1995年ハリウッド作品。
主演はロビン・ウィリアムズでお久しぶりな気分になりました。
お父さんとうまくいってない多感な時期の少年が、
たまたま土の中から発見したひとつのボードゲーム。
遊ぶつもりってほどじゃなかったけど、
サイコロを振ったらスタートしてしまって、
中央に浮かび上がった文字通りの出来事が起きてしまう。
それがまた、とんでもないことばっかりで、
クリアしない限り消えないというトンデモ仕様だった……
というお話。
ゲームの名前がジュマンジで、そのまま映画のタイトルになっている。
このタイトルだけはやたらとインパクトがあって覚えていたけど
映画自体はみていなかったのでWOWOWありがとう的な感じで視聴。
ものすごくわかりやすいエンタメ作品で、面白かった。
こんなゲーム絶対やりたくないよってな呪いのボードだよね。
ジュマンジの世界は荒っぽいジャングルと獣で構成されていて、
主人公を心配してやってきた幼馴染のサラがまず、
吸血コウモリの大群に襲われる。
次にサイコロを振ってしまった主人公のアランは
「誰かが5か8を出すまでジャングルで待つ」。
それから26年、アランが住んでいた屋敷は廃屋になっており、
そこへやってきたのがノラという女性。
兄夫婦が事故で亡くなり、ジュディとピーターという姉弟を引き取って
ここでペンションでもやろうと考えているのだが、
引っ越し2日目に姉弟は学校をサボることに。
ジュマンジはプレイヤーがいないと、ドコドンドコドン太鼓を鳴らして
人を呼び寄せるという呪い仕様だから。
うっかりゲームを始めてしまった姉弟は暴れサルやらライオンに襲われてしまうも、
ピーターが「5」を出したお陰でアランが帰還。
完全にターザンと化したアランは、家が他人のものになり、
父の事業が失敗し、それどころか母とともに既に故人になっていたという
現実に打ちのめされてしまう。
毒性の強い蚊や野生の生き物たちを追い払うためには
ゲームを最後までやらなければならない。
アランはなんとか説得できたものの、サイコロを振っても反応はなく、
ボードの上には4人分のコマが……と幼馴染のサラを強引にさらって参加させる。
プレイするだけでも超大変なジュマンジを、4人はクリアできるのか!
という愉快な物語でした。
野生の生き物や特殊な植物などに関しては、
CGのレベルの黎明期具合がかわいらしくてなんだかほっこり。
あとは、ロボットとかでなんとかしてるのかな。クモがいい味だしてる。
町が混乱に陥って、ドサクサに紛れて窃盗してる人が多いところなんかも
多少時代を感じたかなあ。
子供がみたら楽しい映画だと思いました。
ロビン・ウィリアムズが若くてね。
いい役者だったなあって少ししんみりもしました。
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