これ系のタイトル結構多いなあ、なんて思いつつ、
マジシャン版を観てみた。
小さい頃、誕生日にもらった手品セット。
そこから簡単な手品を覚えて、学校で披露したら、
友達が出来て……。周囲からいじめられていた二人の間には友情が芽生え、
バートとアントンは二人組のマジシャンとして、ラスベガスでショーをしている。
有名でリッチな二人だが、もう30年も一緒にやっていて、
そろそろお互いに飽き飽き、みたいなところから物語はスタート。
古き良きといえば聞こえはいいものの、バートたちのマジックはちょっと古臭い。
そこに、過激さを売りにした新手のマジシャン、スティーブ・グレイが現れる。
WEBで過激動画を垂れ流すスティーブの方が注目を浴び始め、
二人の舞台は客が減り、自分達もなにか話題を集めようと
体を張った催しをするが失敗、仲も険悪になり、リッチな暮らしは終わりを迎える。
長い間いい暮らしをしていたせいで、突然の無一文生活にバートは慣れない。
仕事を求めてあちこちまわり、辿り着いた先は老人ホーム。
そこで、昔憧れていた「手品セット」のひとに出会って~~~
みたいな感じ。
最後はもちろん、友情を取り戻した上、過激なだけで人間的にはいただけない
スティーブも倒すよ、みたいな。
話はベタ過ぎであり、スティーブの最後は正直「それどーよ」なんだよなあ。
マジシャンなのか、ただの過激なユーチューバーなのか。
曖昧な位置づけ過ぎてちょっとね。
ただこのライバルのスティーブをやっていたのはジム・キャリーで
やっぱちょっとヘンテコな役やらせたらすごいなあって思います。はい。
作品そのものは、もうちょっとなんとかなっただろと言いたい。
最後のキャストのフォントとかは良かったです。
あと、ホテルが爆破されたシーンはちょっと良かった。
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