忍者ブログ

2015-02-01(Sun)

「アビエイター」

アビエイター

実在の人物の半生を映画化、
マーティン・スコセッシ&レオナルド・ディカプリオってことで
こいつは観なきゃね!みたいな感じで鑑賞。

昨日は「ロミオ&ジュリエット」を観ようとしたんだけれども、
微妙な現代化が気に入らず途中で挫折。
若いディカプリオがとてもハンサムですごく良かったんだけれども
なんだろうねあの感じ。好きな人は好きなんだろうけど。

それから少し経った、ちょっと大人のディカプリオ。頑張ってた。
最近の小汚いディカプリオの方が好きなんだけど、
ちょっとジャック・ニコルソンに似てきちゃった30代のディカプリオがいいけど
でもアビエイターのディカプリオも良かったね。

アメリカの実業家、大富豪でるハワード・ヒューズが
映画と飛行機作って暴れる物語。

ただ単に財産を受け継いだボンボン、ってだけではなく
才能と決断力に優れた人だったのだろう。
だけど精神的に不安定。極度の潔癖症だし、ちょっと壊れている部分がある。
だからこその才能なんだろうなあ……ってなんだか納得しましたけどね。

映画を見た後ハワード・ヒューズについて軽く調べてみたら
要はWikiを見ただけなんだけど
それだけで「わーすごい」ってなります。
ごくごく平凡な自分とはかけ離れた、人類史上まれにみる人生の持ち主だったのだなって。

飛行機墜落のシーンはすさまじい迫力でした。よく生きてた。
生きていたってことにまた、特別な運命を感じてしまう。
特別な人の人生を覗いてみたい人はぜひ、って感じの一本。
PR

2015-01-30(Fri)

「タイピスト!」

タイピスト!

フランス映画でした。
1950年代、社会へ飛び出そうとする女性たちの憧れの職業は
ズバリ「秘書」!。とある会社の求人に応募して、
タイピングならできます!と両手ともに一本指でタカタカ打ち出す主人公ローズ。
ちょっとドジで田舎者っぽいところもあるけれど、
一生懸命でキュートなローズは見事に採用され、
なんだかんだで「タイプ早打ち選手権」に出ることに……。

っていうあらすじにひかれて見てみました。
早打ち選手権めちゃめちゃ盛り上がってるんだけど、
当時大人気の競技だったとか。なるほど。ドレスで参加する訳ですな。

ローズは可愛いんだけども、タイプの早打ち以外に特技はない。
ついでに田舎から出てきて、お父さんが頑固なので、
お前はさっさと結婚しろと言われていて帰れないような状態。

やとってほしけりゃタイプの早打ち大会で優勝しな!

就職先の社長であるところのロイに特訓され、
地方予選を勝ち進んでいくローズ。
もちろん、このロイとのラブもあり、スポ根的要素もあり。
家族の在り方、離れていても思い合う不器用な父と娘だとか、
お互いの人生に大きく踏み込む勇気についてだとか
そういったあれこれが絡み合いつつ物語は進み、
最終的に世界大会決勝までいってしまう。

ありがちな話なんだけれど、盛り上がりますよね!
ってところでしょうか。

フランスの早打ち女王になったローズが
メディアにもてはやされアイドル状態になったりとか
ホント盛りだくさんでお菓子屋さんみたいな映画でした。

レトロな衣装や背景がいい感じで、
あと早打ちがハンパなく早いとことか、とても良い。
ここが最高!ってポイントはないものの、
悪い部分のない映画、でした。

2015-01-29(Thu)

「ミスター・スキャンダル」

ミスター・スキャンダル

珍しくWikiなどでまとめられていないイギリス映画。
実在のソーホーのポルノ王……じゃないか、
水商売キング ポール・レイモンドの人生を描いた作品。

男は女が好きだ。美女だともっと好きだし、ついでに裸ならもっと良い。
そんな感じでストリップクラブを作ったポールさん。
ヒソヒソされるも大盛況で、劇場を開き、不動産を買占め、
豪邸を建てて子供を私立の学校へ通わせて……。
と、順風満帆の人生を歩んでいたものの、
お気に入りの女の子にすぐに手を出すクセから小さな転落が始まる。
っていう。

妻と子がいながら家を出て、年下のナイスバディと付き合い始め
男性向けのエロ雑誌を出版して大成功。
娘はショービズ界で働きたいと言い出し、手伝ったり失敗したり。


まずは、妻が美人。
で、妻と子を捨てさせた若い才能あふれる愛人アンバーを演じる
タムシン・エガートンが驚くほど綺麗。参った。すげーの、足長いし。
みんなポンポン裸になる映画なんだけど(今までで一番ぼかし処理が多い映画だった)
タムシンさんもすぽーんと脱ぐんです。すごいの。綺麗なの。エロく……ないの……。

この映画は出てくる女性の90%が裸になるんだけれども
(元妻ですらも熟女ヌードを撮られる)
でも全然それだけじゃなくて、大きな成功の影にあった不幸だとか
家族の運営はまったくうまくいかなかったりだとか
そういうものをすべて描いていてすごくこう、迫ってくる。辛い。

最初はノリでイエイイエイしていた愛人も、
自分が妻になり、夫を挟んだ先に裸の女がいる生活に疲れ果ててしまう。

娘だから、父親の力を借りてデビューするも、
裸にならない女が出てきたところで注目されない。
娘の苦悩を、父は心から理解しようとしない。

表面的にはうまくいっていたように見えて、娘の心に開いた穴は大きく
ドラッグという落とし穴にはまってしまう。
たくさんのものを、誰もがうらやむような宝の山を持っているのに、
心が満たされなければ生きていくのは辛い。

