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2016-12-15(Thu)

「オーケストラ!」

「オーケストラ!」

2009年フランスの映画。

もともとはボリショイ交響楽団の指揮者であったアンドレイ。
30年前にあった政治的な問題がもとでその座を追われ、
今では楽団の清掃員として働いている。
彼だけではなく、方針に従わなかった団員はみな奏者ではない
雑用なんかをしながら、それでも音楽に焦がれながら暮らしているというシーンからスタート。

フランスのある劇場から、演奏の依頼のFAXを勝手に受け取り、
かつての仲間たちとボリショイ交響楽団として演奏しに行こう……

そういうコメディなのかなーなんて思っておりましたが
実際にはもっと強いメッセージ性のある映画でしたね。
ヨーロッパの周辺国が抱えている事情、地続きで国がつながっているというのは
なかなか面倒だったりするんだろうなあって思わされます。

アンドレイはフランスのバイオリニスト、アンヌ=マリーを指名し、
オーケストラと一緒に演奏したいとお願いします。
へんてこな楽団と、アンドレイの語ったチャイコフスキーへの異常なまでの思い、
彼の抱えた重たい過去などにちょっと引かれちゃうんですけども、
彼女はアンドレイたちの大切な仲間の娘で、どうしても一緒に演奏したいんです。

アンヌ=マリーの両親への思いを利用する形で、演奏当日を迎えます。

オーケストラの仲間たちはみんな腐った生活をしていて、最初はグダグダ。
ちゃんと集まるかどうか不安だったものの、
アンヌ=マリーの中にかつての仲間の姿を見出して、
演奏が始まって心を一つに重ねます。

やっぱり役者さんがやっているので、レビューなんかみると
動きがダメとかなってないとか、こうるさい意見が散見されますけども、
そういうところには目を瞑ってみるととても素敵な映画だと思います。本当に。

アンヌ=マリーの演奏が始まった瞬間、
楽団を追われた人たちの心に灯がともって、
本当に音楽を愛していて、ずっと忘れられずに生きてきたんだと、
もう失われてしまった大切な仲間への思いが背中を強く押してきて
すべての音が重なって美しいメロディを作っていくんだと。
音楽がどうしてこの世界にあるのか、ほんの少しだけわかるような気がしました。

人間を動かすのは、やっぱり理屈とか物質じゃないんだろうななんて
ヴァイオリン交響曲の演奏の中で少しだけ見せられる彼らの未来に安堵しながら
考えてしまいました。あんま細かいこと言わない人にはぜひおすすめしたい一本です。

コメディはあんまり合わないけど、フランス映画はいいですね。
あまり感情的にならないというか、冷静な視線で淡々と、
文学的な見せ方をしてくれるのがいいと思います。
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2016-11-15(Tue)

「エール!」

エール!

2014年のフランス映画。
青春映画ですね。すごくよかった。
久しぶりに映画を見て泣きました。


フランスの片田舎で酪農を営む一家。
父と母、姉と弟。四人の家族は、娘であるポーラ以外全員耳が聞こえない。
とても明るく、団結力のある素敵な一家なんだけど、
両親と弟の話をほかの人々に伝える役目はポーラが負っている。
市場でチーズを売る時に客と話すのも、商売相手と電話で話すのも。
ポーラは聡明で働き者の少女なんですが、ごく普通の高校生でもある。
学校で始めたコーラスの活動に参加すると、
音楽教師から才能を認められてパリの学校へ通ってはどうか
(通うための試験を受けてみてはどうか)と提案される。

けれどポーラが去れば、家族はきっと困るだろう。
自分の夢と人生、自分がいなければきっと大変であろう家族。
まだわずか十数年しか生きていない彼女は、悩んで、ぶつかって、そして結論を出す。
そういうお話。

そこまでたくさん見てきたわけではないんですが、
フランス映画は本当にフランス、って感じがするんだよね。
日本ともアメリカとも全然違う。もちろんイギリスともドイツとも、どことも違う
完全なるフランス色だなって思うんです。

