでした。

2016-06-26(Sun)

逆転裁判6

逆転裁判6をクリアしたので感想をメモ。

逆転裁判は1~3でひとつのシリーズであり、
4は人気あるしもっと作ろうとして失敗して、
5でそれを挽回しようとしたんだと感じてました。

4で壊してしまったなるほど君を5で復活させて、
で、4からうまく使えていなかったおどろき君を
6でもっときれいに昇華させようとしているんだなって
そういう風に感じてしまう出来なのはとりあえず頂けなかったw

キャラクターはみんなよくできていてそれぞれに魅力はあるものの
シリーズを重ねてきた宿命を負わされており、
初期から出ている人物よりも濃く、ありえない設定をされてます。
仕方ないんだよね、キャラ被りをしないように、
インパクト出さなきゃっていう縛りがあるから
今更普通のキャラなんて出せないとは思うんです。

で、結論からいうと、よくできたゲームなんですよね。
逆転裁判はシステムがしっかりしているからやっててストレスが少ないし、
新しく出てきた霊媒系の仕掛けも面白いと思った。


おどろき君関連の総まとめを今回はしているんだけど、
ちょっと壮大にしすぎたんじゃないかというのが気になる点その1。
彼は声が大きくて一見元気系なのに、内心は結構ネガティブで
ちょっと虚ろな印象なんだよね。元気が長続きしなさそう。
なるほど君との差をつけたのかなと不思議だったんだけど、
今回彼のバックボーンが全部出てきて、これについては納得。
とはいえ、あまりにも不幸すぎやしないかと気になる。
4で見せたみぬきちゃんとの関わりが希薄で、これもすごく気になったんだけど
どうやらエンディングを見る限り次作へ引っ張るつもりらしい。

2人の関係性がスッキリしないので、みぬきちゃんが薄情に思えてしまうのも悲しい。
というかみぬきちゃんは飄々とし過ぎていて、好きになるポイントが見た目しかないような気が。

真宵ちゃんは満を持しての登場だったけど、大人になりすぎててちょっと違う感じ。
これなら一途になるほど君一筋のはみちゃんの方がいいんじゃないかと思える。

とはいえ、みんな見た目も良くてキャラはそれぞれ立ってる。
ナユタ検事もいいし、レイファは文句なくかわいい。

で、6を完全なおどろき君物語にしたせいで、希月ちゃんが完全に持て余されてしまった。
第4話の「逆転寄席」は正直なんなのかなって引きました。
ほかのエピソードにちっとも絡んでないし、導入もすげえヘタで。
ユガミ検事とココちゃんを出したかっただけ感がありすぎるし、
カウンセリングは唐突だし、それに推理部分がお粗末すぎる。
逆転シリーズはある部分で飛躍した推理をすることで真犯人にいきつくというスタイルなのはわかっているんだけど、それにしてもこの4話に関しては乱暴すぎてただのいいがかりに見える。
ただのいいがかりをそのままあっさり真実にしちゃってるように感じて、
えーって感じ。プレイしてて「えー?」って言っちゃった。

そもそも被告人のことを知らない、事前の準備が本当にゼロっていうのは
シリーズ通して初めてだったんじゃないかな。
こんなのダメでしょとしか思えなくて、プレイしてて悲しい気分になるっていう。

この超推理ぶりはほかのエピソードもそう。5話以外は結構トビすぎ。

あとはナユタ検事がいつでもどこでも法廷にいすぎて違和感。
いくら架空の裁判ショーとはいえ、タイトすぎる。
そういう部分を上手に見せる方法がなかったのかなあ。
巧さんなら上手にやれたんじゃないかなあ……って思っちゃうんです。

逆転裁判は1~3が良すぎた、って話なのかな。
あの頃のキャラクターが続投しているせいで遊んじゃうんだけど
それが悔しいと思えるあたりに悲しみがございます。

よくできてるんですよ。水準以上っていうのは確実なんだけど。
だけどちょっと、ものすごく頑丈な土台の上に、
ちっちゃいちっちゃい家を建てたみたいな物足りなさがある。
6をプレイするには5をやってないとワケわかんないし、
5をやるなら4を、4を遊ぶなら1~3やってないと難しいと思うんだけど
そうなると確実に物足りなさを覚えるというジレンマ。

もうちょっと頑張ってほしいな!
もうちょっと納得いく感じにしてほしいの。
人気のキャラクター・シリーズにあぐらをかいてないつくりにしてほしい。

正直、大逆転の2の方が期待できると思ってます。
あっちの方が断然ワクワクしたし遊んでて楽しかった。
6は、どういう理由でこんな話になったのかという部分は気になったけど
オチまで無駄に引っ張られているなあと感じたので。

それでも7が出たら遊んじゃうと思うけどね……。
文句ばっかり書いてるけど、こまかいこと気にしない人なら間違いなく楽しいと思うんだな。

回顧厨ってやつですかね。自分でもちょっぴり悲しいな。