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2024-10-28(Mon)

メタファー:リファンタジオ

メタファー:リファンタジオ」をクリアしました!

ペルソナシリーズの制作チームの最新作で、王様になるために人々の信頼を集めていくというストーリーのロールプレイングゲーム。

今ではすっかり女神転生大好きなんだけど、ペルソナシリーズは1しかやってないっていうね。
2の前後編の前でなんか心が折れちゃって(理由は忘れた)、ついでにデビルサナマーシリーズもなんだかこう、当時の自分にはすんなり理解できなくって、縁がなかったんですが。
真・女神転生IV→ストレンジジャーニー→IVファイナル→V→VV とすっかり好きになりまして。
今回のメタファーに関しては、話がすごく気になったのでプレイしてみることに。

王様が死んだら王の魔法が発動して、国中のありとあらゆる者の中から最も民の信託を得た者を次の王にする……ですよ。

舞台となる王国には8つの種族が生きていて、主人公は最も迫害を受けし絶滅寸前の民、エルダ族。
強い呪いを受けて命を失う寸前の王子を助ける為に、呪いをかけた逆賊ルイを討つために立ち上がり、仲間たちと出会って、次の王を目指すことになる。

旅の途中で現れる余りにも強い敵の名がニンゲンだったり、8つの種族の力関係が非常に歪で、悲しくなる程の差別や虐待が行われているという悲しい世界観。
主人公は種族の壁を越え、仲間たちと手を取り合い、力を高めていくという。正統派のRPGでした。

多分ね、新しい世界観のペルソナだったんだと思います。
女神転生でもおなじみのプレスターンバトルのようなものが採用されていて、戦闘はものっすごくスピーディでテンポが良い。
画面の切り替わり方、UI、敵も味方も街中の様子もデザインが良く、各キャラクターの声も良かった。
しんどい展開が多いシナリオだったけど、その分胸を打つ言葉が多くて、単なるお涙ちょうだいになっていないところも良かったかな。
謎解き的な部分は信じられないくらい簡単で(ヒントがわかりやすい)、歯ごたえはないものの、その分サクサクサクサク進むので全体のバランスとしては良かったんじゃないかな。

話の展開は大きくひっくり返ったりびっくりしたりすることが多かったけど、心の底から意外なことはなかったかも。世界樹の迷宮で見たね、って光景もあったし。
アトラスには現世の文明は一度滅びるべきだと考える人しか入社できないのかもな、みたいな気分にはなりました。

主人公のお供の妖精ガリカの声が可愛くって、戦闘中も一生懸命アドバイスをくれるのが個人的にはとても良かった。あれだけわあわあ言ってくるのに邪魔に感じなかったのが素晴らしい。

種族的には一番安泰の戦士ストロールの誠実さ、元は近衛騎士であったヒュルケンベルグのお茶目な「うまし」の愛らしさ、ハイザメのびっくりした時の目とか、いいところがたくさん。
主人公は旅の途中で強い協力関係になる人物と出会うけど、その中ではアロンソが一番好きだな。
というか、インパクトが強いかな。もらい泣きしかけたからな。
旅の導き手の一人である、モアも良かった。モアの穏やかな声が良かったというか。
宿敵ルイの声もかっこよかったな。普段はあんまり音を出して遊ばないんですが、今回はPS4で遊んだので、声も結構じっくり聴いて、皆さん素晴らしいなと思いました。

ゲーム内の3Dモデルでキャラクターが動くのと、アニメとで切り替わる演出は正直好きではなくて、不満なのはそこだけかな。
絵柄がそのまんまならいいのかもしれないけど、なんというか、色合いとかいろいろ違うじゃない?あれが嫌なんだよね……。変な感じがしちゃって。

話は一本道の超王道系なので、再プレイするとしたら時間を置いてからかなあ。
二週目から戦える強敵がいるらしいんだけど、メガテン系の二週目の強敵ってハンパなく強いのでね。かえってストレスになりそうなので、とりあえずほっときます。

なんというか、また王になるゲームやってんな……って思いましたけども。
非常に満足度の高いゲームで、ペルソナもやってみようかしらなんて気持ちになりましたとさ。
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