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2021-08-14(Sat)

初期設定・勇者御一行様マネジメント!編

勇者御一行様マネジメント!」という小説を書いていました。


これまでいろいろと小説を書いてきましたが、たくさんの話の設定を一つのファイルにまとめています。
時々違うノートに書いたりもするけど、でっかいファイルがひとつあって、複数の作品の設定がそこに集約されていたりするんです。

今日探していたのは他の作品の設定でしたが、マネジメントの設定みたら笑ってしまったのでついでにこちらにあげておこうかな。

画像、横向きになっているものもクリックすると拡大・縦長になります。

まずはすんごい雑な地図。これはひどい。


メンバー構成



宗教問題で対立」「ヴァイパイアまじってる」と書かれてます。
本編では、習慣やら表現の違いで揉めました。


美羽とブランデリンはほとんど変更はなかったようで、本編通りのキャラクター。
エステリア、リーリエンデ・ユーリなんかもそのままです。

他はちょこちょこ変更があって、まずはウーナ殿下。




変態って書いてありますが、変態じゃないし、ポエマーでもなかったです。
呼び名は「ウーナちゃん」「レイたん」。


ヴァルタル




ヤンチャで熱血・人情系口悪のヴァルさん、になっちゃってました。
髪も紫と書かれていますし、拳銃型便利ツールを持っている、という設定も。


暗黒祭司レレメンド

 


「ドS」でいじめっこ、口が悪い、魔王を滅ぼしたい
やる気マンマンの破壊神推しお兄さんの設定だった様子。



左の人物はブランデリン。



ヴァンパイアを入れる案は早めに没になり、ごくごく普通のJRPG系のパーティになるように変更していました。
戦士・盗賊・僧侶・魔法使い+主人公+αの構成ですね。

勇者さんたちのキャラクター設定をして、すぐに本編を書き始めています。
なので、書いている途中で修正を入れています。
ヴァルタルの髪は水色になったし、レレメンドさんはもう少し謎めいた感じに。
ウーナ殿下とヴァルタルが揉めて、ブランデリンをいじりまくる。
もっとも文化的に乖離があるヴァルタルが、リアクションなどにものすごく差があるキャラになりました。


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2021-07-29(Thu)

ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD

ゼルダの伝説 スカイウォードソード をプレイしてました。


Wiiで出たもののリファイン版です。Wiiで出た時プレイしてなかったので。

ゼルダの伝説、ブレスオブザワイルドのおかげで超好きになったんだけど、実はシリーズ全部やってるわけではなくて。
プレイしたのは、夢をみる島(GB)、不思議な木の実(GBC)、時のオカリナ(N64)、ムジュラの仮面(N64)、風のタクト(GC)からの、ブレスオブザワイルド(NS)という流れ。

ファミコン、ディスク、神々のトライフォース、トワイライトプリンセス、大地の汽笛あたりが抜けてるのかな。(DSのチンクルは二本ともやってるのに)
正直に言うと、ゼルダの伝説のふかーい設定についてもあんま興味がなくて、ちらっとだけ目にした時に「は~~」ってなった程度。

なんだけど、ブレスオブザワイルドが、多分だけど、これまで遊んできたゲームの中で一番長時間プレイした一位になったので、リンクとゼルダ、二人の前に立ちはだかる邪悪の最初の物語をやった方が良いのではないかと思い立ったわけです。


スカイウォードソードはかつてプレイした「時のオカリナ」を髣髴とさせる謎解きとアクションの見事な融合ぶりで、ブレスの操作に慣れてしまった私にはかなりしんどいスタートとなりました。
だって柵が乗り越えられないんだもん!パラセールとパラショールの差もデカいし。
視点を動かす操作もひとつボタンが多く、ZLの注目もうまく使えないという。
自分のポンコツプレイぶりに慄く羽目になり、長時間のプレイはできなくなって、健康には良かったんじゃないかと思う。

なにせ、英傑リンクはなんでもアリだった。ブレスオブザワイルドの「過程はどうあれ目的が果たせればOK」な操作の方が異常なんだよね。と頭ではわかっていても、めっちゃ失敗し続けました。特に、戦闘はへたくそだったなーって思う。

