オランダ映画。
突如としてインストールされた謎のアプリのせいで、
女子大生がヒャーンとなる話。オランダ映画。
イギリス・イタリア・フランス・ドイツあたりとは一味違う、
オランダ・デンマークおよび北欧の映画勢に最近ちょっとワクワクしてるんすけど。
今回は、スマートフォンの便利さにおぼれてやいませんか、みなさん
みたいな作品だったと思います。
多分だけど、映画館でみたらアプリの連動があってもっと怖かったのかな。
冒頭で、一人の女性が呆然としながら線路に侵入するところからスタート。
そして、主人公のアナ。
友人とルームシェアしながら、大学に通っている女の子。
弟が事故にあって、今は一生懸命リハビリ中。
片時もスマートフォンを離さない生活をしているんだけど、
新入り(元カレだった)の開催したパーティに参加した次の日の朝、
唐突に妙なアプリがインストールされる。
それが、やたらと話しかけてくるわ削除できないわで、じわじわ追いつめられるんですが。
勝手に入り込んでくるアプリケーションに対する無防備さとか
日常化から切り離せないゆえに起きるあれこれにうわあって気分に。
おいてきゃいいじゃん!って思うんだけど、アナは決して手放さないんです、スマホ。
ただこの話、スマホが……ってだけの話ではなく、
怨念的なホラー要素もがっつり入ってきて、
最終的には超常現象もいろいろ起きます。
それで結局、アプリは進化しちゃったのかなあ。
お化けの復讐は終わったはずが、最後の最後までウワハハハハ!ってなっちゃって。
前にみた「Offline」でも思いましたが、
全部が全部コンピュータ制御されているっていうのは、
悪意のある誰かの手に落ちた時サイアクだよねっていう
そういう話ですなって感じです。
面白かったかと言われると、そこまででは……って感じかな?
まあまあでした。
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