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2016-08-13(Sat)

東京観光散歩

山の日に表参道まで出かけたら、なんとなく成り行きで
東京観光みたいになってしまいました。

表参道といっても、華々しい部分じゃなくて、
渋谷寄りの少し地味な細い裏通りにある店に用事があって、
付き合いでまずはそこへ。
去年、日本青年館へゴスペラーズのコンサートに行った帰りにちょっと歩いて以来、
高校生の頃は表参道付近の学校に通っていたけど、
あんまり若すぎる世代には向いてない町だよね、お金がないからw

人通りはあまりなくて、お盆休みだったからかもしれないけど、
でも裏道には知る人ぞ知るって雰囲気の店が並んでいて面白い雰囲気。
えもいわれぬオシャレ感に圧されて、用事を済ませたら歩いて渋谷へ。

表参道から渋谷へ歩いてみると、いわゆる渋谷然とした場所を歩かずに済む、
ってことがよくわかりました。
何年か前にミュージカルを見に行った時にかなりいい感じだったと騒いでいたからか
ヒカリエに行ってみようといわれ、そのままヒカリエに突入。
スクランブル交差点付近に差し掛かる前に入れたので、
人ごみに紛れずに済んでいい感じ。

お昼だったのでレストランフロアに向かうと、まーオシャレなんですわ、ヒカリエさんは。
たくさんお店が入っているんだけど、お店の仕切りの壁があんまりないんだよね。
ある店もあるんだけど、客席と通路の間に壁がないんです、
フロアの真ん中あたりの店の多くは。
なので、広々としていて、にぎやかな雰囲気の中歩いていると、
宮崎料理のお店を発見。こちらです
めちゃめちゃおいしかった!
私はあんまり食には興味がなくて、無難な味ならそれでいいってタイプなんですが
これはもー超美味しかった。チキン南蛮!うまい!

ヒカリエに入るとあちこちに「ドラゴンクエストミュージアム」なるポスターがあって
これは企画書とか絵の展示でもあるのかしら……と向かってみると
長蛇の列ができている上、チケットが2800円。
アトラクションなんかがある企画だったみたいです。
そこまで情熱的に参加できないかなーとこちらはスルーして、
8階にある不思議な一角へ。

47都道府県の名産品を集めたり、そのほか独自の企画と販売なんかをやってるフロアで、
気になるお茶だのなんだのを購入。
先日宮崎へ行った時に気に入った「九州パンケーキ」も売ってたので買いました。
九州産小麦で作ったパンケーキなんですが、これも美味しいの!
そういえばヒカリエで売ってると書いてあったわーと3袋。
それから、体を元気にする食材特集のコーナーがあったのでそこにも寄ると
福島県産の桃がおいてありましてね。

桃のハーブティーに惹かれて買ってみたら、もーこれも美味しいのなんの!
ヒカリエはワンダーランドですよ。ほんと。なんなの。美味しすぎるでしょ。

このハーブティー、果肉も入ってて、お湯を注いだ後モグモグ食べれるんです。
福島県の大野農園さんと、TEAtricoさんが一緒に作ったものらしくてね。
以前にこういうスタイルのハーブティーを飲んだことがあって、
その時は「エグくて食べれないよ!」ってなったんですけど
これは全然大丈夫でした。超美味しかった。追加を通販で頼んだ。

そのあと、本当になんとなく、スカイツリーに向かってしまってね。
渋谷からは地下鉄半蔵門線で一本なんだけど、思ったより遠かったし、
あと、めちゃめちゃ混んでたw
展望台もそろそろすいてるだろうなんて思ったら大間違いで、
当日券を買うための整理券、2時間半待ちでやんの。

仕方がないので展望台はあきらめて、新しくできたポケモンセンターへ。
結局ポケモンで〆っていうね。
こちらもこみこみで、外国人観光客もたくさん来てました。
池袋にあるメガトウキョーよりはだいぶ狭かったから、余計に混んでるように感じたかも。
いまなら、色違いのレックウザ、ゲンガーがもらえますよ。

夏休みだからか、はっぴを着たピカチュウが出てくるイベントがあって、
ちょうどやってきたピカチュウとすれ違い。
かわいいー!って手を振ったら、こっち向いて手を振ってくれました。
ありがとうピカチュウ!

