「ミニオンズ」
たまたまやっていた前作、「ミニオンズ危機一髪」をみたら面白かったので、
一作目の「怪盗グルー」も借りて、いざ映画館へ。
人気なようで満席でした。
館内はちびっこが多かったけれど、予告は「ジュラシックワールド」とか
「ミッションインポッシブル」とかで「こわいよ~」と声が上がる。
ようやく子供向け映画の予告が出たと思ったら
ちょっとリアルな「ガンバの冒険」はなんだかとても妙な感じ……。
それはまあおいといて!
ミニオンズは現在、怪盗グルーのもとで下働きをしており、
一作目では月泥棒を敢行し、二作目ではうっかり怪生物へ変身させられたり
お茶目な様子をバリバリと見せてくれて大変ラブリーな感じ。
映像の見せ方はとてもスピーディかつセンスが良くて、
笑いについてはちょっぴり子供向け。
映像的にはこどもも楽しくて、ネタ的には大人が見ても面白い感じと
なかなかハイブリッドなアニメーションなのです。
今回はミニオンズそのものの生まれについてと、
グルーのもとに辿り着くまでの物語。
地球上に生まれ出た時から、強者に惹かれるDNAを備えていたミニオンズ。
けれどあんまり後先考えずに浮かれた行動をするために、
せっかく見つけたボスにとどめを刺すという歴史を繰り返してきて、
雪山に籠もる→やっぱボスが欲しいよ~!
ということで代表して3人が外界へ飛び出し、自分たちに相応しいボスを探すと。
悲しいシーンもくすっと笑える細かいネタを入れつつ、
ファンキーな登場人物がところ狭しと暴れまわっていて、
見ているだけで楽しい映画でした。
今回、ミニオンズがボスにしたくなってしまう最凶の女性スカーレット、
最初は萬田久子、声をあてるの上達したよなあ!って思ってたら
天海祐希さんでホント申し訳ございませんでした……。
あと、グルーの声が笑福亭鶴瓶なんだよね……。これがはっきりとイマイチで、
そやな、とか言わないで欲しくてたまらなかったんだけど、
グルーの出番はほとんどないのでまあ、よしとする。
最後に出演した時は彼もだいぶ若かったので、これ、声は若い人でも良かったのでは……と。
不満はそこだけで、他は全部良かった!
ミニオン語も面白いんだけど、今回吹き替え版で見たら
あれは多分日本語対応されていたんだよね?
いちいちナカマー なんとかバナナとか、ちゃんとしてて微笑ましかったです。
と思っていたら、ミニオン語は世界共通だそうで……
単にバイリンガルなだけだったのね、ミニオンたち。
最初に出てきた悪党大会に向かっていた家族の声、バナナマンのお二人だったみたいですが
彼らもとても上手で好感。
エリザベス女王の愛嬌たっぷりな扱いといい、センスいいなあと。
一番好きだったのは、スカーレットの夫のハーブが、
ミニオンたち3人に秘密兵器を渡す場面。
それぞれの名前を適当にアレンジして呼ぶのがすごくツボで、
結構ハーブの出てくるところで笑ってしまった。
まわりのこどもたちは笑ってなかったけどw
これはDVDもありだな、と思う次第です。
3Dの字幕で見たかったな!
「ミニオンズ」
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