こちらに感想を書いておこうかな。
本当は購入後わりとすぐにクリアしたんだけど
いろいろと衝撃的だったので寝かせてからブログにメモしようと思って。
ダンガンロンパは1からプレイしていて、とても好きなんですが
今回「スーパー」で「V3」なのは理由がよくわかってませんでした。
ワルノリなのかなあ、くらいでね。
だけどクリアしたら理由がハッキリわかって、わあすげえこと考えるなあ!
って感心しきりです。
今回はプロローグの映像もスパイシー。
そして1章に進んで、なんだかちょっとおかしいぞ
と思いつつも進めて、違和感がMAXになったところで衝撃のエンド。
ここで一度心が折れる人が多かったのではないかと推測します。
そのくらい1章はヤバかった。
1の体験版をプレイしていたら、製品版でうわーってなったんですが
あの時と同じかそれ以上のヤバみが溢れてましてね。
1章から1日置いて、2章へ。
2章もなんだかもうヤバかったですし、
3章ももうちょっと勘弁だなあって思いつつ、
4章で再びの超衝撃。
4章でまたバッキバキに心が折れてしまって、
どうしよっかなーもー ってなっちゃいました。
また1日置いて、なんとか5章へ。
ダンガンロンパは「誰かが死んでしまう」ことが前提なので
そう知っていてプレイしていかなきゃならないと思いつつ
遊んでいくうちに愛着が湧いてきてめっちゃツライっていう
本当に罪な作りのゲームなんです。
誰かが殺され、誰かが殺した。
どちらも消えて、仲間が減っていく。
わかっているけどツラい。マゾゲーですよね。
で、わかっているけど、今回は本気でしんどくてね。
ああ、こいつが死ぬの?って。
だけど今回は、なんだか妙な違和感があったんですよね。
世界観について。
受け入れがたい妙な感覚が溢れていて、
それが最終章でグワーッと明らかになっていく。
その最終章の造りが、今回は本当に反則でした。
その反則ぶりが、ダンガンロンパらしいなあって
最後はしみじみしてしまったし、
こんな内容なのに、物悲しい気分になるっていう摩訶不思議な感覚。
限定版のパッケージデザインについて、
タイトルのV3について、
これまでにましてハチャメチャなキャラクターたちについて
すべての謎が明かされるんだけど
あれが本当に真実なんだとしたら
こんなに悲しいことはない……
というのがすべての感想です。
でも、高校生だったらあり得るなあっていうのもあって。
「深く考えない」ことの罪深さを考えさせられるといいますか。
作品のすべてを否定したように取れる終わり方に見えますが
実際には一部の現実にあるやるせなさに対して
ものすごく皮肉をぶつけているように私は思いました。
そういうところが、「らしい」かなって。
ただのゲームを超えた、ただのゲームの皮をかぶった
ひとつの哲学になっちゃったかなあって感じです。
だけど、ちゃんとゲームなんだよね。
これはそうそう作れるものではないと、思います。
すごく素晴らしい作品だったなあって。
スタッフの皆さんに感謝感謝です。
オマケのダンジョンが面白すぎて、
ついつい1をやり直してしまったっていうね。
やるのならば、1と2は確実にプレイしてから。
本当に面白かったです。
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