スカイツリーのある東京ソラマチは、子供向けのイベントがもりもりやってるし、
外国人観光客向けの、日本丸出しのお土産ばっかり扱うフロアもあって
とても面白い場所でした。
細かい細工の飴飴を閉じ込めたアクセサリ食品サンプルの店なんかがあって
食品サンプルの店には、食品サンプルのコンテスト受賞作品があって大笑い。
こぼしたラーメンとか、干した野菜、食べかけのケーキなどなど
リアルなものが並んでいて面白いのなんの。
ただ持ってみるとすごく重くてw あんまりキーホルダーなんかには向いてないかも、
なんて思いました。自分で作る食品サンプルキットが売ってて、
これはいつか買わなくちゃって気分になったりしましたよ。

他にも、東京土産勢ぞろい+ソラマチ限定味を集めた店があったり、
普段見ない世界がひろがっていて面白かったです。
思いつきで出かけちゃったけど、行ったことのない場所って楽しいですな。

あんまり遠出もしない性質なので、珍しく充実したいい一日になりました。

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2016-08-08(Mon)

「バクマン。」

バクマン。

2015年の邦画。
少年ジャンプで連載していた、少年ジャンプで連載することを夢見てひた走る
2人の少年漫画家の青春物語。

原作が好きでねー。
こういうコミックものの実写化というは大抵不安が付きまとうものなんだけど、
舞台が現代日本のリアルな物語なので、ハードルはだいぶ低かったかな。
ついでに大根仁監督も、「モテキ」などの実績のあるお方。
ファンキーでユニークな映像と、原作へのリスペクトがあるのでは……と期待してました。

主役の二人は、佐藤健と神木隆之介さん。
役柄のイメージ的に逆では、という思いは世間的にも自分にもありましたが
実際みてみるとそんなに気にならず。
というか、映画化するにあたり大胆かつ的確なカットがあったので
気にならなくて済むようにちゃんとされていたのかなと思います。

原作は中学生~大人になって二人とも成功してちゃんと結婚するまでの話なので
二時間で収まるわけがないんですよね。
で、ジャンプに漫画を載せる二人なんだから、ジャンプ的な物語にってことにしたんでしょう。
恋愛部分、女性キャラクターがバッサリいなくて、これは成功してたと思います。
女子の部分にスポットを当てていたら、ぐだぐだになってたと思うので。
女子がいなくなって割を食うのは、主役の同期の漫画家たちなんで問題も少ないよねって。

ライバルである新妻エイジは、原作よりも陽の気を発していないように思いましたし
(さすが死んだ目のできるスター、染谷将太だなって)
小豆ちゃんに関しては落ち着きすぎ、大人すぎ、声低すぎ、って感じましたが
(渇き。の影響はそこまではなかったけど、やっぱり若干の悪が漂ってる)
問題はないかなって範疇でした。
小豆ちゃんと電話してる時のサイコーのキョドりぶりとか、
漫画に没頭しすぎてみんなとにかく小汚いまま画面に出てきたりとか、
おじさんの川口たろうの歯がめちゃめちゃ汚いとかね。
服部さん役の山田孝之も良くて(漫画よりも本人に似せてくるのずるい)、
彼らの最初の一手であるところの「この世は金と知恵」にフィーチャーするのも
潔かったなあって思います。

唯一ハズしたかなって思ったのは、リリー・フランキー先生。
彼は上手だし、編集長役としてはかなり適任だと思うんだけど、
あのただものじゃなさすぎるオーラがマッチしてなかったかなって。
もうちょっと普通っぽいけどキレのある人がいたらよかったのに。
そんな贅沢なことを考えてしまいました。

