麻薬、ダメ、ゼッタイ!第2弾。
(1つ目は「アメリカン・ギャングスター」)
実在の麻薬王の人生を映画化。
途中、あれこれと派手な部分もあるけれど、
結局は家族、友人、夫婦など、人間同士のドラマを描いていると感じた。
自分が一番の母、
子供を愛する父、
バラバラになってしまった家庭から逃れたくて家を出て、
お金さえあればという思いから麻薬ビジネスへ足を踏み入れ、
大きく成功した分、落ちた時のどん底感は半端なく。
なりたくなかった「あの頃の息苦しい家庭」を自分も築いてしまって
人生で最も大切な娘をも失って、と。
悲しい話ですよ。
人は裏切るし、愛してくれる。
思いは届いたり、届かなかったり。
そんな無常をあますところなく描き切ってるなって。
ペネロペ・クルスのヤンママ風ファッションでちょっと笑ってしまった。
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