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2015-06-27(Sat)

「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」

「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」

1を観たのが大体1年ちょい前くらいだったかな……と。
ハリウッドのリメイク版も先日ちょろっとみたものの
コレジャナイ感がビシビシしていたので(しかも吹き替えだったので余計に乗れず)
途中でおしまいしておりました。

前作「アルティメット」の完全な続編で、
ああ、このシーンで終わっていたなあっていう景色からスタート。
テンポよく爆弾を設置しては爆破していくさまに微笑みつつ、
あらあらいやらしいセクシー服ね……って思ってたら
まさかのダミアン(スキンヘッドのおっさん)。
あのプリ尻は自前なんでしょうか……。

内容としては、また住んでる地域が爆破されそうなので
阻止しよう!あと悪い刑事がいるからやっつけちゃおう!
という単純明快なストーリー。
主人公2人は相変わらず良い動きをしており、
2人が出ているシーンは観ていて気持ちがいいんだけど
若干大人しめかなあって。

最後ぞろぞろ出てくる「仲間達」、必要だったかい?みたいな。
彼らのことも紹介したかったのなら、もうちょっと時間割いても良かったのでは。

すごくスタイリッシュになったのに、その分大人しくなってしまって残念。
前作と同じくらい、ダヴィッド・ベルが暴れる様を見たかったなあ。ってな感じ。
でも良かった。ちゃんと最後までじっくり見た。
自分も鍛えた方がいいんだなって思いました。
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2015-06-24(Wed)

「96時間」

「96時間」

リーアム・ニーソン主演。
友達と二人で旅行にいったらうっかり誘拐されちゃった愛娘を
父ちゃんがすげえ勢いで救い出す物語。

お父さんは元CIA職員で、離婚した妻に引き取られた娘を溺愛中。
夫の仕事が危険&忙しすぎた反動か、
娘は自由にのびのびさせたいママン。
そのせいでフリーダムすぎるヨーロッパ旅行へ行って、
案の定誘拐されてしまう。

娘を案じてかけた電話の真っ最中に誘拐されてしまうので
電話越しにちょいちょいヒントが……
って、とにかく普通の人には無理なことでも
この父ちゃんなら出来る。
事件現場になったアパートへも入り込むし(5階なのに窓から入る)
異変に感付くなり会話の録音を始め、それを再生しながら
誘拐がどう進んでいったかシミュレーションも完璧。
些細なヒントから犯人の目星をつけ、あっさり追い込む様は見事のひとこと。
映画なんだけどね!
それでも、全体の流れが美しすぎてうっとりしてしまう。

この話のいいところは、父ちゃんの溢れる娘への愛情。
それが一番大事ってことで、まったくブレない。
誘拐犯、人身売買してるクズ野郎どもは全員俺の敵、ってことで、
まったく容赦しなさすぎて衝撃的。
何人巻き込まれて死んだのだろうか……と、最後はハラハラしてしまう
(無事に帰国できるのかっていう点で)。

娘ちゃんは、男遊びをしていなかったお蔭で無事で、本当に良かったなとw
すべてのアクション、無駄のなさ、容赦のなさは見応えあり。
物語はまあ、どうでもいいかもw
容赦の無さを描くための添え物のような、すごくノーマルな物語なので。
素晴らしく面白かった。すっきり爽快!

2015-06-22(Mon)

「武器人間」

武器人間

予告が卑怯だったのでついつい見てしまった。

仲間からのSOS信号を追って怪しげな教会に辿り着いたソ連軍。
地下に潜ってみたらそりゃーもう奇怪な実験施設があって大変だあ!

という話でした。
全体的に「バイオハザード4」を思い出させるビジュアルで、
言語の聞き慣れなさもあるのかな。
おっぱいのベロベロソースが脳裏に蘇って思わずふふって。

タイトルまんまだし作品のキモなので書いてしまうけれど
ナチスのマッドなサイエンティストが
死体と兵器を合体させて最強の戦士を作るぜバリバリ
ってなことをしており、うっかり入り込んだ普通の兵士たちは絶望の谷へまっさかさま。

他にも色々と話はあるんだけども、
基本的には細かい設定とか「そーだったのか」的な展開はどうでもいいというかw

記録係が行軍しながら撮っているビデオ映像、という設定なせいで、
いろんな武器人間が出てくるもののよく見えない。
移動していないシーンに、しょっちゅうグロ映像が出てくるので
苦手な人は本当に見てはいけない作りでした。


メニュー画面の警告は本当にわかりやすくて親切でした!