なにが一番キツかったかって、カボチャ運びのアルバイト。
何回プレイしたかわかんない。カボチャ割りまくったけど、まともな労働になってたのかな。


映像はとてもクリアで、感心したのはゼルダがすごくかわいらしく見えるところ。
胸にキュンって撃ち込んでくる感じの見せ方で、良かったです。
あと、人物の瞳がよく動くのが良いね。これだけで、生きてる感が増す。
魔族長に至っては舌がベロンってなるのがすごい。ギラヒムは良いキャラだったね。
竜のデザインは納得いかない感じなのが、ゼルダの伝説らしい。
ゼルダの伝説の特徴に、キャラデザが珍妙っていうのがあると思うんだけど、全然ブレないのがすごいと思う。
大妖精もわーって思ったもんなあ。
今回は、ゴロン族の入れ墨?が気になった次第。

ラスボスは、この人ストリートファイターにも出てたような、って感じでした。
何回か封印しなきゃいけないヤバいやつは、デザインが良かったね。
あと、ファイが良かった。そうだ。口がパクパク動くのも良かったんだった。

ハープを弾いて、音楽を奏でて、ファイが踊っての流れが美しくて、お気に入り。

後半に入ったところ、ハイリアの神殿でのイベントは涙が出たね。
あー、ここからずっと繋がっていくのだなーとか、ブレスオブザワイルドのゼルダの涙を思いだすという。
ここでぐっとくると、無双はやっぱりいらなかったのかもしれないと思わなくもないです。

謎解きはちょっぴり悩んだところもあるものの大体はすぐにわかって、ほどよい歯ごたえをエンジョイしつつのクリアとなりました。
ちょうどよい難易度とか、ストレスになりすぎない操作感、親切なヘルプ機能と、やはりちゃんとした会社のゲームは違うよねーって感じ。

実はやってないだけどトワイライトプリンセスを持っているので、そのうち挑戦しようかなー、なんて思いましたとさ。
面白かった。











2021-04-03(Sat)

バテン・カイトスⅡ 始まりの翼と神々の嗣子

バテン・カイトスⅡ 始まりの翼と神々の嗣子

を、プレイしました。
2006年発売のゲームキューブ用ソフト。RPGです。
前作であるバテン・カイトス終わらない翼と失われた海は発売当時に遊んで超ドはまりし、当然の流れで2も買ったんだけど、ゲーム冒頭の中ボスになんでかわからないけどどーしても勝てず。
そのころ、かなり忙しくて、落ち着いたかと思ったら結構な重大事が起きちゃって、進められないまま時が流れてずーっと心残りになっていたという、私としては曰くのあるゲームでした。

最近ちょっとしたきっかけからWiiを引っ張り出して再接続したので、これはバテンをやるチャンスなのでは?と思ったのが始まりでした。
で、結局詰まっていた箇所でまた詰まったという(笑)。
主人公サギが相棒のロボ的キャラ・ギロと逃避行をはじめて、3人目の仲間であるミリィアルデと出会う、因縁のキャラクター・ジャコモとの一戦目。

突如始まるジャコモ専用BGMのノリの良さ……。

このジャコモ、バテンの1では主人公の仇である渋みマックスのいい敵キャラ。

もはや細かいキャラクターについては記憶も曖昧になってましたが、バテンの1はとにかくテキストが良い、世界観が独特、戦闘システムが面白くお茶目、そしてなにより、ものすごく驚きに満ち満ちたストーリー展開をする素晴らしくよくできたゲームなのです。
曖昧な記憶になりつつあるものの、とにかく勝てなかったのが悔しくてジャコモについては忘れたことがなかった。

で、今回は仕方なくレベルを上げて何度か挑んで、たぶん7回目くらいでようやく勝利。

戦闘システムはすごく面白いんだけど、カードを使ったバトルで、カードの出に結構左右されてしまうものになっている。
なので、うまくいけば強敵にも勝てるし、ヘタをするとその辺の雑魚にもうっかり負ける。
油断のできないゲームなのです。


ジャコモに勝った瞬間の喜び、たぶん10年は忘れないと思う。


で、無事にゲームを進められるようになりました。
あんまりジャコモに負けるので攻略サイトを探したら、進行不能バグがいくらかある様子。
修正版のディスクとの交換があったけど、現在はさすがに終了していることも把握。
確認したら修正されてないバージョンでした。なので、バグ情報はしっかりチェックして遊んで、最後まで一覧にあるバグには出会わずに済みました。

