なぜかマット・デイモンだと思わなかったマット様主演作。
マッチョの若者感がありすぎたからかな。40過ぎにはあんまり見えなかった。ご立派。
ジョディ・フォスターも出演しているよ!
取り残された汚れた地球と、その上にぽっかりと浮かぶ理想郷「エリジウム」。
宇宙にぽっかりと浮かんだそこは、緑が豊かにあふれ、あらゆる病とは無縁の場所。
一方、荒れ果ててしまった地球では、貧しい暮らしを強いられた人々が
エリジウムに憧れながら生きていた……みたいなSF。
ものすごくスタンダードなSFアクション映画だなあって感心してしまった。
物語は王道中の王道。
選ばれた人々しか行けない素敵な場所があって、
取り残された人々はなんとかしてそこへ潜り込みたいと願っていて
主人公の幼馴染の女性は、子供の病気を治したい(白血病)
主人公は上司の横暴にくるしみ、挙句の果てに「あと5日の命」になり、
エリジウムへ行く技術を持ったアンダーグラウンドなヤツらがいて、
エリジウムのお偉いさんはクーデターを考えていて、
宇宙へ行くためにちょっと無茶をして、
そしたらものすごい強敵が出てきて、
戦いながらなんとか目的地へ辿り着き、
そんで最後、これで「全員が救えるよ!」ってところで
それやったら主人公死んでしまいますよ!って事情がわかって……と。
こうして並べてみると、王道てんこ盛りだなあ。
でも、アクションはなかなか良い感じ。
SFの表現もいい感じで、警備用のロボットなんかもかなり好感触。
主人公が半サイボーグ化して強くなる展開も良かったね。
あの世紀末的なサイボーグ手術も良かったね。
幼馴染とのすれちがい、愛情を寄せ合って互いを思い合うラストも良い。
それで、最後は大団円。スッキリ。素晴らしい。
わかりやすくて、見本のようなSFアクション大作。
肩も凝らずにすいすいーっと見られました。
ただちょっぴりグロ表現あるので注意。
PR