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2015-01-21(Wed)

「デンジャラス・バディ」

デンジャラス・バディ

サンドラ・ブロック好きです。
プラクティカルマジックの美しさはどこへやら、
女らしさがカケラもない役を演じさせたら天下一品ですね。
あのダサ美人な感じが好感度アップにつながっているのだろうか。

この作品では融通のきかない堅苦しいFBI捜査官アッシュバーンを演じております。

命じられて行った先のボストンで組むことになったのは
こんなヤツ男でもいないだろってくらい粗野な女刑事マリンズ。
マリンズが本当にすごい。しょっぱなからすごい。
本当は家族思いだし優しいところもある熱血刑事なんだけど
それにしたってそりゃねーだろってくらい乱暴。

教科書通りじゃないと動けないみたいなタイプの堅物であるところの
アッシュバーンとは、完全に水と油の状態。
散々揉めた挙句大失態の連続なんですが、
なんだかんだ一緒に頑張っているうちに友情らしきものが芽生えてきて……。


女だてらに刑事をやってる逞しさと、
正義や平和を守りたい気持ちは同じなんですな。

一緒に酒場で酔っぱらったシーン、とても良かったです。
大きな体で優しく包み込んでくれるマリンズ刑事、ベイマックスみたい(嘘

コミカルな感じで進む中、人命が異常に軽いっていうのもなかなか衝撃的で
すごいメリハリのきいた作りで良かった。

デンジャラス・ビューティから続く、デンジャラスシリーズ的な位置づけなのかな。
小気味よい作りで楽しい作品でした!

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2015-01-19(Mon)

ブレイブフロンティアのプリセラちゃん

ゲームをちんたらやってます。
ぼちぼちやっているのは相変わらず
ポケモンオメガルビーとブレイブフロンティア。

ポケモンはなんだかアニメの方がやっぱり好きというか
ルチャブルに続いてヌメラがいいです。可愛い。本当に可愛い。
デデンネ先輩もいい感じで活躍していて、
シトロン兄妹も、セレナも、ロケット団の面々も観ていてほっこり。
ヌメラグッズが出るらしいので、またポケセンに行ってみようと思います。

で、ブレイブフロンティア。
基本プレイ無料のスマートフォン用ゲーム、いわゆるネイティブアプリとかいう
あれなんですが、遊んでいると人のユニットの中に気になるかわいこちゃんが……。

プリセラちゃんです。

ブレフロには雑魚ガチャとレアガチャがあるんですが
レアの方じゃないと出ないとのこと。

無課金ユーザーなんですが、12月から運営さんが太っ腹でね。

基本シナリオはなんとか全部クリアして
ちょっと強くしておかなきゃ無理なクエストもちょいちょいいけるようになってきて
ダイヤがそこそこたまったところに、

「決まったユニットが出やすい日」イベントがきたんです!
要するに、プリセラちゃんが出やすい日が設定されたんですよ!

前回の「特定のユニット出やすいDay」では勘違いから大失敗していて
これはどうしてもトライしたい……。プリセラさんゲットしたい……。

考えたよね、課金しようかって……。
出ないと思うんだ。物欲センサーが引っ掛かって、ダメだと思うんだ。

と思っていたら



出た!出たーっ!きゃわわ!ありがとうブレイブフロンティア!!

ガチャ3回目で出ました。
あと、5回目でも出ました。
ダブルプリセラちゃん頑張って育てますありがとうございました。

2015-01-18(Sun)

「靴をなくした天使」

靴をなくした天使

ダスティン・ホフマン主演の1992年作品。

主人公のバーニーはカードの転売やら窃盗をしている男で、
離婚した妻と暮らしている息子のことは愛しているけれど、
口は悪いし手癖も悪い。
犯した罪の刑期が決まるまでのほんの短い日々の中、
息子と一緒に映画をみる約束をしていて、
どしゃぶりの中向かっているとなんと目の前に飛行機が墜落。
ドアが開かず閉じ込められた人達の救いの声をどうしても無視できず、
扉に体当たりし、小さな子供に「パパを助けて」と懇願されて
仕方なく燃える飛行機の中で、動けずにいた人たちを救い出すも
結局「パパ」は見つからないまま飛行機は爆発。
申し訳なさから現場を去り、車はポンコツになってしまったので
たまたま出会ったホームレスの車に乗せてもらって、
事故の話と、片方なくしてしまった靴をあげて帰ってきたら……

という話。

飛行機ににたまたま乗っていたテレビリポーターのゲイルが
靴を片方なくした「命の恩人」を探し始め、
100万ドルの謝礼が提示されて大混乱に。
バーニーももらいにいこうとするも、おとり捜査にまんまとひっかかって収監。
かわりに「ヒーロー」認定されたのは車に乗せてくれたホームレスのババー。