以前「八日目」という映画を見て思ったんですが、
フランスの人って障碍を抱えている人に対しても本当にまっすぐですよね。
もってるもんは仕方ないじゃない。そういう人生なんでしょ?って。
見ぬふりとか、極端に親切にするとか、そういう雰囲気があまり感じられない。
ものすごく対等な印象がするんです。

この映画もそうで、障害を抱えた主人公一家側もものすごくまっすぐ。
村の農地をつぶされてたまるかという思いからお父さんが村長に立候補するし、
家族はみんなで協力しあわなきゃダメ、
女の子は年頃になったら男の一人や二人できなきゃ、
医者にやるなって言われても愛の営みはやめないし、
彼氏ができたら即座に「もうやったのか?」と、なる。
そもそもすべてのものに対してストレートなのかな。
両親が医者にかかる時の通訳も娘がしていて、
夫婦の性生活をどストレートに伝えている姿をみて
おうってなりましたよ。
オープンかつストレート。
これがフランスなのかと、私の中にはちょっとイメージができつつある。
(違っていたら申し訳ないし、全部が全部そうだとはさすがに思ってはいなんですけどね)

耳が聞こえない家族に対して、ポーラは歌いたいと言い出せません。
家から出ることになれば困るだろうとわかっているから、なかなか決意できない。
自分の人生が大切だと理解して決意してみれば、
母からはかなり強烈な否定の言葉を投げかけられる。

あなたが生まれた時、耳が聞こえると教えられて絶望した、と。
うまく育てられないだろうと自信がなくなったって、言われちゃうんです。

お母さんの言葉はめちゃくちゃなんですけど、
それに対するお父さんの慰めもなんだか不思議なもので。

耳が聞こえないかもしれないんだから、同じように育てればいいよって。

でもね、聞こえるんです、ポーラは。
それに、歌がうまいんです。

家族がポーラのコーラスの舞台を見に来たシーンは、本当に胸が詰まりました。
いきいきと歌う高校生たちの声が、途中でふっと消えてしまいます。
家族に見えている光景は、こうなんですよと。
なんの説明もなく差し込まれてね。
ああ、そうなんだよな。音がない世界って、あるんだなって。
それが悲しいとか、辛いとか、そういう表現の仕方ではなくて、
この人たちにとってはこうなんです、と淡々と見せつけられる。

歌に喜びを見出す娘の世界を、家族はわからない。体感できない。
それはもう、絶対に仕方ないことなんですよね。

お母さんは、娘が家族を捨てようとすることをどうにも許せないし、
自責の念がある。自分が愛し育てた赤ちゃんが、なぜいなくなるのと。

だけどお父さんは、娘の姿に感じるものがあったんでしょう。
舞台のあった日の夜中、胸に手を当てて、歌ってくれっていうんです。
声は聞こえなくても、歌のエッセンスは感じとったのかな。
どんな歌詞だったのか聞いて、考えて、試験を受けにいけって
ギリギリで家族で送り出すんです。

で、最後。ぎりぎりでオーディションに参加させてもらったポーラは
選曲が地味すぎて審査員に鼻で笑われちゃったりする。
だけど音楽の先生が駆けつけてくれて、伴奏をしてくれて、
そしてとうとう、歌を家族に届けるんですよ。

彼女の歌声の力強さはとても素晴らしくて、
家族への思い、自分の人生を歩みだす青年らしい決意を
高らかに、堂々と、ステージで披露するんですよ。
それがほんとうに、美しくってね。
真摯な歌声は耳には届かなくても、心には届くんです。
まっすぐなものって遠くまで届くし、すっと刺さるんだなって。思いました。


