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2014-11-08(Sat)

「スコッターズ」

スコッターズ 不法占有者

どうして借りたのか覚えていないけれども、
とにかくDVDの盤面デザインやタイトルとは
ほんのちょっと違った印象の話。

若くしてホームレス生活(黒沢風にロジョーと言いたいところ)をしている二人
ジョナスとケリーが主人公。
高級住宅街でなにかいいもの落ちてないかなーと探していたジョナスは
たまたま「一ケ月留守にする」と話している女性を見つけ、
その家で夢のような暮らしを体験して……

というお話。

リッチなお家に入り込んで、男は金目のものを物色し、
憧れの生活を思うがままにやる。
女は、その家に暮らす家族のホームビデオをずっと見ている。
もともと居場所がなくて家を出ただけで、悪い子ではなかった。
という感じ。

夫婦と二人の子供たち。
子供が生まれてから成長していく過程を、ビデオを見て知っていく。
憧れていた暖かい家庭を、微笑みながら見つめるケリー。
それを見ているこっちは、ケリー可愛いなーという気分に。

そして、家中にある金目のものを売り払おうとして
たちの悪い男に引っ掛かる。ジョナスの方が。
うまくやったつもりだったが、売り払う前に家族が帰って来てしまい、計画は頓挫。

ジョナスとケリーは同じ場所で暮らしていたけれども、
生まれも育ちも思想もなにもかも違う。

裕福な家に生まれ、勘当されてしまったジョナス。
里子に出され、そこでも愛されず、暖かい家庭に憧れていたケリー。

うわーケリーがんばれ。がんばれ、幸せになってくれ……となってしまう映画。
物語は良いし、映像も悪くない。でも、なんかテンポが独特。
もたーっとしていて、緩い。
急の場面でも緩い。そこが味といえば味だし、弱点でもあるかな。
でも悪くはない。最高ではないけれど。

ケリー役のガブリエラ・ワイルドが可愛い!とにかく可愛い。
そしてヘビ顔の人めっちゃ怖かった。
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