タイトルがどんな意味なんだろうかと思っていたら
見て納得、調べて納得。イギリス発っていうのも納得。
いまひとつ冴えない人生を歩んできた、30代の中古レコードショップ店主ロブ。
同棲していた恋人に捨てられ、どうして自分がふられてばかりなのか?
失恋ランキングTOP5の女性たちに聞いてまわることを決意して……
みたいな話。もー、痛い痒い切ないそして笑える。
リアルだなあって。しみじみしました。
ロブは、そこまでイケてないわけじゃない。
でも、イケてるわけでもない。
臆病で、でもガンガン攻めたくて、認められたい、自信がない、モテたい、こだわりたい、
とまあ、とにかくもうすごく普通!リアル。納得。
これを単なる恋愛映画としてみてしまうと、ものすごくつまんないんだろうなあ。
そうではなくて、悶える男の人生の一部を、
しかも一番みっともない時間をピックアップして描いた作品なのだと思いました。
ゆえに、共感できる。というか。
ローラの気持ちもわかるよ……。
そしてキャサリン・ゼタ=ジョーンズがまた良かった。残酷でw
彼の辿った歴代ガールフレンドのキャラクター付けも的確だなあって。
ちょっと古いけれども(テープ作ったりとかの文化がね!)
なんかすごく、わかるし恥ずかしいしニヤニヤできる一本だった。
30代後半以降におすすめしたい感じ。
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