ポーラを演じた女の子はオーディション番組で見出されて、
これが映画初出演だったとか。
そしてお父さん、どっかで見たと思ったらタンゴ・リブレの無口な看守。


自分のそばに存在しないものについて考えたり思いを寄せたりすることは難しいです。
私も、あまり耳の悪い人の世界について考えが及んでおりません。
だけど映画や、ドラマはその世界の一端を見せてくれて、
自分が身を置かない場所について少しだけ、考えるように言ってくれます。
私が最近映画を好きだと思うのは、そんな風にささやいてもらえるからなんでしょうね。

こんな風に考えさせてくれるのに、明るくて優しい映画でした。素敵だった。

2016-11-01(Tue)

「トランスポーター」シリーズ

「トランスポーター」

ちょう今更ながら見ました、シリーズ4作連続で。
1作目が2002年、2作目が2005年、3作目がアンリミテッドで2008年で
ここまでがジェイソン・ステイサム主演。
主人公は同じで、2015年の4作目からはエド・スクラインが主演してます。
リュック・ベッソンが制作・脚本ということで、
ちょっと前に「TAXI」シリーズも見たんす。
こっちはね、若いマリオン・コティヤールがかわいくってかわいくって……。

トランスポーターの主役は運び屋のフランク・マーティン。
自分だけのルールに則って依頼品を目的地まで運ぶ、
時間とルールは厳守させ、依頼主だろうと容赦しない。
元はバリバリの軍人で強くて、寡黙で、ぶっきらぼうで
だけど中身は熱血漢とかほんとフランクの造形にはまるで文句がありません。

どれも100分程度の短さでキリリとしまった作りで
見ててドリフトができるようになりたくなるいい映画でした。
カーチェイスの見せ方、アイディアがキレてる。素晴らしい。
監督の腕がいいんでしょーねえ。
駐車位置に切り返しなしでぐるーんと停めたくなる、
スタイリッシュでおしゃれで熱くてクールという
濃縮還元ステイサム映画でした……。

1~3までステイサムいいねーステイサムかっこいいねーと見ていたので
やっぱりこう、4作目で主演交代でなんともいえない気分に。

ステイサム時代の相棒は、彼をいぶかしみながらも協力してくれるお茶目な刑事さんです。
4作目は、お父さんなんだよね。インディ・ジョーンズ的な感じかな。
だけど肝心のフランクが若々しく、かわいらしすぎるように思えて。
これが別の人間だってことになれば受け入れられるかもしれないんだけど
別の時間軸の宇宙であってもこれはフランクなのだろうか、みたいな気分に。

ステイサムのあの表情のなさ、無骨な空気、スーツを着る仕草、
アクションのかっこいい見せ方なんかがやっぱパーフェクトすぎたかな。
強烈に残ってしまったように思います。これがフランク・マーティンだってね。

4も悪くはないんだけど、お父さんの方がいい味出しすぎててなあ。
ステイサムにもお父さんにも負けちゃったかなあっていうのが残念に思いました。

とはいえ、車を使ったアクションは素晴らしい。
外車には興味なかったけど、素敵に見えてしまったよね。
ナンバープレートくるくるするシステムが愛らしすぎました。よかった。





ハロウィンイベントの飴増量キャンペーンのお陰で
ポケモンGOも収集率があがりましたよー。

ぞろぞろ出てきてくれたおかげで、ゲンガーとスリーパーをゲット(進化で)。

会いたかったよゲンガー


孵化した結果飴が大量に手に入り、進化できた3匹。ようやくサンドパン。

 
こちらはやっとこ卵から出てきたメンツ。
ポケモンは本当みんな好きなんだけど、唯三苦手なのがベロリンガ。動きがやなの。

あーはやくサワムラーに会いたいなー!!

