「マトリックス」は凄まじく視覚的に訴えてくる作品で、
公開当時、事前の情報でワクワクして、
妹と一緒に観に行って、そのあと更に友人とも観に行ってしまった、
自分史上なかなかない、劇場につい2回以上行ってしまった作品だった。
(あとは「アバター」とか)
マシンガン撮影という、スローモーションとはまったく違う
あまりにもスタイリッシュな見せ方にすっかりやられてしまって、
アニメ嫌いなのにアニマトリックスもみて、
続編のリローデッドもワックワクでみにいったものでした。
ところが、リローデッドがかなり恋愛に比重を置くものだったのが
かなり期待外れだった上、もう忘れてしまったけれど結構ガッカリさせられて、
それで三作目、これで完結だってのにレボリューションは観に行ってなかった!
ので、今回WOWOWが放送してくれたのでみてみることに。
まず思ったのが、リローデッドの直後から速攻で始まるので
(おさらいが一切ない)
どーゆう状況だったかなーこれはー という戸惑いからスタート。
ネオはひとりでなんかわかんない場所にいて、
その他のみんなは敵の総攻撃に備えなきゃならなくててんやわんや。
大事な兵器を搭載した船を回収しなきゃなんないらしく、
でもネオはひとりで敵の総本山に殴り込みにいく決心がついたようで、
それでわあわあやって、一人死んで、トリニティピンチ、ネオは目をやられ、
あー人類が滅びちゃう~~~からの、増殖の極みまでいったエージェント・スミスと対決。
みたいな感じかな。
スミスはバグみたいなもんで、それをネオが修正したというか、
最後に内部に入り込まれたのを利用してスパーク、みたいな。
細かい説明はないので、多分こういうことなのかな、と想像していくしかない。
最終的に機械からの攻撃はやんでイエーイってなったけど、
あのあと人類は一体どんな道を歩むのやら……。
でも、トリニティだけが見た本当の空の色は、綺麗だったよね。
面白いとか面白くないは置いといて、最終作をみたので満足。
ただ、説明不足は否めないかなと思うし、最後の最後でアクションがほとんどないのはちょっとね。
「ネバーエンディングストーリー」
多分昔みたんだけど、いかんせん古いので、
少年が白い竜に乗ってるイメージ以外なにも覚えていなかった。
ので、改めてみてみました。
母を失って、生活にすっかりうんざりしている少年バスチアンが主人公。
いじめっこに追われて逃げ込んだ書店で、店主から気になる本を紹介されて
こっそりそれを持ち出し、学校の隠し部屋のような場所で読んでいく。
おもったよりもファンシーな話で、
最初に出てきた岩の巨人とかかたつむりとか、
登場する人間じゃないひとたちは造形がみんないい感じ。
ラッキードラゴンだけがちょっと気持ち悪いかなw
そういえば小さい頃に見た時も、納得いかなかったのを思い出したり。
本を読んでいるバスチアンと、本の主人公アトレイユが少しずつ近づき、
世界が同化していくような感じはとてもいい。
頑張ったのに努力が実らず、ファンタージェンがたった一粒の砂のかけらになってしまうのは
悲しくて、でもその後の復活が、母を失った悲しみの癒しにも通じていて、
夢や希望で世界をよみがえらせるっていうのはこれまたいいんだけど、
最後にあんなイージーな仕返しをするのはいかがなものか。
子供の頃なら、あれで単純に笑ったんだろうけどなあ。
今となっては、そんな終わり方やめてほしいなあって思うものですねw
にしても、アトレイユと女王様の女の子、美しくてビックリ。
きれいな子供って、夢があっていいなって。強く思いました。
PR