忍者ブログ

2014-06-24(Tue)

「バッドボーイズ」

バッドボーイズ

2をオススメされたので、
じゃあ1から観にゃあならんだろと。

ウィル・スミスってあんまり好きじゃないんだよなーと思いつつ
観てみたらあんまり気になりませんでした。

話は王道でわかりやすいけれど、
映像がカッコいい。
90年代くらいまでのハリウッド映画って
割と市街地でも、市民がゾロゾロいても
銃撃戦かますよなーと痛快な気分(ちょっとだけ)。

ペイン&ゲインを観ている間に感じていた
「なんか好きな感じ」が溢れてた。
ちょっとアホなエッセンスを適度に入れて、
コミカルで軽やかに展開させつつ、
アクションはシリアスでハード。
構成、見せ方がとても上手なんだなーと。

昔アルマゲドン(*)観た時は好きじゃないと思ったんだけど
あの頃より多分頭の硬さがなくなってきてるから
今みたら楽しいのかもしれないと思ったりもした。

*当時はディープインパクトと話がかぶりすぎだし
 ディープインパクトの方が名作だと思ってた。

次は2を観て、これで今回のまとめ借りはおしまい。
PR

2014-06-24(Tue)

「仮面の男」

仮面の男

今回まとめ借りしたのは、
オススメされたものと、
良さげな俳優でチョイスしたものが大体半々。

今回はディカプリオを選んでみました。
レオナルド・ディカプリオはタイタニックの頃
やたらと「イケメン」扱いされてて、
そういう流れはいちいち反発したくなるので
これまで避けてきた俳優だったんだけど、
「ギルバート・グレイプ」以来
あらやだすごく演技が上手い人だったのね……と。

ジョニー・デップも「変なコスプレしてる人」じゃなくて
美しい俳優と受け止め直し、
要するに「ギルバート・グレイプ」はかなりの転換点。
ちなみにギルバート~を借りたのは、評価が高かったから。

話は非常に王道、いわゆる「三銃士」の主役たちである
ダルタニアンさんたち四銃士と、ダメな王様の話。
ダメな王様には実は隠された双子の弟がいてうんぬんかんぬんです。

若々しいレオナルド・ディカプリオをみて
「あ、これはすごくイケメンな人だった」と反省。
ブラッド・ダイヤモンド、ディパーテッドで見た
影のある、少し悪い感じがとても良かったんだけど、
その前の「若い人にしか出せない感じ」がこれまた良い。
若さってやっぱり美しさに直結する。

暴君の兄と、穏やかで無垢な弟、
演じわけがお見事だし、銃士のおじさまたちも良かった。
王道過ぎて作品から滲み出る安心感は、個人的には少し退屈。

衣装の仰々しさ、豪華さがとても良かった。

2014-06-23(Mon)

悩んじゃう

来月19日締め切りの長編小説企画二宮杯に参加したいのに
いまだに一文字もかいてないという体たらく。

忙しかったんだけどね。
やることきめることが多すぎて、
小説とは同時進行できなかったんだよね。

で、全然書いてないから手もすっかり鈍っちゃって
まず最初に気力が湧いてこないという。

参加作品がじわじわ投稿され始めてて、
当初「これでいく!」と決めてた物じゃ
ちょっと浮きすぎるのではないかと気分がブルー。

なにかいてもいいじゃないって自分自身思ってはいるんだけど
(そもそも大勢にウケるものは書けないし)
それにしたって一人だけ「なんだこいつ」みたいな感じは
これまでにも相当あったと思うので、
ここらでもうちょっと寄り添いたいというか。


スーパーラッキー的な話「愛と憎しみのエリィ」
これは書きたいけど、文字数がハミでそうな気がする。

桶狭間的な話「VANISH」
これも書きたいけど、すごく暗い。


もしくはとってもアレな女子会の話か。
これが一番、明るさがあってまだマシかなあ。
ただ、今の気分に少しフィットしていない。


どれにしたらいいのか悩むの。

2014-06-22(Sun)

「ブラッドダイヤモンド」

ブラッドダイヤモンド」を観ました。

実話ベース。
実話ベースなのでものすごくズーンと来る内容。

詳しくは作品紹介のwikiかなんか見ればわかるので割愛。

勝利のために手段を選ばない、非人道的な行いが容赦なく描かれている。
現実はきっと、もっと凄まじいんだろう。

暴力を一度是とすると、人間の心からは
良心がどんどん剥がれ落ちていく仕組みのようだ。
薬物まで使って少年兵を暴力的に洗脳していく様は
恐ろしくて仕方ない。

快適な暮らしを支えるのは、弱者への容赦のない搾取なんだろう。
それは普通に暮らしていたら見えないようになっている。
見えないし、見せないようになっている。
中途半端な良心の呵責なんかで、「買わない」という選択に繋がらないように
売り手、提供する側が配慮してくれている。

カイジでもそんなこと言ってたなあ。

この世は弱肉強食。
一方的に食われるものはとことん食われ続け、
食うものは胃袋が破裂するまで食い続ける。

そういう風に世界はなってる。

そんな世界でも、親は子を思い、時々後悔をして善行を為そうとする。

人間はそういう風に、出来ている。

2014-06-20(Fri)

「BLOW」

BLOW」を観ました。

麻薬、ダメ、ゼッタイ!第2弾。
(1つ目は「アメリカン・ギャングスター」)

実在の麻薬王の人生を映画化。
途中、あれこれと派手な部分もあるけれど、
結局は家族、友人、夫婦など、人間同士のドラマを描いていると感じた。

自分が一番の母、
子供を愛する父、

バラバラになってしまった家庭から逃れたくて家を出て、
お金さえあればという思いから麻薬ビジネスへ足を踏み入れ、

大きく成功した分、落ちた時のどん底感は半端なく。

なりたくなかった「あの頃の息苦しい家庭」を自分も築いてしまって

人生で最も大切な娘をも失って、と。

悲しい話ですよ。

人は裏切るし、愛してくれる。
思いは届いたり、届かなかったり。

そんな無常をあますところなく描き切ってるなって。

ペネロペ・クルスのヤンママ風ファッションでちょっと笑ってしまった。