小物もとにかく凝ってるなーとか、
エイジと連載で競り合っているさまの見せ方とか、よかった。
あれってこれまでの映画の常識でいうところの、
細かいエピソードをこじゃれた挿入歌にのせてダイジェストで見せていく部分
だったと思うんですよ。
それを、漫画家らしく、面白く楽しく見せてくれて、映像的にも面白くて素敵だなと。

最後のスタッフロールも粋でしたねー。
なんらかの実写化の邦画がみんなこんな風ならいいんだけど。
作中の原稿も手抜きがなくて、とても手の込んだ面白い作品だったと思います。はい。

2016-08-05(Fri)

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
2002年、アメリカの作品。

主演はレオナルド・ディカプリオで大好きなんだけど
ちょっとまだ若いかなーというのと(まだ好みではない)
もう一人の主演、トム・ハンクスがあんまり好きではなくてね。
なんで好きじゃないかは、わかんないです。なんとなく。
どうしてかわからないけど、声がイヤなんだよね。

という理由で今まで見てこなかったんですけど、
これまたなんとなーく気が向いてみてみることに。
思ってたのと違ってました。


主人公のフランク・W・アバグネイルJrは実在の「天才詐欺師」でして
まだ16歳で家出して、航空会社のパイロットになりすまし小切手を偽造、
そのあとも医師や弁護士なんかになった挙句、
捕まってもまた逃げ出したという華々しい経歴の持ち主。
彼の自伝をもとに作られた小説の、映画化されたものをみたわけですが……。

詐欺師になった後うまくいったのは彼の能力が素晴らしかったからなんですけども
どうして詐欺師になったのか、その理由は結構悲しいものでした。

父親は弁護士で、自分を曲げようとしない男なんですよね。
いろいろと失敗があって、母親は愛想を尽かして離婚に向けて動き出す。
フランクはそれがいやでいやで、お金さえあれば家族はもとに戻るのではないかと
詐欺を繰り返していくんです。
彼はとてもよく学ぶ男だったようで、最初はちまちま繰り返していた小切手の詐欺も
銀行の窓口の女性を取り込んでどんな風に処理されていくかを知り、
社会的に信用のある職業はなんなのかを知り、
パイロットになり、医者になり、弁護士にもなっていく。
最初にまず「学生で新聞を作るので」って名目で取材に行くのが偉い。
相手は瞳をキラキラさせた学生相手だしってことで、教えてくれる。
学生を相手にした場合の企業のやり方を熟知していたからこそ、
アメリカを脱出するときの大胆な方法も実行できた。

バージョンアップを繰り返す詐欺師フランクを追うのは、
トム・ハンクス演じるFBIのカール・ハンラティ。
二人の関係は、ルパンと銭形警部と少し似てるかな。
あるホテルでフランクを追い詰めたものの、ハンラティはうまく丸め込まれてしまう。
時々電話をかけたり、クリスマスのたびに会ったり。
細々と繋がり続ける二人にはいつしか絆のようなものが生まれて、
フランクがどうして詐欺を続けているのか、ハンラティは知って、
彼を気遣ってくれたりするんです。

フランクが求めたのは、自分の家庭なんですよね。
父と母がいる暮らしがほしかっただけ。
母が再婚相手と一緒にいるのはイヤだし、
父親が話を聞いてくれないのは悲しいし。
なんとかつなぎとめたくてお金を作ってきても、
家族はちっとも同じところに集まらないんです。

最後の最後、ハンラティにとらえられたあと、
フランクは父が亡くなっていたと知ります。
いてもたってもいられなくなって、飛行機から逃げ出し、家へ戻るも、
そこにいたのは母と、新しい家族でね……。

フランクがやったのはとんでもないことばっかりなんですけど
まだ子供である彼のひたむきさを思うとかわいそうでなりませんでした。
医者を名乗っていた時に結婚しようと思ったのは
新しい暖かい家庭を作れば、お父さんがほめてくれると考えたからなんだろなーとか。

