忍者ブログ

2016-04-09(Sat)

「ベアリー・リーサル」

ベアリー・リーサル

2015年アメリカ作品。

あらすじというか、設定がいいんですよ。
孤児の女の子をこっそり集めて、完全無欠の諜報員として育てているという設定がね。
可愛い幼い女の子に銃器の扱い方、戦闘技術、車の運転なんかを仕込んで、ターゲットのもとへ送り込むっていう設定にロマンがある。

映画の最初に可愛い女の子たちが訓練しているシーンがあるんですが、これがね。いいのね。
でもそこがクライマックスだったかもw

主人公のメーガンは訓練施設じゃナンバーワンの実力の持ち主なんですが、
殺伐とした施設育ちのわりに愛にあふれた女の子でして。
使命を受けて外界へ出た後、「普通の女の子」目指して頑張っちゃうんです。
アメリカの青春映画だのドラマだのを見まくり、ティーン向けの雑誌を読み漁って、
心だけはなんちゃって女子高生に。
任務で軽くしくじったのを機に普通の高校へまんまと潜入するも、
教官から追いかけられ、ライバルからの嫉妬攻撃にもあい、
伝説のナンバーワンだったジェシカ・アルバに狙われちゃうっていう……。


で、設定はかなりいい感じなんですけども
なんかもう、全体的にすごく緩いんだよね……。
すごい戦闘マシーン、凄腕諜報員っぽい雰囲気を出し切れてなくて
高校デビューに失敗したり、逆にみんなに見直されたりなどなど
どっちの要素も緩くて見ていて失笑しちゃうというか。

ほほえましい、と言い換えることもできるかも?
どっちかだけでもとがっていてくれたら……!と思わずにいられない。
せめてヒット・ガールくらいやってくれたら(無理かな)
という印象。惜しい映画でした。

女の子たちの戦闘訓練がみたい人は、ぜひ。
序盤だけだけどね!
PR

この記事にコメントする

Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字