2016-09-06(Tue)

「ナイト・チェイサー」

「ナイト・チェイサー」

2015年、フランス産映画。
WOWOWでやってる映画の中であらすじに惹かれたものを
かたっぱしから録画して、その時のタイミングにあう長さのものを見ているんだけど
最近やたらとフランス映画に当たるなーって思いながら見ました。

なんていうか、すごく不思議なテイストの一本でしたよ。

主人公は二人のちょいワルな若者。
クリスとリュックは久しぶりに再会してウェイウェイし、
タクシー料金を踏み倒して逃げる。
最初からそのつもりだったわけじゃあなくて、
多分「まーいいじゃん!」みたいな感覚だったと思うんですよ。
それでパーティに出てまたウェイウェイするんですけども、
そのパーティはなんでもありで悪の匂いがプンプン漂う感じ。

で、会場を出たらタクシーが止まってるんです。
もしかしてさっき料金踏み倒したから?なんて思った二人は逃亡。
だけどタクシーは追ってくる。すんごい追ってくる。どこまでも追ってくる。

そういう話。

サスペンス、スリラー、B級……みたいな感じで見ていると
このタクシー運転手が想定していたよりもずっと強くてビックリ。
悪い友達の家に逃げ込んだら、運転手が乱入してきて
友達全員あっさりぶっ殺されて更にビックリ。
やってきた警察官たちも、一緒になってぶち殺されてまたまたビックリ。

どういうことなんだこりゃ……って半分終わったところで興味津々。
どうやら、あんまり悪くない人は殺さないみたいなんですよ。
犬を連れた警備員はぶっころすけど、犬ちゃんは大丈夫。
わいろを受け取らない警察官はいい人だから、大丈夫。

で、クリスとリュックは過去にあったある事件を思い出します。
お酒飲んでウェイウェイしてた時に、ホームレスの男性に絡んでお酒をぶっかけた挙句
(しかも相当下品な感じでかける)、うっかり火だるまにしちゃうんです。
事故なんだけどね。だけど救助をせずに逃げてしまった。

クリスはちょっぴり良心があるんですよ。リュックよりも。
タクシーの料金踏み倒した時にも、お金なくてごめんなさい!って一応いうし、
火だるま事件の時にも助けなきゃ!って思ってはいるんです(助けないけど)。

その結果、リュックだけが連れ去られます。最後、タクシーに乗せられて。
意味深にあがっていくタクシーのメーターがたびたび映されるんですが、
リュックが乗ったらメーターはリセットされて。

で、気が付いたらリュックは素っ裸で寒々しい独房に閉じ込められている。


最後は「えーマジかー」ってなるんで、もし見たいなら
ネタバレは読まない方がいいと思います。

一応書いておくね、小さい字で。





謎のタクシードライバーの正体は、もともとは悪いやつだったけどその分の因果をちゃんと善行で取り戻さなきゃいけないちょっと過激な世直しマンなんです。
なんかサムライっぽい精神を叩き込まれて、世界をよくするために生きなきゃダメになっちゃった人たちの時空がこの世にはありまして、リュックはその教えを叩き込まれて(手記みたいなものを読んで目覚め、独房でちょいちょい体を鍛えだすという)、自分をさらったタクシードライバーと一緒に夜を駆け、世間にはびこるクズをボコボコにしていくのだ!




こんなオチで「わーなんだそれー」ってなりました。
納得いくとかいかないとかそういう感覚の前に、そうきたか……って感じでね。
映像は序盤はスリリングで、時々B級らしい面白味もありまして、
見ていてつまらないことはないです。音楽はかなり大げさで、一回吹き出しました。

予想外のエンディングであることは確かですが、決してうまくはないです。
ただ、憎めない妙な可愛らしい雰囲気があって。
スリリングでサスペンスなんだけど、なんかわかんないけど総合するとファンシー。
そんな感じの不思議な一本でした。短いので試しに見てみてもいいかも。

フランス映画だけど、英語の方が多かったかな。
(クリスがあんまりフランス語ができないらしい)
なので、フランス語の独特の雰囲気に慣れない人にも見やすいのではないでしょうか。

2016-09-04(Sun)