その後、フランクはハンラティにその才能を見出されて、
小切手の偽造・詐欺のやり口を見抜く捜査官にされてしまいます。

実際のフランクさんも、偽造されない小切手の開発をしたり、
社会的にもんのすごく成功することになります。

彼はただ犯罪者として裁かれるだけじゃなかった、というのが非常にいいところ。
なぜ犯罪に走ったのか理解し、能力を正しい方向に使おうと
周囲がよく支えてくれたんでしょうね。

思ったよりも軽くなく、いい話でした。コメディとかいってるけどウソだろ。

若くてかわいいディカプリオもなんだかんだいいなって、満足しました。

2016-07-31(Sun)

「タイム・チェイサー」「ファイナル・ゲーム」

短めのを2本。

「タイム・チェイサー」

2013年カナダの制作した映画。
ハーレイ・ジョエル・オスメント君が主演です。

主人公がまだ少年だったある日、父親が突然失踪してしまうところから物語はスタート。
父を深く愛していた母は落ち込みながらも息子を育てたけれど、
ほんの些細な言い合いを引き金にとうとうタガが外れて自殺。
母方の父であるところの祖父はタイムマシンの研究をしており、
母の死をきっかけに主人公へ手伝うように言います。
お前のお父さんは、タイムトラベルした先でうっかり死んでしまって戻って来られなかったんだよと。

主人公は最終的に、タイムマシンを完成させて、父にすぐ戻るように伝えるという話なんですが
絶妙なところにピントが合わせてあって、そのせいでそんなに面白くはないという。

主人公も彼女がいて、しかも妊娠させちゃうんですよね。
お父さんを助けに過去へ行きたいけど、
でもそんなことしたら、今生きている自分たちがどう変わるかわからないでしょ、って。
そういう葛藤も、ある事件を境に吹っ切れちゃってね。
家族が大事っていうのがテーマなのかもしれないけど、
微妙にスッキリしないのは、タイムマシンの急拵え具合とか、
過去に行ったはずなのに電柱とかそのまんま現代すぎるとか、
細かいところにあんまり気を遣ってない感じが前面に出すぎているのかなと。

タイムパラドックスに関してもあんまり深くは考えていないようですし、
父親を引き留めるための方法もかなり思い切ってて、
あとはそうだな、あの両親から、ハーレイ君みたいな顔の子は生まれないのでは……
みたいな印象もちょっとあるかも。というわけでそこまでよくはなかったです。


「ファイナル・ゲーム」

2014年スペイン映画。
サッカーのアメリカ代表チームが華麗に勝利したあと
乗った飛行機が爆発炎上そして墜落。
落ちた先は無人島で、チームメイトたちは意見が合わなくてまっぷたつになっちゃう……
という話なんだけど。


最初にまず、アメリカVSどこだったかな。とにかくワールドカップがあるんです。
アメリカがサッカーで優勝すっかなぁ……ってとこからスタートしまして、
なんかちょっと嫌な雰囲気で、これは落ちるに違いないと思ったらまんまと墜落。
しかも機体が空中で爆発しちゃうっていう結構激しい落ち方。

機長や客室乗務員は姿をまったく見せません。
監督、監督夫人は助からず。
落ちた先の無人島に上陸できたのは、監督の娘2人を含む15人。
けが人は2人いて、半分に割れた機体が救護所になってる感じ。

で、そこからね。
最初はとにかくみんな呆然としちゃってて、遺体を埋めるだけ。
食料や水をかき集めて、どのくらいのペースで食べるか決めて、
そのあとは特になんもしないっていう超展開を見せます。
なんにもしないのに(魚とかいますけど)、
2日目に早速、けが人に食わせるくらいならぶっ殺して自分たちで食おうぜと言い出し、
しょっぱなから救助は来ない、絶対来ないってめちゃめちゃあきらめちゃってるの。

ワールドカップで優勝したチームの飛行機が消息を絶ったんだよ?
しかも、アメリカでしょ? 

