まずは「キッド」
チャップリンのじゃなくて、ブルース・ウイリス主演。
あらすじが気になって見たんだけども、ディズニーが制作しているせいか
画面中から漂うディズニー臭に眉間にしわが寄るばかり。あと、音楽。
ずっと夢の国でアクシデント発生中♡みたいな音楽が鳴ってて、
いらいらしたので20分くらいでやめました。
多分子供時代の自分をすったもんだあって、いい人になるんだと思う。おわり。
「怪盗グルーのミニオン危機一髪」
今新作が公開中なので、なんとなーく気が向いて。
あの黄色いのなんなんだろうな、スポンジボブみたいな感じかなって。
そうしたら、これが結構面白い。
もちろん、コテコテのアメリカンなアニメーションの部分はあって
文化の違いをひしひしと感じるんだけれども、
笑いのセンスがソリッドでマッチしてトゥーインタレスティング。
グルーの足ほっそ!と思いつつ、楽しかった。
日本語吹き替えで見なくて良かったと思った。
「ビッグリボウスキ」
ソリッドなことで有名なコーエン兄弟の作品。
ちょうどWOWOWでコーエン兄弟祭りをしていたので、視聴してみた。
主人公のデュード(自称であって本名ではない)が
たまたま大富豪と同姓同名で、彼の妻の誘拐事件に巻き込まれてしまうという話。
面白かった。デュードの駄目っぷりがすごいし、
なによりも台詞の「メ~ン」がものすごく気になるw
なあお前ら!みたいな感じなのかな、メーン。
友人のウォルターのでしゃばり具合がものすごくツボだし、
出てくるやつらホントもう全員どうしようもなくて、
でもなんというか、ただアホなだけではない、不思議な映画。
コメディの皮をかぶった人間哲学、といった印象でした。
「ママはレスリング・クイーン」
フランス映画。
刑期を終えて出てきた主人公ローズはシングルマザー。
息子と一緒に暮らしたいものの、拒否されてしまう。
息子がプロレスファンだとしったローズは、関心をもってもらおうと
就職先のスーパーの仲間と一緒にプロレスに挑む……みたいな話。
フランス語のムシュフシュ~な響きに慣れないくらいで
とても王道で邦画っぽい印象を受けるの巻。
スーパーの仲間がみんな結構年が上なので、
ひょっとしたら熟女好きにはたまらない内容かもしれない。
フランスとプロレスってあんまりイメージが結びつかなかったものの
現地では結構人気がある様子。
主人公たちが参考にするのはアメリカの女子プロレスなんだけどw
(ド派手なディーバたちの映像を見てキャアキャア言う)
最後はメキシコからやってきたルチャ・リブレ軍団と戦って、終わり。
ガチなプロレスラーとレジのおばちゃんたちの戦いに納得。
彼女たちにプロレスを仕込む、往年の名選手って設定も良かった。
「FACEBOOKで大逆転!」
FBをはじめとするSNSにどっぷり生活を食い荒らされている主人公が、
友達の数を気にしすぎて、自分が死んだらどのくらい人が来てくれるのか
試す為に偽の葬式を執り行うという話。
タイトルに超偽りありで、特に大逆転はない。
FBやツイッターに投稿するネタを探すために、
駐禁車両だの街のトラブルだのを撮影してはほくそえんでおり、
主人公は本当にクソみたいな男。
内容としては結構ありがちな話なんだけれども(特にエンディングに関しては想定通り)
この映画のいいところは翻訳。
ネットスラングをうまく取り入れていて、思わず笑ってしまう。
そんな感じ。
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