実話ベースってことで、この実話部分が非常に胸糞の悪い、
悲しい親子の話。
十代で未婚のまま妊娠した主人公フィロミナは、修道院に入れられる。
古い時代だから、少女たちは許されなかったのだろう。
修道院で働かされながらこどもを産み、
一日に会える時間は1時間だけ。
修道院を出たければ金を払うしかなく、
払えないまま滞在しているうちに、子供は養子に出されてしまう。
フィロミナの息子も養子に出されていって、それから50年。
息子の誕生日に、彼女は探そうと決意する。
娘が偶然出会ったジャーナリストとともに息子を探す旅に出るのですが、
この修道院がクソでねw
先日見た「エデンの東」もそうでしたけれども、
宗教に強くとらわれている人の思想っていうのが
なんだかおかしなものだなあと思います。
本来ならば、生きる指針として人生の土台にでもすべきものなのに、
こうしなきゃダメと他人にまで強要するっておかしいよねって。
自分の周囲にも何人かそういう人がいて、ああ、おかしいなって思いました。
その人達もこの映画みたら「おかしいよ!」とか言うんだろうなあ。
過ぎた宗教は害悪でしかないです。本当。クソって言っていいと思う。
そう言える日本はいい国なのかもしれません。
「グリース」
古いミュージカル映画。トラボルタが可愛い作品。
「サタデー・ナイト・フィーバー」をみた時も思ったんだけれども、
女はヤラれるために生きていると男が考えていて当然、
みたいな時代観にくらくらしてしまう。
もちろん、その少し前の時代よりもずっと進化してるんだろうけれども、
それでも女は男に気に入られ、抱かれることがステータスであり、
男もどれだけいきがって生きられるか、どれだけいい女を抱いたかを
競い合うような様子が結構吐き気がするよねw みたいな感じ。
いや、時代を反映していていい感じなんだけども。
今と比べるとちょっとめまいもするよね。
レトロポップな雰囲気とかは好きだし、
青春が迸っていていいんだけども、モヤモヤする。そんな映画でした。
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