1999年作品。主演はジョディ・フォスターとチョウ・ユンファ。
実在の英国人女性の手記をもとに作られた小説をもとにした作品で
ミュージカル化もされているんだけど(「王様と私」)、
初めて見ました。
現在はタイであるところのシャム王国の王様に、
王子の家庭教師として英国人女性(未亡人)が招かれ、
異文化、近代化のために交流するというお話。
史実とは違うところもあるようですけど、
とりあえず映画についてだけ。
とにかく、ジョディ・フォスターが愛らしいですよね。
チョウ・ユンファの王様感もとてもいい感じなんだけど、
ジョディがいいよね……。
一夫一婦制と一夫多妻制、奴隷制度や、戦争、クーデターなどなど
時代の流れが大きくうねる中で、自分たちも変わらなければと
異国人を招き入れる王様は賢く、
だけど全員が全員ついてこれるわけでもないとわかっていて、
アンナの賢さ、意見の鋭さを受け入れたり、撥ねたり、
色々です。見ていて思い出しのは「王家の紋章」で、
強いばっかりのエジプトの王に「キリストの愛」を説いたり、
生意気だがそこがいいと思わせたりと。
異文化交流の味わいが全部入っているのではないかと思います。
衣装や宮殿のつくりこみがとてもいい感じで、
映像だけでも見ごたえがありました。
いや、ジョディ・フォスターいいよね。
今はだいぶお年を召していらっしゃいますけども、
それでもまだキュートな印象で。童顔なのかな。
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