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2017-10-01(Sun)

最近みた映画メモ

ちょいちょい映画を見ているものの、
雑事に追われて、力を入れた感想が書けないので
簡単にまとめてメモを残しておきます。
だいぶ前に見たものもついでにメモメモ。


「ドント・ブリーズ」

タイトル通り、息もできないホラー映画。
ホラーって言うか、サイコの領域ですよね、って感じ。
怖いは怖い、めちゃ怖いんですけども、
心の壊れた人間が怖い、って内容でした。
特に女性は閲覧注意。生理的に無理なシーンあり。


「神のゆらぎ」

エホバの証人の女性が主人公。
主人公は看護師なんですけれども、
職場に飛行機事故でひとり生き残った男性が担ぎ込まれてきます。
その飛行機事故にあってしまった面々と、
余命いくばくもないのに宗教上の理由で手術を受けない恋人、
彼らの辿った人生と対峙していくうちに
信仰心が揺れる……という話。
信仰って、人生の支えにする大きな柱になるものだとは思うのですが
信仰のために人生を棒にふるのは違うんじゃないかなって、
神様にすがらずに生きていると思っちゃうものですけど。
でも、信仰がないと心が保てない人もいるんだろうな。
宗教と人間の関係について、考えたいときにはオススメ。


「シャドウ・チェイサー」

ロシアのホラー映画。
夫に殺され、バラバラにされて遺棄された奥様の死体が
積み込まれていた車がなぜか中古市場に流出。
それを買った夫婦を襲う、殺された妻の怨念がー!!
って映画だったと思うのですが、
最終的にはあれって全部奥さんの妄想だったのでは……という気持ちに。
すっきり解決させてくれる解説はないんですけども、
(こどもが連れ去られたりしているし)
もしそうだったらすげえ怖いな、って印象。

「ミラーズ 呪怨鏡」

こちらもロシアのホラー映画。
鏡にいろいろすると、中からおっかなり怨霊が出てきちゃう、
みたいな遊びをしたばっかりに子供たちが襲われ、
父ちゃんが(離婚して別居している)助けようと奮闘する話。
ロシアのホラー、雰囲気がとても邦画っぽくて
なんともいえない既視感があります。


「ひつじ村の兄弟」

フランスの映画。
タイトルだけ聞くとほのぼのした話かな、と思うでしょう。
辺境の村でひつじを飼っている老いた兄弟がいるんですけど、
この二人は完全に決裂している仲でもう何十年もきていて、
だけどそこに、羊を全処分しなきゃならない感染症が発生するんです。
これからどうするんだよ、俺たち……と沈む村の人々。
ところが主人公は従順なふりをして羊を隠しているのです!
それがバレて、羊と逃亡。
助けてくれるのはずっと仲違いしていた兄で……。

衝撃のエンディング作品でした。
仲違いはしていても、お互いを誰よりも理解しあえるのはやっぱり、みたいな。
とても物悲しい話なので、見るなら秋がおすすめ。


「バーチャル・レボリューション」

アメリカ・フランス合作。
2047年、みんなバーチャル世界が心地いいからって
人類の7割がゲーム世界にいきっぱなしの世の中が舞台。
仮想世界がテロリストに狙われ死者が出ているってことで
バーチャル探偵が操作するぜ!という話。
あと30年でこんな世界になるかよっていうのが最初に思ったことで
うまく世界観に乗り切れず。
あと、背景とかはいいんだけど、それ以外がどうにもしょっぱい感じ。
もっと予算がいっぱいついたら楽しい映画になりそうかもしれない。



「SCOOP!」

福山雅治主演の邦画。
ゴシップ誌のカメラマンと、見習の女の子がスクープ連発していくも……
という話。リリー・フランキーのヤバさはやっぱりピカ一なんだけど
最後の展開は正直、これ以上の衝撃ってないからという理由だけでああなった感。
うわー、よりは、えー?の方が強かった。
全体的に悪くはないんだけど、ちょっときれいにまとめすぎたように思える。


「ダイ・ファイテイング」

とある武術集団が名を挙げたせいで、一人の妻がさらわれまして、
犯人からの要求で、シナリオ通りに動いてあれこれ悪事を働くように指示され……
って体をした、監督の自作自演……というなんともいえない話。
アクションはキレてていいんだけど、どうにもこじんまりとしていてもったいない。



こんな感じ。
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2017-01-17(Tue)

「ハッピーエンドの選び方」

ハッピーエンドの選び方

2015年イスラエルの映画。

いやー公式サイトの明るい作りは一体なんなんだろう。
煽り文句もだけど、こういう映画ではありません。
正直言って、デッドマン・ウォーキング以来の重たさですよ。
邦題も詐欺レベルかと思います。
確かに、自分の死に方くらい自分で選びたいと思うのは自然なことですし
それが老年、長く生きたあとならなおさら。
もう完治したところで元気に生きていけるはずがない、
認知症になるかもしれないという恐怖が迫りくる、
友人たちが少しずつ違うひとになっていく姿を目の当たりにする、
などなど、長く生きた後に起きる出来事は一種のホラーみたいなもので、
いわゆる「尊厳死」を望むのは当たり前の心理だと思うんです。

