遥か前に発売されたペルソナ3の完全リメイク版で、今年発売だったやつです。
いや、先に4Gやってて良かったなって思った。システムが近かったのでね。
きっちりリメイクされているお陰でビジュアルは非常に良く、プレイもサクサク。
5は赤、4は黄色とイメージカラーがはっきりしている通り、3も「青」でまとめられていて美しい。
リメイクされたものの当時の内容はそのままのようで、物語は2009年4月スタート、みんな持っているのはガラケーであり、舞台は東京23区の東側の様子。
5も東京が舞台だけど、主に23区の西側で動く感じだったので、似たような印象はない。
ペルソナはどれも同じフォーマットで話が進んでいくんだけど、3は3の不穏な始まり方をして、ずっと不安な感じでプレイしていきました。
一日の狭間に訪れる「影時間」に起きる異変に対応するためにちゃんと組織として活動しており、大人の存在があるっていうのが他と違う。その大人も途中でいなくなって、子供たちの青春と戦いの話になっていくのも良かった。
今回は満月のたびにボス戦になるというのと、それ以外は学園生活をこなしながら謎の塔タルタロスを攻略していくという流れ。
シンプルでわかりやすかったけど、タルタロス攻略は後半ちょっとダレた。
キャラクターの強化はタルタロスでするしかないし、いかなきゃペルソナも手に入らないから仕方ないんだけど。一生懸命プレイしたせいか、レベルを上げ過ぎてしまったようで、ボス戦ラクラクになっちゃったんだよね。
いざボス戦になった時はもう戦うしかないので、念のために強化しなきゃと思った結果そうなった感じ。
影時間に出現するシャドウたちを成敗する面々はまたもみんな可愛くて、どいつもこいつもちゃんと好きになりました。
3Dモデルの顔がやや幼いのが気になったかな。2Dの絵の方が好きだ。コロマルは本当に可愛い。
陽介や竜司と同じポジションである順平が、主人公への嫉妬を抑えきれない様子は特に好きで、キャラクターの配置はシリーズ通して同じような感じではあるけど、ちゃんと差があって良いなあと思いました。
ゆかりちゃんも複雑な心模様が丁寧に描かれていて良し。
アイギスの存在、天田君、先輩たちもそれぞれに良かったな。
とはいえ、ラストはしょんぼりの極みというか。
これは何年か寝かさないと再プレイできないやつだな、という気分です。今。
天田乾が明智吾郎と同一人物ではなんて説があるというのを見て、最初はそんなわけねーだろと思っていたけど、ラストまでやるとそれもあるかもという気持ちに。
青春と世界の救済と、人類の向かうべき道と、しっかり詰め込んであってペルソナは良いゲームですね。
5,4,3と遊びつくして満足したので、映画と執筆に戻ろうと思います。はい。
ちなみに今のところ、5が一番好きだな。ジョーカーは本当の都会の男であり、高校生ながらみんな大人で良かった。そんな感じ。
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