しかもこのババーがね。
ものすごくいい奴なの。
100万ドルか……って思って行ってみただけだったと思うんだよね。
靴もあるし。
とはいえ、あの時のお方と認定され、世間中から称賛をあび、
美しい女性リポーターに言い寄られると良心の呵責がスパーク。
目にしたかつての自分と同じ、ホームレスの人たちのために
皆さん手を差し伸べて下さい、なんて言っちゃう。
病院の慰問をしたら、意識不明だった少年が目を覚ましたりと
ババーの聖人パワーは半端ないのです。

一方で本当のヒーローであるバーニーは、
牢獄で嘘付き呼ばわりされ、元妻には話を聞いてもらえず、
誰からの信頼もない状態。

怒りの余りババーのもとへ駆けつけて嘘付き野郎と怒鳴ると、
それに気が付いたババーは精神的に追い詰められて自殺を図ろうとし
それをバーニーが止めておしまい。


バーニーが気の毒でならない話なんですが、
最後にみせてくれた男気のカッコよさがハンパない。
根っこの部分では悪い人ではないから、元妻も泣いてくれるし、
息子だって信じてくれる。
美人レポーターのゲイルが真実に気が付いた瞬間の取り乱しぶり、
マスコミの報道の仕方の罪深さなどなど、
見るべきところの多い映画だなと思いました。

アンディ・ガルシアがかっこよく、ジーナ・デイヴィスは本当に美人。
最後どうなったか、想像してニヤニヤしてしまった。いい一本でした。

2015-01-18(Sun)

「カポーティ」

ああ観てみたかったやつだーということで「カポーティ」。
2005年の映画だと最初に出てきてショック。10年前だ。

見てみたかったはずなのに、内容についてはまったく把握しておらず。
そう、超有名な作家が主人公で、自伝的な内容、
「冷血」という作品を書きあげるまでの話
っていう知識ゼロの状態でみたわけです。

トルーマン・カポーティは若くして天才と評された小説家で、
「ティファニーで朝食を」などの作者。
ぱっと見ただけで、変人の空気を放っているのがわかる。
頭の回転が速くて、常人には理解できない世界の中に身を置いているなと。

ほんの数分でそう感じられて、ぐっと引き込まれて最後まで。
非常に重いドラマ。

「冷血」は彼自身にとっても、小説界にとっても初めての
「ノンフィクションノベル」作品であり、
実際にカンザスで起きた一家惨殺事件についてとりあげたもの。

事件について調べ、最初はただの記事として書くつもりだったのが
小説にしようと心に決めて、犯人の逮捕から、最終的には
死刑の執行にまで付き合うことになる。
そこまで、濃密に事件と共に時間を過ごして、作品を書き上げたという話。

「冷血」がさすものは、犯人のことでもあり、書き上げた
カポーティ自身のことでもあるんだろう、と思った。
小説を書きたいので、犯人のうちの一人であるペリーに入れあげ、
嘘をついてまで事件の話をさせる。
早々に死刑になってしまっては困るから、いい弁護士までつけちゃう。

ペリーとは生まれ育ちに共通点があって感情移入している風でもあって、
小説のために利用してやろうとしたのも本当だし、
自分と枝分かれしたもう一つの人生だと感じたのも本当なんだろう。

彼から友情を押し付けられて窮屈で、
でも失うとなればどうしようもなく哀しくて、と

この後なにも書き上げられずにおわる、というのも納得できる。

うまく感想がかけないな。これは観ないと始まらない気がする。
とにかく観て良かった。

心にずーんと重く残る作品でありました。

見入ってしまったので、アイロンかけながらみてたんですが
コンセントが抜けていたのに気が付きませんでした。

仕方がないのでかけ直した。

2015-01-17(Sat)

「シアター・ナイトメア」

シアター・ナイトメア

本日はWOWOWで「ホビット 竜に奪われた王国」の放送があったんで
ワクワクしながらちょっと早めにテレビつけたんですよ。
そうしたら、サスペンス・ホラー系の映画をやっていて
ついつい見ちゃったんだよね。それがシアター・ナイトメア。


ベテランの映写技術師であるスチュアートは、
映画のデジタル化に伴い仕事がなくなり、売店へ異動させられる。
年下の支配人にはバカにされ、つまらない仕事に怒りを募らせた彼は
映画館の防犯設備などを駆使して
「自分の考えた最高のスリラー映画」の撮影を始めてしまう。

という話。

客として現れたカップルに一服盛って、支配人に復讐した挙げ句あれやこれやで
非常に胸糞悪い話でしたw

最後の刑事さん、いい仕事しそうな感じをさせつつの完璧なスルーで
悲しい気分になったりして。
なんも悪くない誰かが酷い目にあうっていうのはやっぱりヤなもんですね。
怖いかというか、可哀想、という印象でした。
スッキリしない。


その後放送されたホビットでは、激流樽下りで大興奮できて良かったです。