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2014-08-11(Mon)

「ファーゴ」

ファーゴ

結構古い映画だった。1996年制作。
映像特典みたらコーエン兄弟がそっくりでちょっと微笑んでしまったものの
話は非常に陰惨で最悪の人間模様。

借金まみれの男が考えなしに狂言誘拐を計画したが、
頼んだ相手が極悪過ぎて被害者6人の
最悪な連続殺人事件になってしまう。そんな話。

なにも考えない人間っていうのがいる、っていうのは
ペイン&ゲインの時も思った。
ペイン&ゲインと話自体はほとんど同じかな。
その場その場で取り繕って、反省もしない、熟考もしない、
なんとなく暴力で乗り切ってしまう。
なぜなら、多分だけど、その方がラクだから。

暴力に走らなくても、簡単に借金、簡単に浮気などなど
考えないせいで泥沼にハマるような罠は人生のそこら中にしかけてある。

それを回避するために必要なのは、知性とか、忍耐力とか、
想像力なんだろうなあ。想像力っていっても、都合のいい妄想だけではダメで、
こういうことをした場合どうなるのか、
最悪を想定できる能力なのだと思う。

なにも考えずに見れば、「ただの悲惨な誘拐事件の記録」でしかない映画だけど、
人にとって大切なこと、人にとって最も不愉快なことが見えてくる。
ウシジマくんと同じ。

冒頭に「実話だ」って出て来るけど、実は実話じゃないらしい。
ただ、こんな陰惨で容赦のない事件は、世界に実在している。
もっと悲惨な事件も存在している。
人間は美しいし、ささやかだし、弱いけれど、醜くて凶悪だっていう。そういう話だと思った。
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2014-08-10(Sun)

マリオ&ルイージRPG4

永らく積みっぱなしだった「マリオ&ルイージRPG4」をプレイ開始。
シリーズは1と2をプレイ済みで、
そういえば3はやってなかった!

超純正の任天堂製とは違うマリオブラザーズの描き方に満足。
RPGシリーズはどうしてこうなんだろうw

今回はドリームアドベンチャーというサブタイトルで、
普通のフィールドもあるけれど、
半分は「ルイージの夢の中」が舞台になっている。

この「夢の中」、の表現がとても良い。
あふれる兄への思い。
置いて行かないで、力になりたい、
絵でも文字でもうまく表現されてて思わず笑うし、
最終的にジャイアントルイージになって戦うっていう流れには
もう笑うしかないというか。

ルイージというキャラクターの歩んできた歴史、
結果生まれた微妙な扱いを上手く処理した感じ。

操作も楽しいし、キャラの動きも良い。お茶目!
逆にマリオのフラットさが際立ってきてる気もする。

とりあえず最後までプレイしよう。

2014-08-07(Thu)

「トランスフォーマー ダークサイドムーン」

トランスフォーマー ダークサイドムーン

シリーズ3作目。
まず最初に、ミカエラどこいった……
からスタートしてしまう残念さ。

ハリウッドは結構、あっさり降板あるね。
サムとは強いきずなが出来上がっていると信じていたのに……。
切ない。

物語はオートボットVS人類になっちゃって寂しい。
やっぱバンブルビーっすなあ。
やっぱり、バンブルビーっすなあ、っていうのが主な感想。
地球がボロボロになっちゃって
(もしかしたらシカゴだけ?)
映像は迫力満点なんだけど
物語はちょっと、バラバラっとしてて没頭できなかった。

2は良かったけどなー。
ミカエラさんが惜しすぎて、
新しいヒロインを受け入れられなかったのがちょっと壁だった。

2014-08-06(Wed)

「トランスフォーマーリベンジ」

トランスフォーマーリベンジ

順当に2作目を観てみた。
1作目と違って、あんまり無駄なシーンがない!
セクター7の人必要かしらとかいってごめんなさい。
めっちゃ大事な人材になってたw

ロボの見分けがたまに全然つかないところをのぞけば
楽しくていい映画だった。
2作目にしてマイケル・ベイ感炸裂。
軍人のお兄さんもよかったし、
主役2人のラブの強さもとても良い。

オプティマスが倒れたところは悲しかったし、
サムがやられた時のバンブルビーの表情がね!
バンブルビー、略してビーの忠犬っぷりは素晴らしい。
ああいうキャラに本当に弱い。

重機が超合体しての大暴れなど、
ハリウッドらしい感じに仕上がったと思う。

オートボットに比べて人間は弱いけれど、
彼らのために必死になって戦ったり
恩義を感じて力を貸したりなどなど。

王道な物語も良いものだーと満足致しました。

2014-08-04(Mon)

「トランスフォーマー」

先日映画館で予告をみたせいで
トランスフォーマー観たいなーって。

それで、過去の3作品を借りてみた。
あんまり興味なかったけど、
最近マイケル・ベイ監督がすっかり好きになったので。
(おかげでホットファズもより楽しめた)

というわけで「トランスフォーマー」。1作目。

小学生の頃、歳の離れた弟がトランスフォーマーのおもちゃをもっていて、
電車が変形してロボ→電車が変形したロボがいくつか集まって巨大ロボになる。
母は手先が不器用な人で、こういうおもちゃをまったく扱えない。
なので、登校する前にロボットを変形させていくのが私の仕事だった。
プラレールを組んだりとかもしてた。
そんな思い出があるので、トランスフォーマーは懐かしいものだ。

車がロボになって、あーコレコレみたいな感じに。
コンボイ司令官は?って気持ちは横に置いといて、
とにかく変形する様がカッコいい。
トランスフォーマーはそれだけでいい。

軍隊のシーンとかはクールで良かった。
それ以外については、
主人公と彼女以外はなんかバラバラしててまとまりがなかったかな。
セクター7とか必要だったのかな?
あと、ハッカーの兄ちゃんね。
ゲームしてるとことか面白かったけど。

オプティマス・プライム以外の名前が覚えにくかった。バンブルビー?
でも、彼らはとてもかっこよくて、正義にあふれててとても良かった。
一緒にいたいです、っていう最後の忠犬発言とかぐっときた。

細かいパーツが入り込んでいるものの、
変形後の顔はトランスフォーマーらしいように思えた。

トランスフォーマーといえばコンボイ司令官の
「しまった、タンカーに火が!」
っていう台詞だったんだけど。

あと2作、ついでにロストエイジも見に行って、
あれを越えるインパクトのあるシーンが見つかるといいな。