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2015-06-17(Wed)

「あなたを抱きしめるまで」「グリース」

あなたを抱きしめるまで

実話ベースってことで、この実話部分が非常に胸糞の悪い、
悲しい親子の話。
十代で未婚のまま妊娠した主人公フィロミナは、修道院に入れられる。
古い時代だから、少女たちは許されなかったのだろう。
修道院で働かされながらこどもを産み、
一日に会える時間は1時間だけ。
修道院を出たければ金を払うしかなく、
払えないまま滞在しているうちに、子供は養子に出されてしまう。

フィロミナの息子も養子に出されていって、それから50年。
息子の誕生日に、彼女は探そうと決意する。
娘が偶然出会ったジャーナリストとともに息子を探す旅に出るのですが、
この修道院がクソでねw
先日見た「エデンの東」もそうでしたけれども、
宗教に強くとらわれている人の思想っていうのが
なんだかおかしなものだなあと思います。
本来ならば、生きる指針として人生の土台にでもすべきものなのに、
こうしなきゃダメと他人にまで強要するっておかしいよねって。
自分の周囲にも何人かそういう人がいて、ああ、おかしいなって思いました。
その人達もこの映画みたら「おかしいよ!」とか言うんだろうなあ。
過ぎた宗教は害悪でしかないです。本当。クソって言っていいと思う。
そう言える日本はいい国なのかもしれません。


「グリース」

古いミュージカル映画。トラボルタが可愛い作品。
「サタデー・ナイト・フィーバー」をみた時も思ったんだけれども、
女はヤラれるために生きていると男が考えていて当然、
みたいな時代観にくらくらしてしまう。
もちろん、その少し前の時代よりもずっと進化してるんだろうけれども、
それでも女は男に気に入られ、抱かれることがステータスであり、
男もどれだけいきがって生きられるか、どれだけいい女を抱いたかを
競い合うような様子が結構吐き気がするよねw みたいな感じ。

いや、時代を反映していていい感じなんだけども。
今と比べるとちょっとめまいもするよね。
レトロポップな雰囲気とかは好きだし、
青春が迸っていていいんだけども、モヤモヤする。そんな映画でした。

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