というわけで久々に(でもないか)一本みた。
「リーガル・マインド~裏切りの法廷~」
サブタイトルの付け方が良くない。
確かに裏切りの法廷なんすけど、主題はまた別というか。
やりて女性弁護士のケイトは、ある事件で冤罪と気付かないまま
被告を死刑判決にまで追いやり、のちにそれが過ちであったと気が付いた。
ストレスから酒に溺れ、アルコール依存症になり、
仕事もボロボロ、ついでに娘の親権まで失いかけている状態。
保護観察中の彼女は社会奉仕の一環として
ある女性の弁護を引き受けるのだが……。
と言うお話。
ケイトがなかなか可哀想なんスよね。
真面目すぎるせいでうまくいかない典型的なタイプというか。
ちょっと前にみた「デンジャラス・バディ」の主人公とダブる。
殺人犯として収監されていた依頼人レイシーは
看守にレイプされるわ、殺人はしていない、ハメられたのだと涙ながらに訴える。
聞けば聞くほどアラの多い裁判であり、なんじゃこりゃとケイトは憤慨。
レイシーの無罪獲得のために動き出すわけですが、
これがねー、なんかもう全員クズ揃いで(後からしみじみ思う)
まともな人は被害者の母と、ケイトを助けてくれるおっちゃんだけじゃないの?みたいな。
ケイトは頑張ってレイシーを助けますが、
のちにそれが大間違いだったとまたまた判明。
脅されたり、枕を要求されたり、娘に嫌われたりとまあ
散々な目にあって泣いて泣いて、最後にふんがーと立ち上がるのです。
なんだかんだでちゃんと溜飲の下がるつくりでなによりでした。
しかしピュアな人が見たら「法廷腐ってんなー」って植えつけられる気もする。
レイシーさんの演技が素晴らしかったです。豹変しすぎw
にしても何故あんなに検察は雑な捜査をしたのやら。そこだけ納得いかぬ。
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