フランス映画でした。
1950年代、社会へ飛び出そうとする女性たちの憧れの職業は
ズバリ「秘書」!。とある会社の求人に応募して、
タイピングならできます!と両手ともに一本指でタカタカ打ち出す主人公ローズ。
ちょっとドジで田舎者っぽいところもあるけれど、
一生懸命でキュートなローズは見事に採用され、
なんだかんだで「タイプ早打ち選手権」に出ることに……。
っていうあらすじにひかれて見てみました。
早打ち選手権めちゃめちゃ盛り上がってるんだけど、
当時大人気の競技だったとか。なるほど。ドレスで参加する訳ですな。
ローズは可愛いんだけども、タイプの早打ち以外に特技はない。
ついでに田舎から出てきて、お父さんが頑固なので、
お前はさっさと結婚しろと言われていて帰れないような状態。
やとってほしけりゃタイプの早打ち大会で優勝しな!
就職先の社長であるところのロイに特訓され、
地方予選を勝ち進んでいくローズ。
もちろん、このロイとのラブもあり、スポ根的要素もあり。
家族の在り方、離れていても思い合う不器用な父と娘だとか、
お互いの人生に大きく踏み込む勇気についてだとか
そういったあれこれが絡み合いつつ物語は進み、
最終的に世界大会決勝までいってしまう。
ありがちな話なんだけれど、盛り上がりますよね!
ってところでしょうか。
フランスの早打ち女王になったローズが
メディアにもてはやされアイドル状態になったりとか
ホント盛りだくさんでお菓子屋さんみたいな映画でした。
レトロな衣装や背景がいい感じで、
あと早打ちがハンパなく早いとことか、とても良い。
ここが最高!ってポイントはないものの、
悪い部分のない映画、でした。
PR