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2021-01-10(Sun)

映画をいっぱい見ていた

なんだかもうな2020年が終わって、2021年がやれやれって感じでスタートしているけど、基本的にはずーっとステイホーム・余計な外出はしないままで新年って気分はあんまりナシ。

去年は3月に行こうと言っていた旅行もとりやめて、春夏秋冬、いつの間にやら映画館にもちっとも行かない暮らしに。
映画は何本かは行ったし、観には行きたいんだけど、上映の延期もあるし、なんでかわからないけどアニメ・邦画だらけのラインナップになって、是非映画館でっていうのがないんだよね。どうしてなんだろう?


そんなこんなで、おもに家で映画を鑑賞している。
NetflixとWOWOWのお陰で充実した映画ライフ。
2020年にはなんと199本も観ていたっていうね。


新旧入り乱れてたくさん見ました。
Filmarksに感想を残しているけど、一年のまとめをここにメモしておこうかな。

2020年一番最初に見たのは「CAVE」で、これはもーめっちゃつまんなかった(笑)。
カップルと女の方の元カレで洞窟に行ってどーのこーの。トンチキな内容でビックリ。

一番最後に見たのは「ロング・ショット」で、ずっと見たかったやつ。
シャーリーズ・セロンがびっくりするほど素敵で美人でサイコーだった。


一番「今更みたんか?」だったのは、たぶんゴッドファーザー3部作。
全部ちゃんと観た。デ・ニーロすごいよね。
あと、アンディ・ガルシアが本当に男前。すごく好き。
アンディ・ガルシアは「マンマ・ミーア」の続編にも出てて、サイコーに素敵なナイスミドルになっててますます大好き。


映画館での鑑賞は少ないけど、観た中では「ジョジョ・ラビット」がすごく良かった。
ドイツが舞台で全編英語なのは、あの世界観の確立のためだと思っている。
ドイツ語の響きでやるよりも柔らかくなったのではないのかなって。

あと「前田建設ファンタジー営業部」も良かった。
「フォードVSフェラーリ」も、映画館で見て良かったね。


家で観た中で良かったのは、
「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」「ガリー・ボーイ」「幸福なラザロ」
「インスタントファミリー」「トールキン」「ロングウェイ・ノース」
「レディ・バード」「ブックスマート」「グッド・ウィル・ハンティング」

グッドウィルハンティングなんて、今更すぎた。もっと早く見れば良かった。
どれもうっかり泣いた。いや、スパイダーマンは泣いてない。


「ハウス・ジャック・ビルド」「ゴールデンリバー」「永遠に僕のもの」

好みがわかれるだろうけど、自分的には良かったやつ。


「シティハンター」(フランス実写版)は、原作への深すぎる愛に脱帽。
フランスの笑いのセンスってあんまり合わないんだけど、それを差し引いても感謝したい気持ちになる出来。


逆に衝撃的に酷いのもいろいろ。
「レジェンド・オブ・キングダム」は不出来厳選3位に入るモタモタアクション。
「クロス3 悪党どもの逆襲」はぜひ、冒頭10分くらいを観てほしい。
30年前の洋楽のPVかな?って感じの始まりで、銃撃戦に度肝を抜かれる。
「サイキッカー 超人覚醒」は、カメラのブレがものすごい。信じられないほど揺れる。



いい映画もダメな映画もそこそこな映画も、今年もいろいろ観ていこうと思います。
おわり。
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2020-04-19(Sun)

ルポールのドラァグレース

NetFlixに加入した理由は、まずは「アイリッシュマン」を見たい!というもの。
「6アンダーグラウンド」も面白そうで、最初に見たのは「デビルマン」でしたが、この二本は早速見て楽しみました。

で、他になにを見てみようかなーとタイトル一覧を眺めていて気になったのが

ルポールのドラァグレース
 ↑公式サイトへのリンクですが、英語です。

ドラァグクイーンといえば、ファイナルファイトの敵キャラポイズンくらいしか心当たりがなかったのですが(改めて調べたら、ポイズンは別にドラァグじゃなかったっていう)、女装した男性たちがスーパースターを目指して課題をこなしていくという内容紹介になんだかやたらと惹かれて、シーズン1から見てみることに。

見始めた時点でシーズン11まであったので、こりゃあ面白いんだろうなあ、と思ってましたが、見てみたら本当に、なんでかわからないけど面白くて、興味深くて、結局ようやくシーズン11のファイナルまで見終わりました。長かった!長かったけど、見て良かった。

単なる女装ではなく、自己表現である、という前提で見るのが良いのだと思いました。
そこまでの信念はない、ただ女性になりたいってだけの人もいるのでしょうが、このドラァグレースに出場する人たちは、番組ホストであるルポールから出された課題にこたえつつ、自分のカリスマ、個性、度胸、才能を見せ、優勝を目指しているわけでして。


なんとなーく見始めてまず度肝を抜かれたのが、ホストであるルポールの美しさ。
すらりとした長身に、あらゆるウィッグ、メイク、ドレスが映える映える。
どういう人なんだろうと調べてみて、年齢にビックリ。
経歴にもビックリ。
ついでに毎回飛び出してくる言葉にじんわり。
課題を発表する場はランウェイで、最初にルポールがドレスアップして出てくるんだけど、なんだ女神なのか?ってくらいの美しさです。
これ50代のおじさんなの??????????って毎回なってしまう。全然悔しくない。


