初めてのPS4です。
「Detroit: Become Human」
テレ東の深夜にやっている「勇者ああああ」の中で使われているのを見て、こりゃー面白そう!って思ったらちょうどベストプライス版みたいなのが出ていたので、ラッキーでした。
2038年、人間とほとんど変わらない見た目のアンドロイドが普及した世界。
機会に仕事を奪われ、人間の失業率が上がって不満が爆発する中、
アンドロイドたちに「感情」が芽生え、世界が変わっていくというお話。
主人公のアンドロイドは3体いて、
警察で捜査をする特殊な機体のコナー、
画家の助手、家事や身の回りのすべてを手伝うマーカス、
不幸な家庭に買われた家事育児専用アンドロイドのカーラ、
を動かしていくんだけどとにかく、分岐が細かい。
誰かの選択や行動がほかの誰かに影響を及ぼす、というのは新しくはないんだけど
いやいやそれでもこの細かさ、バリエーションの豊富さには恐れ入ります。
誰かが死んだ(壊れた)としても続くってのもすごい。
初プレイでは、善良なコナー、善良なカーラ、そして善良なマーカス……
になりたかったのに、うっかり一か所ミスったせいでとんでもない展開に。
善良プレイがすべて台無しで終わる結果となり、クソみたいな世界ができました。
それでもめっちゃ面白かったし、謎もちょいちょい残っているのでもう一回。
前回と逆にしたいなーと思ってプレイするも、
完全な機械でしかないコナー、平和主義なマーカス、そして優しさのないカーラ……
が本当に無理で、ダメだーって愛の逃避行。でも最後は……ああ……って感じでさ。
機械すぎるコナーでは、相棒の刑事ハンクの運命も悲しすぎてたまらんです。
1周目の最高のパートナー時代が思い出されて悲しい。
今度こそ全員を生かすぞーって張り切って3周目。
正直、すべての選択肢は埋まらないだろうなーって思う。多すぎて。ビックリ。
特別な警察任務用のプロトタイプのコナーと、
なにやら秘密のありそうな量産型ではないマーカスと違って、
一般家事対応アンドロイドのカーラが非力で、特別なことがなにもできなくて、
それがやたらとリアルでねえ。
アンドロイドが自分の意思を持ち始めて、ああだこうだいいだすんだけど、
彼らはやっぱりそれぞれにプログラムされた機能しかないんだなあって。
そういう風に考えながらやるととてもぐっとくる。とてもいいゲームです。
このままドラマ化してもよさそうな感じ。
トッドが一番リアルな人間ぽくてすごいよね。
海外ドラマっぽい感じなので字幕で遊ぼうかと思ったけど、
今回は圧倒的に日本語音声が良かった。
声に迫力があってね。コナーもマーカスも、カーラもみんな良かった。ハンクも。
何周遊ぶかちょっと楽しみ。
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