「彼は秘密の女ともだち」

彼は秘密の女ともだち

2014年、フランスの作品。

まだ少女の頃に出会った、クレールとローラ。
親友をちょっと超えたくらいの仲の良いふたりが大人になって
それぞれにパートナーに恵まれ、ローラは出産。
だけど彼女はその後亡くなってしまい、
夫のダヴィッドと娘のリュシーは私が守るわ、なんていうんですが
長年の親友を失ったショックはなかなか大きなものでして、
仕事も全然手につかないクレール。
一週間の休みをもらって、なんとなくローラの家へ向かいます。
すると中では、リュシーをあやす女性の姿が。

ローラの夫、ダヴィッドが女装してたんです。

ローラを失って、娘が落ち着かないから衣服を身に着けて……
なんていいわけをするダヴィッドですが、
実は昔から女装癖があったとのこと。
驚いたクレールは彼を変態じゃないかと罵りますが、
このことはローラも承知していたし、
結婚している間は収まっていたんだよとダヴィッド。
ローラの女性らしさがそばにあったおかげで満たされていた。
だけど失ってしまった今、足りなくなって、再び女装に手を出した、と。

ダヴィッドは終始まともな様子でして、
肝心な時にはちゃんと男性の姿で現れます。
クレールは戸惑いながら、悩めるダヴィッドを受け入れ、
ローラを失った悲しみを二人で埋めていくんですけども……。

というお話。

クレールと「秘密のともだち」になった女性には
ヴィルジニアという名前がつけられます。
ダヴィッドの女装はだんだんグレードアップしていって、
ローラの服を自分で直して着たり、見えないところまできっちり脱毛したり、
ウィッグもいろいろ試して、化粧もしっかりします。
クレールはすごく飾り気のない女性で、いつもモノトーンなんだけど
ヴィルジニアはとても女性らしい色を身に着け、オシャレなんです。
新しいともだちができて、クレールの心は少しずつ満たされていくものの
周囲から怪しまれたり、ヴィルジニアはとうとう「女性になりたい」し、
さらには、クレールを愛してしまう、という流れになるんです。

ダヴィッド/ヴィルジニアは体は男性なんですけど、
心理的には完全に女性だった。
さらに、同性愛者だったんだなあ……って話なんですよね。
ローラは敬虔なクリスチャンだったらしいんですが、
ダヴィッドについて本当に知っていたのか疑問が残ります。
同性愛は聖書でははっきり禁じられてますもんね。

二人は一線を超えそうになり、でも最終的にはやっぱりダメ、と。
ヴィルジニアに迫られて、クレールはこういうんですよ。
あなたは男よ、って。
ローラの夫だから、親友を裏切れない、という意味なのか
私たちの愛は女性同士のものなのに! という意味なのか
どっちもなのかなあ。


ひどい言葉を投げつけてしまったクレールは深く後悔をして、
事故にあってしまったダヴィッドというか、ヴィルジニアの回復を祈ります。

そして最後の最後は、とても意味深なシーンで終わり。
クレールのおなかは大きいけれど、誰の子なのかな。
夫の子か、それともダヴィッドの子か。
だけど彼女たちは二人とも女性。妊娠するかな?みたいな。

親友になっただけの二人なのか、
少し複雑な形の女性同士の恋人なのか。
なんにせよ、自分のいたい形で暮らすヴィルジニアの笑顔には
なぜかちょっぴりほっとしてしまったりして。

味わい深い、不思議な愛のお話でした。
こんな話だと思ってなかったので不意打ちでしたが、面白かったです。



あとは、同じくフランス映画で「復讐のセクレタリー」。
息子を事故で失った女性が復讐に行く話なんですが、
わりとどストレートなやり方でまったくひねりがなく、ある意味で相当リアルな感じ。
映画としてはどーなんだろなって感想しかないっていう。

そして「アレクサンダーの、ヒドくて、ヒサンで、サイテー、サイアクの日」
っていうのも見たんですが、まあ、うん。大変だったね。みたいな内容。
こちらはハリウッド映画ですね。
もうちょっとテンポがいいとよかったかな。
面白いんだけど、もうちょっとスピーディでよさそう。