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2015-06-19(Fri)

「インド・オブ・ザ・デッド」「白ゆき姫殺人事件」

インド・オブ・ザ・デッド

タイトルが気になって仕方がなかったので。
従来のインド映画とは違った作りで、歌と踊りはなし。
あと、ラブシーンあり。
つまり、インド人が出演しているだけの普通のゾンビ映画ともいえる。

ゾンビのメイクはクオリティが結構よくて、
インドジョークもたまには出てくるんだけども
なぜか寂しい気持ちになる不思議な作品でした。

映像や演出はいい感じだったよ。


白ゆき姫殺人事件

美人OL殺人事件が起きて、とあるテレビ関係者が
後輩に「職場の先輩が殺された」と聞かされて
内情がツイッターで拡散されていって大変になっちゃう話。

この話が言いたいのは、人の記憶なんてその時の感情に左右されてしまうものだし
一方的な見方、断片的な情報だけで推測するなんて愚かなことだよ。
だけど最近のインターネット、特にSNSの発達もあって、
個人名が特定されて情報がバラまかれてしまうし
冤罪だった場合超悲惨ですよね、ということなんだと思いました。

確かになあ、っていう話ではある。
あいつ、悪いことしたらしいよ、って言われたら
その人の悪い印象ばかりが記憶の中でクローズアップされてしまいがちだし。

ただ、そういう現象をはっきりわかりやすく描きすぎていて、
かえってありきたりというか、特別感のない話になってしまったような。
最初から悪意がありすぎるのが、逆にあやしいでしょ、てな感じで。

井上真央のくらーい感じはとても良かったし、
綾野剛の軽薄な演技も良かったです。
あと美人OLの菜々緒さんもね!良かったよー。
でも夕子ちゃんはやりすぎかな。あれじゃあアホみたいだけど……。

最後は超無難な邦画らしいまとめ方すぎて、
つまんないと思わされてしまった。
途中まではちょっと良かったんだけども。
とても惜しい話でありました。

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