って思うじゃないですか。
というか、食糧問題でキャプテンであるところのスリム(人情家)が
なんでけが人を見捨てようって提案したのかがまずすごく謎。
彼の賛成で多数決は決まり、けが人が一人死んでしまう。
仲間を見殺しにしてしまった自責の念が拍車をかけたのか、
食料もないここで生きていけないよってトレーナーが自殺してしまう。

そんな島にはかつて誰かが潜んでいたらしく、白骨死体もあるんだけど
近くにこっそり地雷が仕掛けてあったんだよね。
それで一人、足が吹っ飛んじゃうんですけども、なんで地雷があるのかも納得がいかない。

魚は取らないし、水を確保しなきゃって考えはじめるのがとにかく遅い。
そんな中、向かいの島に向かってみんな元気に泳ぐ泳ぐ。
サメがいるよーって言ってたのに、あれは幻だったのか?
そんな塩水しかない環境の中、みんな元気で、とても悲観的で、攻撃的でね。
短期間で人が変わりすぎっていいますか。

極限状態でひとは変わる、というのがテーマなんでしょうけれども、
食料・水、人員はまだ足りているし、島の調査全然してないのに
いきなりウエーイって狂うの早すぎない?っていう感想しか出てきませんで。

オチについても、そのうち間違いなく機体とか遺体の回収にくるでしょうが……って思いました。

2016-07-30(Sat)

ポケモンAR

世間ではポケモンGOが流行していて、
確かに人の多いところではスマホ片手に
キャッキャしている人をよく見かけるようになりました。

でも今回はポケモンGOの話ではなく、
別のARを使ったポケモンの楽しいアクティビティの話です。

早めの夏休みということで、宮崎のシーガイアへ行ってきました。
こちらのシェラトン・オーシャン・リゾートで、
ポケモン探しをして楽しめる「イーブイとふしぎな本」という企画があるんですよ。

カメラ機能搭載の不思議な本を、ホテル内にあるマーカーにかざすとポケモン発見!
いっぱい集めているうちにヒントが示され、
隠れているイーブイの仲間たちを探すゲームに挑戦できるというもの。

これだけのために行ったのかといわれるとNOなんですけども
(宮崎には縁があったので、それもあって行きました)
いやーでも、想像以上に面白かったんです、これが!


ただ本を片手にポケモンを集めるだけっていうのも可能なんですが、
この企画、特別な部屋の用意もあるんです。
この企画用の特別な部屋には「はじまりの本」ってのがおいてありましてね。


箱の上ではイーブイがお出迎え。
 

本の上にはポケモンが出てくるんです。
ちなみに音声で認識されるようになってまして、呼べばそのポケモンが出てきますし、
メガ進化するものは「メガ進化!」って言えばギュイーンってなるんですよ。

ただ、現時点ではXYまでしか対応していないみたいで、
ルビー・サファイアからメガ進化するやつは、メガ進化なし、
ディアンシーはいるけど、フーパ・ボルケニオン・マギアナは入ってませんでした。たぶん。


で、この箱がすごいのはそれだけじゃなくてですね。
たまにピカチュウが現れるんですよ。
部屋の中を走っているらしく、あちこちから「ピカピカ!ピッカー!」って声がして
最終的に箱の中に姿を現してくれるっていう。
唐突にピカチュウが騒ぎ出すのでビックリしました。
ちなみに「おやすみ」っていうと、ピカチュウは寝てしまって騒がなくなります。

あと、この箱でしりとりできるんですよ。ポケモンしりとり。
音声認識でたまに変なことになる場合もあるんですけど、
2回同じのはダメとか、たとえばパで始まる場合、ハとかバでもいいようになっていて
非常にいい感じで遊べます。
背景にその頭文字から始まるポケモンが次々に表示されるのもすごい。
ちなみにこの時、最後がンのポケモンも普通に出てくるので騙されそうになります。

で、本を片手にホテル中を探索したら、最後に「博士の研究の成果」がわかるんですけど
この部屋の場合、特別な映像がお部屋で見られるという仕様のようでした。
これがなかなか感動的な映像で、仕掛けも結構凝ってて、いや、すごいなあってw

