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2021-12-02(Thu)

真・女神転生 V

真・女神転生Vをプレイしました。

スーパーファミコンみたいな価格なんだよなあ……と愚痴っていたら、誕生日が近いしとプレゼントしてもらえたっていう。ラッキー。

女神転生好きな感じでツイートとかしてますが、実際やり始めたのはⅣから。
ペルソナは1しかやってないし、デビルサマナーも全然馴染めなくて挫折したクチ。
でも、Ⅳはオススメされた結果かなり遊びやすくなってて、全ルートクリアしたし、FINALも遊んだし、勢いでストレンジジャーニーも遊んですっかりお気に入りに。

毎回東京を中心に滅びを迎える世界が舞台ですが、今回もそのまんま。
世界はもう既に滅びているんだけど、じゃあ、この後どーする?
って内容で、本当にドライで、救いがほぼなくて、良かったです。
変に人間を助けなきゃ! みたいなのっておかしいもんね。
だってもう世界はダメになってるんだもの。
人間のものじゃなくなってしまったんだもの。
みたいな感じです。宗教が入り乱れているところが違いますが、デビルマンの世界なんだよねえ。

あれだけとっつきにくかったゲームを、雰囲気はそのまま遊びやすくしたのはすごい。
これまでの、さまざまなデザイナーが手掛けた2D絵が混じっていた不快感がかなり払拭されたのもポイント高い。
周回プレイも内容が選べて、サックサク進めるのは良いですね。


登場人物はものすごーく少ないし、主人公が本当にスタンドアローンって感じなのが良いです。
戦闘で主人公が倒れてしまったら即ゲームオーバーなのも、セーブしたところからやり直しなのも良し。

今回一番気に入ったのは、ゲームオーバー画面です。
主人公が力尽きて、倒れて、「駄目だったね……」って感じでふわーっと終わるのがものすごく良いです。大好きな演出です。

誰かが退場する時の演出もどえらいドライ感で、これはね、素晴らしいです。
長々語ったり、未練がましく映しすぎたり、余計な人間関係のあれこれを見せつけてこない。
美学にあふれた造りで、一回目のエンディングもものっすごい簡素。
だって世界は滅びたんだもんなあって、納得するしかないよね。


この感じが嫌だという意見があっても、御尤もでしかないと理解できるところも良いです。
いいゲームをプレイしたなあって感じ。いい気分です。
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