血がどばーっと出るくらいならばともかく、
内臓がしょっちゅう出てくるのでさすがにうへーとなりましたよ。
特に頭はちょっとね……。頭は勘弁かなって。
造り物だとわかっていてもイヤなもんです。

残虐表現もあんまりしつこくなく、あっさり&軽めなんだけれども
最後の方は改造手術をじっくり見せてくるの注意が必要だと思いました。

面白かったかと言われると、微妙。
ただ、オランダとかデンマークの辺りは本当にクレイジーだなって最近思うし、
その思いは更に深まった感。

2015-06-20(Sat)

「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」

「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」

ヴァンパイアたちが4人で暮らしているシェアハウス。
その日常生活をカメラで追って映してみました的ドキュメンタリー風映画。
面白かった!

なんでニュージーランドなんだよ……っていう違和感は最初にあるものの、
語りも表現も軽快そのもので、
多少のグロいシーンも愉快痛快。
苦手な人は絶対に無理だろうなと思えるレベルのグロもあるんだけれども
演出の巧さのせいなのかなあ。笑えたなって感じ。
特にポテトを食べたところがホントにw声を出して笑ってしまった。

十字架に弱い、鏡に映らない、招かれないと入れない、などなど
いわゆるメジャーなヴァンパイアの弱点はそのまんま、
舞台となるシェアハウスに住んでいるのは結構な有名人で、
割とコテコテな設定なのでよりすんなり受け入れられる気が。

四人の安定した生活は、一人の新入りの加入でガラっと変わるんだけど
その変わり方もいい感じというか。
ジェネレーションギャップと、新しい波を受け入れたり、
彼らの長い人生の中にある切なさを描いたりと、
非常にいい感じの名作。

検索してみたらこんな記事が。
ほとんどがアドリブだったとかw
素晴らしい編集だったと思います。よくこんなちょうどいい長さにしたなあ。

やー、面白かった。すっきりと楽しい映画だった。

2015-06-19(Fri)

「インド・オブ・ザ・デッド」「白ゆき姫殺人事件」

インド・オブ・ザ・デッド

タイトルが気になって仕方がなかったので。
従来のインド映画とは違った作りで、歌と踊りはなし。
あと、ラブシーンあり。
つまり、インド人が出演しているだけの普通のゾンビ映画ともいえる。

ゾンビのメイクはクオリティが結構よくて、
インドジョークもたまには出てくるんだけども
なぜか寂しい気持ちになる不思議な作品でした。

映像や演出はいい感じだったよ。


白ゆき姫殺人事件

美人OL殺人事件が起きて、とあるテレビ関係者が
後輩に「職場の先輩が殺された」と聞かされて
内情がツイッターで拡散されていって大変になっちゃう話。

この話が言いたいのは、人の記憶なんてその時の感情に左右されてしまうものだし
一方的な見方、断片的な情報だけで推測するなんて愚かなことだよ。
だけど最近のインターネット、特にSNSの発達もあって、
個人名が特定されて情報がバラまかれてしまうし
冤罪だった場合超悲惨ですよね、ということなんだと思いました。

確かになあ、っていう話ではある。
あいつ、悪いことしたらしいよ、って言われたら
その人の悪い印象ばかりが記憶の中でクローズアップされてしまいがちだし。

ただ、そういう現象をはっきりわかりやすく描きすぎていて、
かえってありきたりというか、特別感のない話になってしまったような。
最初から悪意がありすぎるのが、逆にあやしいでしょ、てな感じで。

井上真央のくらーい感じはとても良かったし、
綾野剛の軽薄な演技も良かったです。
あと美人OLの菜々緒さんもね!良かったよー。
でも夕子ちゃんはやりすぎかな。あれじゃあアホみたいだけど……。

最後は超無難な邦画らしいまとめ方すぎて、
つまんないと思わされてしまった。
途中まではちょっと良かったんだけども。
とても惜しい話でありました。