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2014-10-24(Fri)

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

ウルフ・オブ・ウォールストリート

観たかったやつ。「ゼロ・グラビティ」を見に行った時に予告が出ていて
「アメリカン・ハッスル」とともに観たいな~って思った一本。

監督マーティン・スコセッシ、主演レオナルド・ディカプリオ。

若い頃の綺麗なディカプリオよりも、
小汚く味わい深くちょっとジャック・ニコルソンに似てきた今のディカプリオが良い。

実話をベースにしているけどフィクションだよ、という体だけど
いやー、実話かと思うと嫌だわーポイント超高め。
ゴージャスだけど、無茶苦茶過ぎてw
とか思っていたら、最後に出てきた司会者の方がベルフォートご本人だとか。
いやはや、すごいわ……。

今回はTSUTAYAさんの袋に偽りなしで、3時間近い大作だった。
長いけれど、すごいテンションで最後まで突き抜ける。

金と女とドラッグと。
ちょっと古い時代を舞台にした映画は、本当に無茶苦茶にこれを全部やる。
と、最近ちょっと痛感している。
ドラッグやばいね。体壊さないのかなあ?
あと、あんなに女をとっかえひっかえして遊びまくって
病気しないんでしょうかね(淋病完治記念とか言ってたけどさ!)。

なんて無駄な心配を画面の中の人物たちにしつつ、
最後まで見入ってしまった。
船で遭難するシーンは吹いた。

ほぼインチキの証券会社を興して栄華を極め、転落するある男の話なんだけども、
映像がソリッドで音楽が非常に良い。まとめてセンスが良く、見ていて楽しかった。
こんな人間には絶対なってはいけないよ、と子供にしっかり教えていかなきゃだよね。

で、ここまで出来る人は、仕事を失ってもどうにかなるのだなと。
たとえばジャパネットたかたの社長さんが失職したとしても、
あの話術があれば再び返り咲きできるようになるって確信できる。
そういう感じ。

とにかくお下劣なシーンが多いのに、目を逸らさずに見ていられるのは監督の力であり
あんなに悪いやつなのになぜか味方したくなる瞬間があるので
ディカプリオ様の演技のお蔭でしょう。

そしてジョナ・ヒルだよ!
この人ジョナ・ヒルかなー……いや、彼は結構若かったはずだよな……
と思ったらジョナ・ヒルでした。30歳なのにw 
彼も大変素晴らしかった。21ジャンプストリートの時と全然違っててこちらも衝撃。

船のシーンのBGMは反則だな、と思った。見て良かった。良かった。
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