この人人種差別問題とかに興味あるの?
みたいな視聴履歴になってきたなと思った一本。
どうしてこれを借りたのか覚えてないので、違います。
例によって実話をベースにしたもので、
アメリカの人種差別問題の闇の深さを浮き彫りにしているなーと。
今まで見た中で一番キツかったかもしれない。
KKKなんか変な頭巾かぶってる人達、
くらいにしか思ってなかったのにね……。
ほんとガチじゃないですかヤダー、です。
そう思える自分がいかに平和な暮らしをしてきたか、って話。
1964年アメリカ、ミシシッピー。
タイトル通り、ミシシッピーが燃える話。
3人の公民権活動家が行方不明になり、FBIが調査に来る。
2人は白人、1人は黒人。
正直言うと、FBIがそこまで頑張ってくれるもんかな、
っていうのが一番大きな感想。そこはまあ、映画だからってことなのかな。
とにかく、調査にやってきた捜査官の二人は、
街ぐるみで強烈な人種差別をする人達と対峙する。
ちょっと話しただけでボコボコにされ、
問題が大きくなればまとめて焼き討ち。
これがほんの50年前だなんて、という思いにどうしてもなっちゃう。
そして、いまだに、変わっていない人たちがいることに思いが向く。
自由の国といいつつ、色々あるね、アメリカ。
1960年代の話は本当にヘビーです。
ところで、ジーン・ハックマンが本当に格好良くて。
理想の刑事だなーって。
刑事じゃなくてFBIの人なんだけど。
デフォーももちろん良かったんだど
大人の男オーラに圧倒されてしまった一本でした。
PR