リーアム・ニーソン主演。
友達と二人で旅行にいったらうっかり誘拐されちゃった愛娘を
父ちゃんがすげえ勢いで救い出す物語。
お父さんは元CIA職員で、離婚した妻に引き取られた娘を溺愛中。
夫の仕事が危険&忙しすぎた反動か、
娘は自由にのびのびさせたいママン。
そのせいでフリーダムすぎるヨーロッパ旅行へ行って、
案の定誘拐されてしまう。
娘を案じてかけた電話の真っ最中に誘拐されてしまうので
電話越しにちょいちょいヒントが……
って、とにかく普通の人には無理なことでも
この父ちゃんなら出来る。
事件現場になったアパートへも入り込むし(5階なのに窓から入る)
異変に感付くなり会話の録音を始め、それを再生しながら
誘拐がどう進んでいったかシミュレーションも完璧。
些細なヒントから犯人の目星をつけ、あっさり追い込む様は見事のひとこと。
映画なんだけどね!
それでも、全体の流れが美しすぎてうっとりしてしまう。
この話のいいところは、父ちゃんの溢れる娘への愛情。
それが一番大事ってことで、まったくブレない。
誘拐犯、人身売買してるクズ野郎どもは全員俺の敵、ってことで、
まったく容赦しなさすぎて衝撃的。
何人巻き込まれて死んだのだろうか……と、最後はハラハラしてしまう
(無事に帰国できるのかっていう点で)。
娘ちゃんは、男遊びをしていなかったお蔭で無事で、本当に良かったなとw
すべてのアクション、無駄のなさ、容赦のなさは見応えあり。
物語はまあ、どうでもいいかもw
容赦の無さを描くための添え物のような、すごくノーマルな物語なので。
素晴らしく面白かった。すっきり爽快!
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