これはそういう映画なんです。
年老いた友人が願うことはただひとつ。
自分が壊れてしまう前に、機械に繋がれてただ生かされている状況になる前に
幸せを抱いたまま死にたい。
それを、主人公は叶えてしまい、それが周囲に知れ渡って、
主人公たちは何人もの友人を天国へ帰していくんですが、
それが自分の妻相手となると……
そして仲間の一人が実は金をとっていたと判明し……

とまあ、人間の悲しみ、葛藤、苦しみが存分に詰め込まれた映画なんです。
本当に若い人は見ない方がいいし、
年老いた人にも見せたくはない。
見るべきは、30~50代くらいの、まだ終わりには少し遠いくらいの人かな。

老いの訪れとはこういうものだとここまで容赦なく描くかなあと。
イスラエルの言葉はあまり聞いたことのない響きですし、
映像の色合いもひたすらに暗いです。
だからポスター、公式サイトの明るさがものすごくむなしく見えるという。

残される側からすれば、なんにしても自殺なわけですから、
もう少し一緒にいたかったと思われている場合は
すごくつらい展開だなあと思ったり。
しかし病を患っていたり、痛みがあったりする人には
生き続けることそのものが辛いわけでして、
人間とはなぜこんな仕組みの中で生きているのだろうか
なんて考えてしまう映画です。

安楽死、尊厳死というものはあっていい、って思っていたんですけどね。
無駄な延命なんていらない、と考える人は増えていると思うんですけど、
それでも最後、娘へのメッセージビデオを撮影しているシーンを見て、
残される側の辛さも相当だなって感じてしまって……。

こう考えられるのは、とてもリアルな物語だったからでしょう。
こんな作品に出演された俳優さんたち、すごいです。ほんと。
胸に刺さる映画でした。

2016-07-21(Thu)

映画見た記録

最近見たけど「良かったぞー」っていうほどまでいかなかったものをメモ。

「ノンストップ 救出」
カナダ/南アフリカ制作。
シリアから亡命してカナダで暮らしてたけど、娘が「父の出自を知りたい」
ってシリアに入国して行方不明に。父ちゃん頑張って探すよ!って映画。
「96時間」を残念にした感じ。結構ストップしてたし、テンポは良くない。
最強の父親ってあおり文句は完全に失敗だと思う。
ただ、とても大変な区域であるのは伝わった。

「名もなき塀の中の王」
悪さばっかりしていた少年が少年院から刑務所に移され、ひどい目にあう話。
ボクシングを覚えたり、今まで知らなかった父親とあったりするんだけど
そういうところがメインというよりは、刑務所のしんどさの方が際立ってて
見ててとにかく痛くて苦しいっていう。もうひとつ見どころがほしかったかも。

「ハイネケン 誘拐の代償」
ハイネケンの社長を誘拐した犯人たちが最後ボッコボコにされる映画。
リアルなんだけどね。ちょっとやるせないというか……。

「シッピング・ニュース」
ケヴィン・スペイシーが久しぶりに見たくて。
全体的に暗い。物語の入り方も悲惨でな……。あまり気分は盛り上がらず。

「ドライブ・ハード」
入りは面白かった。銀行強盗に運転手をするよう強要される主人公、
元レーサーでドライビングテクニックは超一流!みたいな。
ところが物語も映像もモタモタしてて、爽快感がちっともないっていう。

「タイムリーパーズ」
気が付いたら知らない洋館にいた男女5人。
居たはずの場所も時代も違うのになぜ!?なんと、タイムスリップに巻き込まれていた!
という面白い導入だったんだけど、最後はなんも解決しないっていうミラクル作。

こんなところかな。
いまいちガツンとくるものがなくて、あらすじだけで選ぶの難しいなって思いましたとさ。

2016-06-12(Sun)

MX4D

アクション映画を3Dで見るのは結構楽しいことで、
「アバター」とか「ゼログラビティ」とか
これこそ映画館で見る醍醐味だよなあ!なんて思ってたんです。

で、更にそれを上回る「4D」ですよ。
椅子が動き、風が吹いてくるっていう。
興味があったんだけど、近くでやってる映画館がなくて。
だけど昨日でかけた先に対応している映画館があったので
思い切って見てみることに。

高かったけど!
しかもまた「デッドプール」の字幕なんだけど!

