あの悲劇からもう随分時間が経ったのだなあなんて感慨深い気分で。
ダイアナ妃が亡くなる前の二年間について、
映画にしてみたものですが、これってどこまでホントなのかしら。
内容は、精神的な部分にフォーカスをあてていて
なにがあった、なにが起きた、っていう部分よりも
心情面をクローズアップしているように思う。
なので、これが本当なのか?って疑問が湧いてしまう次第。
離婚する前に他の男性と恋に落ち、
結ばれることがかなわず人生の闇に落ちていく。
弱さを一番大きく扱っているので、
こういう映画は作らないでほしかったなあって思ってしまう。
こういう物語にするのならば、ダイアナ妃をモデルにしたことが
はっきりとわかったとしても、実名でやるのはいかがなものだろうか。
こんな映画を許すなんて、イギリス王室は心が広いなって思います。
あんまり気分のいい作品ではなかった。
死んでなお汚されてしまったようで、ますます気の毒。
有名な人、誰かの憧れになるような人の私生活は
いつまでも謎のベールに包まれたままの方がいいと思った。
たとえ嘘くさくても、曖昧でイメージ先行の方がいいよ。
細かい重箱の隅をつつくように芸能人のプライベートをあれこれかきたてる
マスコミはもっと自重すべきだし、私たちも喜ばない方がいいなって。思いました。
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