そういう、普遍的な人生を描いた映画でした。
なかなか良い感じ。

現代から過去を回想しつつ、不幸な死の理由を探っていくような構成。
薄暗いことが多いイギリス映画らしい、重めの、
でも割とファンキーな造りで良かったです。

2015-01-26(Mon)

「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」

「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」

タイトルからして相当フザけているけれども、
中身はもっとフザけている。

この映画を楽しく見るためには、
セス・ローゲンが制作に関わっている作品をいくつか
見ておいた方がいいんだろうなあと思う。

と思ったけど、私もあんまり見てはいなかった……。
スーパーバッドと宇宙人ポールくらいかな。
でもジョナ・ヒル繋がりで「21ジャンプストリート」とか
マイケル・セラとクリストファー・ミンツ=プラッセも出てる
「プロジェクトX」とか。その辺りを見ていたおかげで
この人達仲がよろしいのだなという感覚はありました。

出演しているハリウッドスターたちは全員実名、
自分の役をやっているというスタイル。

ジェームス・ブランコの豪邸でパーリーやってたら
突然大地震が起きて、大勢が死に、周囲は火と死に包まれ、
ついでに怪奇現象まで起きてさあ大変。

難を逃れたセス・ローゲンやジョナ・ヒルたちは
ブランコ邸に閉じこもってなんとか生き延びようとするけど……

というお話。

本人が自分を演じているけれど、もちろん本人そのままじゃなくて、
本人を誇張+世間のイメージを混ぜてキャラクターを大袈裟にしてやっているので
なんかもうクスクスが止まらないw
内容はくだらなさが付き抜け過ぎていて、ここまでやれば立派なレベル。
そんなくだらない映画に出てくるっていうだけで、
出演者たちの好感度が上がってしまう不思議な一本。
ジェームス・ブランコなんか正統派のイケメンなのにねw
あんな役でいいの、あんなセリフ連呼していいのwみたいな感じで愉快痛快。

一番やりきったのは、ジョナ・ヒルだよね。
あの嫌な感じw ナチュラル系偽善者を見事に演じ切り
ついでに親友のチャニング・テイタムだよ。あんな最後にちょっとだけ出てw
もうホントにあんたらバカね、って感じで、
半端に女子が出て来ないところも良かったのかなあ。
エマ・ワトソンさんなにしてるんですか、ってツッコミを入れつつ
最後のテキトーな来世描写にまた爆笑。

いや、ナイスコメディ。不謹慎極まりないので
お固い性格の人は見ないでおいてあげてください。

2015-01-25(Sun)

次世代ワールドホビーフェア

次世代ワールドホビーフェアへ行ってきました。

いや、なんか……色違いのレックウザが配信されるってことで
それをもらいに……。

自分のと頼まれた分、あわせて4台も3DS持っていきましたよ、幕張へ。

幕張メッセなんか行くのいつ以来だろうなあと懐かしい気分。
最後に行ったゲームショーはもう10何年前だったか。
任天堂スペースワールドのために行ったこともありました。
これはもっと大昔。

クラブニンテンドーでもらったピクロスをやりながら幕張へ。
これがねえ、いい出来で、時間があっという間に過ぎていく。
幕張までは結構あっという間でした。

ところが、ここからがなげえ。

会場はこちらと書かれた矢印の通り進むと、おおここか、
と思わされた地点がちょうど中間。
物販入口とゲーム入口がわかれていて、どれどれと覗いてみれば
なんかもう、すごい人混み。階段、階段の上と下と、ぞろぞろぞろぞろ人が。

物販コーナーの列でした。妖怪ウォッチの限定グッズ目当てなんだろうなあ。
すごい列で、絶対入らないぞとここで決意。欲しいものもないし。
で、ゲーム体験ゾーンへの入口へ向かうんだけど、遠いw
どこにあるんだ入口は、と彷徨った先にようやく辿り着き、
まずはおみやげを渡されます。子供のみ。つまり私はもらえない。
転売阻止目的とかあるんだろうなあと感心。別にいらないのでオーケー。

で、中も大混雑。
なんてったって子供が多い。小さい子もいっぱいいる。
なので、その辺で座り込んだり周囲の様子をそこまで気にかけていない。
なので、歩きにくいことこの上なし。

入口付近で既に休憩に入っている家族連れも多く、
漂っているのは油の香り……。
急に暑いし、人は多いし、クラクラしてきて速攻でピカチューバルーン目指してGO。
レックウザを4匹もらって、即出口へ向かいました。
ところが出口がどこかわからず、間違って休憩所へ出たりしてブルーに。

ここでよその家族を見て気が付いたんだけど、
3DSは1台で良かった!ソフトだけ預かれば良かったんだ!

滞在時間は多分10分もなかったかなあ。
わざわざ幕張くんだりまで来て、速攻で帰るのも悔しかったので
帰りにららぽーと船橋(二つ隣の駅)によって帰りました。
ポケモンセンターで買い物して、ついでに再びのフライングタイガーへ。

CafeMaduに行きたかったけど、混んでいたので諦め。
あと、シルバニア森のキッチンもちょっと行きたかったけど
荷物が重かったのでやめておきました。

ああ疲れた……。


駅前にうさんくさいくじ引きの露店が出ていたり、
人があまりにも多いので、しっかりしたお子さん以外は
保護者がついていった方が安心だろうなあと思いました。

もう行きたくないw
今夜ははやめに寝ようと思います。