毎回出される課題もいろいろで、話術を見せたり、演技力を見せたり、衣装の制作、スタンダップコメディ、ダンスなどなど、出場者もそれぞれ得意不得意があって、どう乗り越えていくのかがみどころ。
出場者はみんなステキなドラァグクイーンだけど、作業室では女装なし、素顔のままでいるので、ギャップも楽しめる。
それぞれに、美しさの基準や価値観が違うし、みんな男性なんだけど心は女子で、キャアキャア騒ぐしすぐケンカになったりもする。出場者同士の間に繰り広げられるドラマも奥深い。

そして、同性愛者、女装する人間に対して世間が厳しいのだっていうことも教えられる。
家族から受け入れられ、認められている人もいるけれど、拒絶されている人もいるし、辛い経験をしてきた人が多い。彼らというか、彼女らというか、みんなの話がメイクの間にぽつりぽつりと始まって、涙する場面もたくさんあって。
「普通」の定義ってなんなのか、考えだすとわからなくなりますが、異性愛が普通だというのなら、ドラァグの皆さんは普通ではなくて、じゃあ普通ではない人にはどんなことを言ってもいいの?って、考えるいい機会になりました。

それから、アメリカが舞台だということがあって、いろいろとピンとこない部分もありますけれども(文化とか多民族国家であるという部分とか祝日とかセレブリティとか)、なによりも感じたのは「個性」について。
日本でも、個性を伸ばす教育を……なんてよく聞こえてきますが、しょせんは限られた四角い枠の中に納まった範囲内での話でしょ? って考えてしまいました。そのくらい、ドラァグクイーンたちの見せる「自分らしさ」の輝きは眩い!完全に理解できなくても、なんかすんごくいい!って感覚に陥ることが多くてね。日本には日本の良さがありますが、アメリカの良さもすごーく感じることができました。大喧嘩のあとの仲直りとかね。すぐに愛しているよって答えられるハートの在り方とか。良くないところよりも、自分たちの持たない良さに注目してみると、得るものがたくさんある番組なんじゃないかなーって思いました。



11シーズン、それぞれ8~14人の参加者がいて、たくさんの企画があって、ひとつひとつ書いていくとキリがないので全部は書きませんけど(激しくネタバレしちゃうだろうし)、でもどうしても語りたい(語れる相手がいない)のでここにそれぞれのシーズンで心に残ったことをちょこちょこメモしておこうと思います。
ネタバレはしないです。ぜひ見て頂きたいので。



〇シーズン 1

 シーズン1は出演者が8人。

 ・最初はシャネルやニナ・フラワーズの姿に慣れない

 ビックリするというか、怖い(笑)。でも、すぐに慣れる。
 最終的にニナ・フラワーズがすごく好きに。

 ・スキンヘッドでもいい

 オンジャイナのお陰で、ウィッグってなくてもいいんだと理解できた。

 ・画質が悪い

 最初なんで我慢して見て頂ければ……。段々改善していくので!



〇シーズン 2

 シーズン2は出演者が12人。

 ・タイラ・サンチェスがびっくりするほどキレイ。

 目の錯覚なのかなってくらい、女装姿が素敵。にくたらしいほどに美しい。

 ・レイブンがかっこいい。

 レイブンがものすごく好きになってしまうエピソードがある。

 ・タチアナのブリトニー・スピアーズの真似が似てる。

 このシーズン以降毎回あるスナッチゲームの始まり。ブリちゃんがめちゃくちゃ似てる。


〇シーズン 3

 シーズン3は出演者が13人。前シーズンから復活が1人含まれる。
 この辺りで、プエルトリコの位置が気になってきて調べて理解できたり、いろんなやり方のメイクがあるもんだなあと感心する。


 ・カルメン・カレラがびっくりするほどキレイ。

 タイラサンチェスに続いてビックリ美女枠。男だと信じられない姿をしている。

 ・ビッグサイズが3人出てくる。

 ビッグサイズにはビッグサイズの美があるのだとわかる。

 ・ジャラソフィアのリップシンクで号泣。
 
 なぜかめっちゃくちゃもらい泣きしてしまったエピソードがありました。


〇シーズン 4

 シーズン4も出演者が13人。
 一番最初のチャレンジ、ゾンビの群れの中に素材を取りにいくんだけど、これまでのシーズンに出ていたクイーンたちがゾンビになっていて見つけるのが楽しい。


 ・ラトリスの声が太い。

 この人もドラァグクイーンなのだなあ、なんて見ていて最終的にめっちゃ好きになる。

 ・チャド・マイケルズが上品!

