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2025-03-13(Thu)

龍が如く8外伝 Pirates in HAWAII

龍が如く8外伝 Pirates in HAWAII」で遊んでました!

人気極道アクションシリーズ「龍が如く」の最新作であり、8の外伝であり、
真島吾郎が記憶喪失のまま海賊になってハワイ近海で暴れるという作品でした。

ちょっと前に「7」だけやった龍が如くシリーズ。
正直、良く出来ているけど世界観がちょっとな……って思ってたので、7の外伝と8はやってません。
だけど8の外伝は妙に惹かれてしまって、体験版で遊ぶことに。
PS4が壊れてしまって、PS5で遊べるようになったのも大きかったかもしれません。

シリーズにずっと登場し続けているキャプテン真島についてはそんなに詳しくなく(7にも出てきましたけども)、公式YouTubeでこれまでの歴史をまとめてくれていたのでそれで予習しておきました。
嶋野の狂犬の名で知られる真島吾郎は根っからの喧嘩好き、戦闘狂だけど、芯の通った優しさも併せ持つ男なんだなと理解したところでゲームスタート。

なにせ本編の8をやってないのでアレなんですけれども、新たにゲームの舞台になったハワイに来たキャプテン真島が何故だか小さな島の浜辺に打ち上げられ、どうやら記憶を失っている様子。
偶然通りかかった島の少年ノアに水をもらって息を吹き返した真島吾郎は、海賊ファッションに身を包んだゴロツキに絡まれ、華麗に撃退。
持病を抱えて小さな島で暮らすばかりのノア少年と話していくうちに、海賊どもをやっつけ、船を手に入れ、近くにヤクザの集う島があると聞きつけ向かうことに。

ハワイ近海には海賊が普通にいて、大砲打ち合ってるという世界線の話っていうね。

多分本編で語られていたであろうハワイの小さな島には核ゴミが大量に運び込まれていて、ヤクザたちがその後始末に当たっているのだとか。
7で、暴力団の大きな組は解散してるんですよね。
行き場を失ってしまったヤクザたちをどうするのかというのが、ひとつの流れとしてあるのだと思います。見てないからなんとも言えないんだけど。
近隣には海の荒くれどもが集うマッドランティスなる海賊バトルが行われる島があり、トレジャーハンターたちが長い間探し求めているお宝があり、少年の冒険に付き合うという目的もあり、真島吾郎はハワイと周辺の海を駆け巡って大暴れしていきます。


今回の主人公はずっとシリーズに重要なキャラクターとして登場し続けている真島吾郎なわけですが、記憶を失っているからか、単なる戦闘狂おじさんではなく、人の話をよく聞きよくツッコみ、もともとの人間性の良い部分からありとあらゆる事象に付き合う魅力的な人物になってます。
笑い方は「ヒヒッ」だし、暴れ出すとエゲつない技を繰り出したりもするけれど、基本的には男臭く、人間として大きく、柔軟な思考ですべてを受け入れ、どんな挑戦にも応じてぶっとばす爽快なお人でね。
正直、これは好きにならざるを得ない。
筋の通った器の大きな超元気で強い60歳。カラオケもするし、チャリで爆走するし、賞金稼ぎもし、海賊船の船長にもなり、ハワイのトロリーに乗って不審者を激写し続けたりもする。

いわゆる日本の繁華街、いかがわしい裏通りのギラギラした看板とかが結構しんどかったんだけど、今回は舞台がハワイなのでそういうのがなく、真島吾郎のカラっとしたキャラクターもあってかなり軽快な印象のゲームに仕上がってます。
物語の軸にあるのが、広い世界を観たいと願う少年へ寄り添うってことなのもかなり良くて、キャプテン真島の言葉はいちいち心に響くっていうね。人の手にドスを突き刺すような人なんだけどさ……。

少年ノアの声をやっているのが、ファーストサマーウイカさんなんですが、声優としてものすごく上手なのが最初のビックリ。プロみたい。
7の外伝ではほぼ本人として登場していたけど、今作では完璧な少年だし、少年の声でちゃんと歌ってるのもすごい。
あと、個人的にプラスだったのがロバートの秋山登場ですよ。好きなんだよね。
ただ、ミナト区女子のくだりは完全に本人じゃないのって感じで、いいやら悪いやらでしたw

他にもご本人モデルで登場している俳優さん、声だけ登場の方もいましたが、皆さんとても良かったです。わかんない人もいっぱいいましたが、お祭り感の強い作品に花を添えてました。

相変わらずミニゲームが多くてやりきれないだろって思いましたが、今回はトロフィーコンプがあんまり厳しくなくて助かりました。
麻雀とか花札とか将棋とか、わかんないんだけど、救済アイテムが充実していて理不尽な苦労をすることはなかったです。
海賊バトルの最後の敵はちょっと強すぎんかって感じでしたが、どうしても真島吾郎を勝たせたいと思ったお陰で無事勝利。

基本アクションが苦手なので、最後まで遊べるかなあって思ってたんですけども。
エルデンリングに比べたら別にたいしたことはないっていうね。
7はコマンド式でアクションできないみたいな悩みはなかったものの、時間がかかるという弱点もあって、アクションの方が楽でいいのかもという気分になりました。

キャプテン真島のファッションをいじるのも楽しく、スーツで決めたり、パーカーとジーンズでラフにハワイを歩かせたりと、良い感じにエンジョイできたのも良かったかな。
海賊船も電飾で派手にして、敵の船にぶつけるのが楽しかった。

物語は歌と踊りで始まり、歌と踊りで終わる陽気な仕様。
真島吾郎というキャラクターによく合ってるんじゃないのかな。
兄弟分である冴島も駆けつけてくれるし、子分たちもついてきてくれるし。
シリーズ通してのファンが聞いたら怒るのだろうか……。わからないけど、私個人としては大変良くできた楽しいゲームだと思います。
どうも「金玉」関連でバグがあるようですけども(きんぎょくって読むんだよコレ)、自分のプレイでは問題なく進めました。
不審者スナップおじさんから金玉もらっても、特になにも起きなかったよ。

文句はひとつだけあって、相変わらずカメラの動きがいまいちだと思う!
無駄にグルグルするというか、かなり酔う。
カラオケの画面でも酔う。動くものが多すぎるのかもしれない。
ばたばた動いているものをカメラが必死になって追いかけるから酔いやすいのかな。
7でもカメラだけは駄目だと思ったけど、8の外伝も変化なかったようです。
もうちょっとなんとかならないかな……。どうでしょうか、セガさん。
エルデンリングとかゼルダでは酔わないんだけどな。


エンディングの一番最後に入るシーンについては、8本編やっとくべきだったなって思いました。
なにがあったのかわかんなくってね……。これはちょっと申し訳ない気持ちだなあ。
なのでいつか機会があったら、8の本編で遊ぶかもしれません。

いや、いいゲームだったな。
キャプテン真島に乾杯!

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