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2015-06-27(Sat)

「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」

「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」

1を観たのが大体1年ちょい前くらいだったかな……と。
ハリウッドのリメイク版も先日ちょろっとみたものの
コレジャナイ感がビシビシしていたので(しかも吹き替えだったので余計に乗れず)
途中でおしまいしておりました。

前作「アルティメット」の完全な続編で、
ああ、このシーンで終わっていたなあっていう景色からスタート。
テンポよく爆弾を設置しては爆破していくさまに微笑みつつ、
あらあらいやらしいセクシー服ね……って思ってたら
まさかのダミアン(スキンヘッドのおっさん)。
あのプリ尻は自前なんでしょうか……。

内容としては、また住んでる地域が爆破されそうなので
阻止しよう!あと悪い刑事がいるからやっつけちゃおう!
という単純明快なストーリー。
主人公2人は相変わらず良い動きをしており、
2人が出ているシーンは観ていて気持ちがいいんだけど
若干大人しめかなあって。

最後ぞろぞろ出てくる「仲間達」、必要だったかい?みたいな。
彼らのことも紹介したかったのなら、もうちょっと時間割いても良かったのでは。

すごくスタイリッシュになったのに、その分大人しくなってしまって残念。
前作と同じくらい、ダヴィッド・ベルが暴れる様を見たかったなあ。ってな感じ。
でも良かった。ちゃんと最後までじっくり見た。
自分も鍛えた方がいいんだなって思いました。
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2015-01-30(Fri)

「タイピスト!」

タイピスト!

フランス映画でした。
1950年代、社会へ飛び出そうとする女性たちの憧れの職業は
ズバリ「秘書」!。とある会社の求人に応募して、
タイピングならできます!と両手ともに一本指でタカタカ打ち出す主人公ローズ。
ちょっとドジで田舎者っぽいところもあるけれど、
一生懸命でキュートなローズは見事に採用され、
なんだかんだで「タイプ早打ち選手権」に出ることに……。

っていうあらすじにひかれて見てみました。
早打ち選手権めちゃめちゃ盛り上がってるんだけど、
当時大人気の競技だったとか。なるほど。ドレスで参加する訳ですな。

ローズは可愛いんだけども、タイプの早打ち以外に特技はない。
ついでに田舎から出てきて、お父さんが頑固なので、
お前はさっさと結婚しろと言われていて帰れないような状態。

やとってほしけりゃタイプの早打ち大会で優勝しな!

就職先の社長であるところのロイに特訓され、
地方予選を勝ち進んでいくローズ。
もちろん、このロイとのラブもあり、スポ根的要素もあり。
家族の在り方、離れていても思い合う不器用な父と娘だとか、
お互いの人生に大きく踏み込む勇気についてだとか
そういったあれこれが絡み合いつつ物語は進み、
最終的に世界大会決勝までいってしまう。

ありがちな話なんだけれど、盛り上がりますよね!
ってところでしょうか。

フランスの早打ち女王になったローズが
メディアにもてはやされアイドル状態になったりとか
ホント盛りだくさんでお菓子屋さんみたいな映画でした。

レトロな衣装や背景がいい感じで、
あと早打ちがハンパなく早いとことか、とても良い。
ここが最高!ってポイントはないものの、
悪い部分のない映画、でした。

2014-10-02(Thu)

「奇人たちの晩餐会」「イージー・ライダー」

お疲れです。
お疲れというか、疲れが抜けない。じっくり休む時間って必要なんだね。

というわけで、ねぼけまなこでまずは
奇人たちの晩餐会

おフランス映画。古いおフランス映画。

街で見つけたバカを招待して晩餐会を開催し、
誰が連れてきたバカが一番か楽しむという
非常に悪趣味な男が主人公ピエール。
この悪趣味のせいで、妻は出て行ってしまい、
その上自分はギックリ腰で動けなくなる。

そこにやって来たのが、晩餐会に招いた「バカ」であるところのピニョン。
ギックリ腰で動けないピエールを心配して、
ピニョンが本領を発揮するというお話。

ピニョンは冴えない中年であり、ものすごいレベルのKY。
言われた事はすぐ忘れるし、とにかく目の前にあるものしか見えないし
負けず嫌いだし、おせっかいだし。

気を利かせたつもりでピエールの腰を痛めつけ、
せっかく帰ってきたピエールの妻を追い返し、
電話の相手と話しているうちに目的を忘れ、
せっかく隠したものも全部ぶちまけてしまう。

でも最終的には全部上手くいく。映画だからね。
最後はほっこり。ああ良かった。超笑ったし最後じーんとさせるじゃん!
みたいな感じでしょうか。

ピニョンというキャラクターはものすごく強烈なんだけど、
リアルでもある。人の話をよく聞かない、こういうタイプって本当にいる。
なので、素直に「バカだなあ」って笑うか、
「本気かよこのバカ!」ってイライラするか、
「ちょ……やめてよ本当に……」っていたたまれなくなるか。
感想は3つに分かれるんじゃないかな。
私は最後の「いたたまれない気分」になるタイプみたいです。
ちょっと辛かった。笑えないよこんなの。
ただ、ピエールの友人のルブランがゲラゲラ笑ってるのはウケた。くそうw

ピニョンは最後めっちゃキメてくるんだけど
「お前その程度で全部帳消しになると思うなよ?」
って、思っちゃうんだよなあー。
お前さえいなきゃ良かったのにって部分もあってね。
もちろん、ピエールさんたちの趣味が悪いのが一番ダメなんだけど。


もう一本「イージー・ライダー

ジャック・ニコルソン祭り継続中ってことで見てみた。

こんなにヘヴィな内容なら、
「イ~ジ~☆ライダ~」みたいなフォントにしないでほしいよ!
明るく爽快な話かと思っちゃったじゃないか!

はっきりと、年代と世相を描き出した映画なので、
普通に見ただけだとなんじゃこりゃとなるのでは。
60年代に撮られた、都会と田舎の差、新しい時代のうねりとか
そういったものを意識してみると胸に刺さる。

作中でジャック・ニコルソン(じゃないけど)が語った通り、
「自由であること」と、「自由を体現すること」は違うのだなと。

急激な社会の変化を、若者は自然と受け入れる。
けれど、誰もがそうではなくて、わからないだけではなく、疎んじるものもいる。
だからってそんなに簡単にさあ……(ネタバレ回避)と思うのは、
平和な現代に生きているからなんだろう。

日本だってほんの50年前は、混沌としていただろう。
たった50年、60年で、世界は本当に大きく変わった。
逆に今みたからこそ、思い知らされるのだと思う。

にしても、ジャック・ニコルソン。好き。あの顔、好きだわ。
前髪が後ろにピラーっとしてしまうと一気にニコルソン。
そんな彼がとても好きです。笑顔がうさんくさいw
少年の時のお顔とか見てみたい。

2014-07-31(Thu)

「アルティメット」

昨日観た映画は「アルティメット

パルクールをお勧めされての流れ。
いやー、クールでした。

ストーリーについては
「いやいやフランスも大概ですねw」
って感じでとても良かった。

アクションの流れがこんなにスムーズになるのかーと感心しきり。
無駄な動きがひとつもない。
フランスらしさ皆無だった。地名だけ。
世紀末SFアクションって感じ。

やはり鍛えた肉体だけだね、
タンクトップ1枚が許されるのは……。