ホテルに隠されているポケモンも、同じ位置のマーカーでも日によって出てくるやつが違うとか
かなりの数のポケモンが出てくるんです。
最後は発見した全ポケモンを印刷していただけます。



    

ちなみに、特別仕様の部屋に泊まった場合、
かつ、お子様がいる場合は、ドリンクサービスとマカロンのプレゼントがあるようです。
↑ドリンクは選べますが、上の写真はピカチュウのホットチョコレートラテ。
マカロンは10個入りで、ピカチュウとイーブイ各種の絵が入った箱に入ってます。
味も全部違ってて、どうやら美味しいらしい。



リッチなホテルなんですよ。




お部屋からの眺めはすべてオーシャンビュー。海も山も見えました。

  

シーガイアには素敵な結婚式場や、会議室なんかもあるんですね。
ホテルの隣にあるコンベンションセンターだったかな
結構静かで、騒いでいい雰囲気じゃなかったんだけど、
そこにもポケモンのマーカーがいっぱい隠されてて
撮っていいのかハラハラしました。

 

宮崎といえばヨーグルッペ。
だけど今回は同じデーリィのおいしそうなドリンクをチョイス。初めて見た。
そして関東ではまったく見かけない、噂のアイス「ブラックモンブラン」も初体験!
佐賀の企業が作ってるらしいです。
チェリオが優しくなった感じの味で、おいしかったです。

シーガイアは空港から結構距離があって、
歩きでは到底いける場所ではありませんでした。
シャトルバスの運行は土日のみということで、
電車とバスを駆使するか、タクシーかレンタカーか、使わないと無理かな。

敷地内もめちゃめちゃ広いので、たとえば動物園もありますけど
歩いていくのは結構大変かなと思います。
というか、ホテルの出入り口自体、徒歩で出入りする構造になってないっていう。
歩いて出てみようとしたらなんかちょっと無理でして……。
でも、フローランテ宮崎は歩いていける距離でした。
あと、撤去を待つばかりのオーシャンドームにも歩いて行けますよ。
廃墟感がすごくて、そういうの好きな人にはおすすめです。


ホテルにはプールもついていて、宿泊客なら無料で利用できます。
ビュッフェも美味しいし、ほんといい感じなんですけど、
中で日用品の買い物しようと思っても、売店がこれ以上ないくらい貧弱でした。
一部改修中だったので、終わったらもうちょっとよくなるのかな?
おみやげ屋さんもあるんですけど、宮崎らしさが基本的にないラインナップだったので
(エジプトの壁画とかそういうものばっかだった)
宮崎土産は空港か、車で15分くらいかかるけどイオンで買ったらいいかと思います。はい。

というわけで、微妙に不便なところもありましたが
ポケモン部分に関してはものっすごい面白かったです。
GOでポケモンを思い出したり、好きになった方、
それかお子さんがいらっしゃる方はこれ、楽しいと思いますよ。
(イーブイの不思議な部屋は3人までしか泊まれないというトラップあり)
平日の夕方にはピカチュウがやってきて、記念撮影もできます。
エレベーターまでお見送りしてくれる優しいピカチュウでした。


ちなみに、しるしを集めたあとに挑むミニゲーム、一部は結構難しかった!
サンダースのは絶対に2人以上いないと無理で、
だけど一番難しかったのは、ブースターの隠れている場所。
あまりにも意外な場所にあったので、ちょっとビックリしました。

雑誌ポケモンファンに特別なマーカーが掲載されていたり、
ANAで申し込んだ人だけが読み込めるマーカーがあったり、
いろいろと仕掛けも豊富に用意されておりまして、
最後に渡される集めたポケモン一覧をちゃんと保管しておけば、
次に行った時には「続きから」遊べるそうです。

いやはや、もうちょっと近かったらまたすぐにでも行きたいけどね!
でもとにかく、宮崎はいいところでございましたよ。