他のはあったけどね。


前作のバカみたいな面白みの戦闘中のマグナス合成はなくなってて、舞台は前作の20年前とわかる。
これ、間違いなく1をクリアした人じゃないと楽しめないよなあって作りで、もうちょっと記憶があるうちに遊べばよかったなあってすんごい思いました。

遊んでいくうちに、あ、お前知ってる!ポイントが続々と出てきて、記憶が掘り返され放題に。

ジャコモはわかってたけど、13歳と知ってワオってなる。
次はゲルドブレイム。1では帝国アルファルドの皇帝で、わかりやすい敵のキャラ。
そしてアルマード。なんか、なんだっけな、この家も含めて……って。あ、リュードの!
謎の幼女が気になって仕方なかったけど、案の定サヴィナ。
ディアデムではギバリとレイドカーン。二人とも可愛い。若い。
サダルスウドではロドルフォ、アヌエヌエではコレルリ。
地上では仮面のインパクトに超久しぶりと思う。

そんな懐かし要素も盛りだくさんな上、やっぱりプレイヤーと主人公サギの関係性というかなんというか、立ち位置の特殊さが生かされていて面白い。
プレイヤーと主人公の関係性は1でもとても上手に生かされていて、途中でものっすごい衝撃展開があるんだよね。あれは思い出すと、わーってなる。そこに畳みかけるテキストの品の良さがたまらなく良かった。

今回はプレイヤーと、主人公のサギと、相棒ギロ、仲間のミリィアルデが、それぞれかなり立場に差があり、いわくがあり、設定の特殊さが相変わらず面白い。
1で起きたアレコレに対し、実はこんな事情があったと深堀りする内容で、ファンならだれもが大満足であろうなあって思ったし私も大満足してしまった。



久々に活躍したGCコントローラー。
多分クラブニンテンドーでもらったやつ。

ただ、当たり判定がすんごいシビア!
ここになにかあるんだろうけど……って場所で、ちょっとでもズレるとダメで、ここじゃないのか?って探し回り、うろついて、雑魚戦回避の方法がないおかげでめっちゃレベルが上がってしまった……。
おかげで、いろいろと倒しておいた方がいい敵は全部倒せたし、闘技場も完全制覇。
なので、ラストはだいぶラクでした。闘技場のラストで手に入るアイテムは間違いなくあった方が良かった。

他にも、やりこみ要素が濃厚で、ちょっと濃すぎるくらいかも。
手配書とかパックマンはハイカロリー過ぎてやり込めない。さすがにこれ以上時間かけられない。

でもね、とにかく、ストーリーは満足。すっきり解決してるし。
1で起きるアレコレについて、なるほどね、そうなのね、となる。
前作の主人公であるカラスについて、そしてミローディアについても見当がつく。




ゲルドブレイムに最後投げつけられたセリフの無慈悲さよ。
そりゃ闇落ちもします。
あと、ネロの秘密の部屋の秘密が……。


サギはかわいらしい主人公だったし、ギロはとにかく声の演出が良い。
男性と女性の声がダブルでするミュウツー仕様だったんだけど、セリフによって男性強め、女性強めみたいなアクセントがつけられていて、キャラクターの造形に深みが出ていたと思う。
ミリィアルデに関しては、たぶんこういう立ち位置っていうのはかなり初期に勘付くようになっているけど、それでも彼女のまっすぐさ、可愛さは良かった。
ギロとの関係性もすごく良かった。なのでラストは泣いた。


ラスト、もう一回くらいジャコモに会いたかったけどね。



エンディングではこの後スゲー頑張るんだろなって思わされるジャコモの姿が。

スタッフロールを撮影しつつ、ゲーム画面撮影できて最近は当たり前なの、ありがたいなって思った瞬間でした。


ずっと以前に、7~モールモースの騎兵隊~を5年あけてクリア(1000年モードを)したけど、バテンは14年くらい空いちゃった。
記録更新。
クリアできてホントーに良かった。
いいゲームでした。

2021-02-13(Sat)

