フランス産ゾンビ映画。
あらすじがあんまりな感じなので観てみました。
かつてはスター選手として名を馳せた主人公サム。
ところが色々あった挙句地元を捨て、パリにいったもので
故郷では相当な嫌われ者に。
そろそろ引退間近になって、久しぶりに試合のために故郷へ凱旋するが、
サムに恨みを持つ元・親友が、試合のために飲んだヘンテコな薬のせいで
ゾンビになったからさあ大変!
という話。
ツッコミどころが多すぎて、これがフランスの感じなのかなあと思いました。
映像の編集とか、見せ方はいいんだけど。
シナリオとか後半急に挟まれてくるギャグとかが「えっ?」ってなる感じ。
とにかく、映像はいいのに「こまけえことはどうでもいいんだな」って
思わされて、でもそれでちょっと笑ってしまったw
最初にゾンビ化してしまうのは、地元サッカー選手のジャノなんですが、
ドーピングだよーって注射を打つ(この注射の打ち方がまず衝撃的に雑)
突然発症からの、謎の白い液体を吐きまくり。
この吐瀉物で他の人もゾンビ化しちゃうんだけど、
ちょっとげえって吐き出すんじゃなくて、もうジャアジャアジャアジャア
顔にかけまくるんですよ……。
サムたちのチームがバスでやってくる時に、まずジャノをはねる→気づかず
選手を一人置いて行ってしまう→気づかず
ジャノがいないからとりあえず試合始めちゃおう!
あともう、フーリガンもどきの連中も酷いw
試合中のピッチがとにかく暗い。
ゾンビはなんとなく、生前好きだったものにこだわる、みたいな描写はあるんだけど
ええ、そうなるかあ?って感じで展開していき、
もうこの斜め上具合を楽しむしかないのかなって感じかなあ……?
ショーンオブザデッドの影響は、かなりあるのではないかと思いました。
途中で唐突に激しくグロを見せてきたりとかね。
ゾンビ大好きでなんでもみておきたい!って人以外は
そんなに見なくてもいいんじゃないかな……って感じでした。
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