4Dも2種類あるらしく、私が体験したのは「MX4D」の方。
まず入ろうとした時に、荷物は下にはおけないから、
膝の上に置いたままにするかロッカーに預けてくださいとのこと。
食べ物もあんまり持ち込まない方がいいよ、みたいな文言があったので、
荷物はロッカーに突っ込み、お茶だけもって劇場へ。

椅子が大きくて、前後の幅が大きく空いてる。これは快適!

ただ、動くからね。誰かが座ると揺れるっていう。

で、どきどきしながら上映が始まってまずは予告なんだけど、
予告は練習なのかな。そこからもう動くし風が吹き付けられるし。
フラッシュがピカー、そしてミストがブシュー。

ワンピースの予告でスプラッシュを浴びせられるとは……と
ぐぬぬってなりながら本編スタート。
デッドプールはやっぱり面白い。
吹き替えが良かったけど、それはまた今度。

デッドプールはアクションが多いので、椅子がガッタンガッタンなります。
その時やられている人物の動きに合わせて、
背中、腰、尻、腿にドッスンドッスン刺激が。
疾走すれば風が出てくるし、誰かが切られると水がプシュー。
お化粧が気になる方にはなかなかハードな仕様。
一番効果がすごかったのは、におい。
たぶん同じ匂いだったと思うんだけど、
なんとも言えない香りが吹き付けられて
アルコールをぐいっと飲み干した感覚がありました。
あと、埃っぽい感じも出た。

USJのE.T.も匂いの効果がついてたけど
結構クるもんだなって。
匂いだけは映像にはついてなかったものだから、
新しい体験だなあって思います。

動きはなかなか面白くて、でもベルトはないので
投げ出されるような激しさはなく。

面白かったんだけど、難点がひとつありました。
私はあんまり背が高くないので、足置きに足が届きませんでした。
だけど足を投げ出してるとちょっと危ない感じがあったんで
一生懸命力を入れてたんだよね。

なので終わったあと、足が痛いのなんの……。
ほかにも「膝が痛い」って言ってる人が結構いたので、
ちびっこはやめておいた方がいいのかもしれませんw

あと、集中して見られないので、
字幕をしっかり読む時間が若干削られるかも。
二度目だったのが幸いしました。はい。

とにかく気になってたので、一度体験できてよかった!
これ、IMAXの3D+4Dってスタイルもあるみたいなんだけど
3D+揺れ、字幕のコンボは無理じゃないかなw

2016-04-29(Fri)

容量不足

使っているスマートフォンが、
やっぱりキャンペーンで配っていたようなものなせいか
容量がとにかく少ない。

ずっと遊び続けているアプリがすごくデータを食っていて、
アップデートの度に足りない足りないといわれ続けていた。

毎回あんまり使ってないアプリを消してごまかしてきたんだけど
一番最新のアップデートではもうどうしようもなくて
ツイッターを消してしまったっていう。

このままではどうしようもないぞということで、
そのアプリはキンドルに移すことに。
Kindle Fire、4980円だったのにいい仕事する!
プライム会員はなかなかいいプログラムだと思います。
毎月一冊、無料で本がダウンロードできるしね。
そこまで解像度が高すぎず、
選べるアプリがAndroidほど多くないところもいい。
無駄な時間を使わずに済むので。


ということやら体の不調やら、新年度の忙しさの合間に
感想を書いていないものの映画はちょいちょい見てて
記録のためにここに書いておく。

見たのは
「マジック・イン・ムーンライト」
コリン・ファースがかっこよかった。
「さらば冬のかもめ」
ジャック・ニコルソンがいい。こういう大人にいてもらえると幸せかも。
「レベル15」
全体的にしょっぱい。学生が作ったみたいなわきの甘さ。
「縫い裁つ人」
THE・邦画って感じの静かな作品。ムードはいい。
「メイズ・ランナー」
思ってたのと違ってた。続編前提。世界は非情である。
「しあわせはどこにある」
サイモン・ペッグ主演。ジャン・レノも出る。
割とディープな自分探しの世界旅行。最後ほっこり。
「俺たちに明日はない」
撃ちすぎ。
「靴職人と魔法のミシン」
アダム・サンドラーが枯れてた。
靴を履くとその人になってしまうのは面白いけど、
ファンタジックな物語に対して現実が結構ハード。
「Vフォー・ヴェンデッタ」
仮面が不気味であった。

あと、「ステップ・アップ5」
そういうタイトルかと思ったらシリーズの5作目だったw
ダンスバトルもので、ダンスの見ごたえがあって良かったよ。

時間をたっぷり使って、じっくり見たわけではなくて
割とさらーっと流してしまったような感覚なので一言メモだけ。

ぐっとつかまれて、じいっと見ちゃう作品はあんまりないのかも。
流したものはあんまり書かないんだよね。
だけど見た記録のためにブログ書いてるはずなので、一応。