アリ・アスター

映画を観ました。
気になってたやつ。

ミッドサマー」と、「ヘレディタリー / 継承」。
今をときめくA24プレゼンツ、アリ・アスター監督作品です。
WOWOWありがとう。

ヘレディタリーは録画したままになっていて、ミッドサマーが今月放送、で、観たらとてもよくできた作品だったのでこりゃあ前作も見とかないと……!って勢いで視聴。

いや、いい出来。ホラーって本当に趣味的な好き嫌いと、テーマの好き嫌い、演出の好き嫌いがすごくわかれるジャンルだと思うんだけど。ついでに、低予算で作られることも多いので、当たり外れが大きいジャンルでもあると思うんだけど。

私としては本当に大当たりだったなあ。

アリ・アスター監督の長編一作目が「ヘレディタリー」。
こちらは、祖母の死をきっかけに家族が崩壊してしまう話。
祖母の死が、隠されていた爆弾の導火線に火をつけた話って感じかな?
家族の崩壊の後に、真の目覚めが待っている話というべきか。


二作目が「ミッドサマー」。
北欧の隠された小さなコミューンに誘われて行ってみたら、あら大変ヤバイ村だった!
みたいな話。
自然のサイクルを大切にし、輪を乱さず、美しい花の咲き乱れる夏にお祭りをしているのどかなところ……じゃねーじゃん!全然違うじゃん!っていう話でした。



内容は本当にホラーそのものって感じ。
グロい、怖い、っていうんじゃなくて、知らないものをさも当たり前のように見せつけられる理不尽さが精神的にクるというタイプのホラー。
知っているはずの形状のモノなのに、中身は全然知らない未知のものにすり替わっている感じがあるものを見せつけられている感じかな。
監督にとってはこれが「当たり前」、作って当然、見せて当然、聞いてもらって当然なんだけどなんでそんな顔してんの? っていう気配がヒシヒシとしているのが怖いという。

ものすごく画面作りが丁寧で、それでいて語りすぎない素晴らしい映像の出来が◎。
◎っていうか花丸。
この匙加減の絶妙さが、監督の力そのものだと思っているので、一発でアリ・アスター監督の映像は気に入りました。
映像、見せ方がいいものって、余計な説明がいらなくなるんだよね。
考えつつ、感じつつ、自由な感想を持てる映画がいい映画だと思っているので、二本ともすごく満足。

内容はとてもグロテスクな要素もあるのに、映像、美術そのもののグロさはかなり抑えめ。
ミッドサマーには死体がゴロゴロ出てきちゃうんだけど、どれもこれもリアルではない造形で、その分「ものすごく残酷な運命が襲いかかかりまして」というエッセンスが強調されているなあって思ったり。
強弱のつけ方がとても巧みで、見せたいものがハッキリしていて、それがまた丁寧に鋭く研いであってふかくふかーくズブズブっと刺されちゃうみたいな感覚があって。

で、面白いし見やすいしどうなるのか気になるけど、心の底ではこれを観たくない気持ちもあり。
両方とも、家族がテーマになっているのがまた、狭くて、壊されるのが怖くて、不快感があるという。
これだけかき回されるっていうのは、素晴らしい体験です。


映像を撮る力といい、個性感性のトガり具合といい、素晴らしい監督が出てきたなあってすごく嬉しかったのでわざわざブログに書いてみました。


2021-02-03(Wed)

ほっと

ちょっと前に検査してもらった変な傷。
リンパ腫の疑いということで長々調べてもらってて、正直どうしようかと思っていたんだけど、違うと診断がついたのでほっと一安心。

薬をいろいろ変えてみたら症状も落ちついてきた様子。
顔に傷あとができちゃったので、帽子はしばらく手放せなさそうだけど。
というか、縫ったところの抜糸までが結構しんどかった。痛みはないけど、ムズムズしちゃって。


リンパ腫といっても、血液のではなくて、皮膚にできるものであり、予後も良い場合が多いということで、もしもそうでも落ち着いて生きていかねば……と思ってました。
思っていたけど、不安はどうしても拭えないままで、落ち着かない日々を送っていたという。

やっぱり心が安定してないとダメだね。
そして、やっとハッキリスッキリしたんだから、今日からは元気出していかんとね。
あいかわらずのステイホーム率高めの生活だけど、シャキっといこう。