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2014-10-18(Sat)

「ヒューゴの不思議な発明」「ラスト・ホリデイ」

まとめて2本。

ヒューゴの不思議な発明

先月観た「エンダーのゲーム」の主演の子がやってるということで。
あと、監督がマーティン・スコセッシ。よし。

原題は「HUGO」で、確かに
「これはヒューゴの発明じゃないからタイトル変じゃね?」
みたいな気分に。ヒューゴは別に発明しませんし。
こういうタイトルにしたいなら「ヒューゴの素晴らしい修理」とかかな?

映像がとにかく美しい。町並み、駅の中、劇中のフィルムなど。
不思議な世界観、現代とは違った世界線で繰り広げられるアレコレ
全部良かったです。

クロエ・グレース・モレッツはちょっと強そうすぎるかなー。
可愛いんだけど、もうちょっと可憐な感じの子でも良かったかなー
とか思いつつ、最後まで楽しかった。
正統派のファンタジー(子供向け)という感じ。
清らかなメルヘンというか。とにかく美しかった。

もうひとつ「ラスト・ホリデイ

クイーン・ラティファが好きなので。
と思ってみたら、かなり楽しいいわゆる洋画のコメディらしい
勘違いが高速回転していい感じになるストーリーなんだけど
「こんなに大人しいクイーン・ラティファをはじめて見たぜ!」
みたいな感じだった。

あるアクシデントから病院で診察を受け
「余命はあと3週間程度」と言われてしまった超地味で謙虚な主人公ジョージアが
最後くらいぱーっとやろうと決めて憧れのホテルに行き、
憧れのシェフの料理を食べ、贅沢三昧を尽くす。
で、同じタイミングで現地にやってきた
元勤務先の社長と地元の議員が「あのセレブは誰なのだ」と勘違いする。

これ、余命はきっと間違いだなっていうのは早いうちに気が付く(元気すぎ)けど
この間違いをきっかけに大勢の人生が良い方向へ転がり始める。
大人しく知的なクイーン・ラティファの抑えた演技がまた良い感じ。

憧れの彼、不倫中の社長秘書、地元そっちのけの議員などなど
いろんなところに影響を及ぼした上で、見事なハッピーエンド。

ホテルのシェフが、嬉しそうに料理をたいらげるジョージアによろこぶんだよね。
あれはダメ、あれは入れないでくれ、っていうわがままな客の相手はこりごりしてたんだろう。
最後一緒に厨房に立ってるあたり、見ていてほっこり楽しい気分に。

いつもは派手な衣装でガンガン歌いまくる人なので(ラッパーだし)
新鮮な気分になりました。隠れた名作だった。見て良かった。
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