 女装ON/OFFのギャップが凄い。年長者はかくありたいって感じの姿を見せてくれる。

 ・シャロンのハートが強い。

 しょっぱなから個性を全開にしてくるシャロン・ニードルズの心の強さに感心しきり。
 人を悪く言わない、自分を貫くっていうのは、人間力の高さの証って感じがする。

 ・ウィラムの顎の青さが超気になる。

 シーズン3のアレクシスもちょっと気になったんだけど、それを超えた。

 ・初のルール違反での退場者が現れる。

 詳細は伏せられたものの、ルールを破って帰される者が登場した。

 ・優勝者の最後のコメントに胸を打たれる。

 自分への批判をどう考えるのか、この考え方は忘れないでいようと思った。


〇シーズン 5

 シーズン5の出演者は14人。
 名物キャラクターになるアリッサが登場。アラスカの「ハイ~」も流行る。


 ・アリッサVSココの因縁がよくわからない。

 検索する必要がある。事情がわかると、アリッサが悪い気がするけど……。

 ・ココの目が怖い!

 ココモントリースの目がなんかCGみたいでおっかなく見える。
 最終回の観客席にもココの目のイラストを持っている人がいたけど、同じ印象なのかな。
 だけどなんだか目が離せなくて、魔性の目って感じ。このタイプの目の人は後のシーズンにもちょこちょこ出てくる。

 ・普段の姿のデトックスとアラスカが時々区別がつかない。

 似てるよなーって。名前がないとすぐに判別がつかない。

 ・デトックスの最後のモノクロ姿がビビる。

 最終回のデトックスが完全に一人だけ白黒の世界に行ってしまっていて、何回も見直してしまった。後のシーズンでモノクロへのチャレンジが出来てしまう、素晴らしい完成度。

 ・アイヴィー・ウィンターズが可愛い。

 素顔が本当にかわいらしいアイヴィーなんだけど、アメリカの感覚的に「かわいい」はナシなんだなって理解するきっかけになった。
 マニラ・ルゾン辺りでなんとなく気が付いていたんだけど、「かわいい」は子供のものって感覚なのかもしれない。みんなちゃんと大人っぽくする。可愛くても大人っぽくセクシーになる。

 ・持病があってもドラァグになれるしレースにも出られる。

 参加者の一人、ジンクスはナルコレプシーであり、ふらっと寝てしまうことがある。
 それでもちゃんと参加できるし、させるんだなって。感心してしまう。


〇シーズン 6

 シーズン6も出場者は14人。
 ものすごく印象深い出場者がたくさんいるのがこのシーズンだと思う。
 最初にまず度肝を抜かれるのが、コートニー・アクトの登場なのでは。


 ・コートニー・アクトが美人すぎて衝撃。

 シーズン2のタイラ、3のカルメンよりも衝撃強めなのは、たぶん派手だったり露出多めではない普通の格好なのに女性にしか見えなかったせいだと思う。
 とにかくコートニー・アクトは美女。意味がわからないくらい美女。歌も超うめえ。

 ・アドレデラノが可愛い。

 こういう年下キャラ全開な出場者は初。だってできないんだもん!に可愛げがあって、ふくれながらも頑張る姿が好印象。

 ・ビアンカがものすごく毒蝮三太夫。

 マシンガンのようにトークが飛び出すビアンカ・デル・リオ。
 口数も多い、毒舌が鋭い、でも優しくてめちゃくちゃ毒蝮三太夫。
 衣装作りも上手。ただ、この系統のメイクが苦手!
 マニラルゾンと同じ、目を大きく目の周りに書き込む感じ。ただ、後のシーズンに出てくるトリクシー・マテルを見たら、ビアンカのメイクは気にならない。

 ・ミルクがふんわりしている。

 ふんわり系ドラァグクイーン第一号。癒し系もいるのだと知る。

 ・ベン・デ・ラ・クリームがミシェルに似てる。

 舌鋒鋭くドラァグ愛溢れる審査員、ミシェル・ヴィサージュに似てる。それだけ。


〇 シーズン 7

 シーズン7は出場者が14人。6がスパイシーすぎて7は人気ないらしいけど……。
 でも出場者の個性は爆発してた印象。みんなインパクトがある。

・ヴァイオレット・チャチキが半端ない。

 最初のチャレンジからずっとすごい。才能ってこういうことかって思い知らされる。
 すごくモデル的な美女なのに、中身は少年っぽいというギャップもすごい。

・カーチャがなんかすごい。

 愛される力とはこのことか…って感じの謎の愛らしさ。ロシアの力なのかな?

・マックスはミルクと似て非なるふんわり。

 前シーズンのミルクと似てる感じ……じゃなかったっていう。
 より不思議でより狭い。そんな印象。

・パールもふんわり。

 パールもまたふんわりしている。

・ミスフェイムが美人

 フォトジェニックすぎてびっくりするのがミス・フェイム。素敵。

・ジンジャーミンジが可愛い。

 なんだかわからないけど、やたらと可愛いジンジャー。推したくなる。

・ケネディの目がココと同じタイプ。

 目がCGみたいでなんか怖いタイプの人。なかなか見慣れない。

・ジャスミンの顔のパーツの圧が高い。

 すべてが大造りで、すごく圧迫感のある顔だなって思ってしまう。

・男女半々の課題が面白い。

 左が男、右が女という課題がある。味わい深くてとても良かった。
 シーズン7はハローキティも登場し、さすがキティさんだなってなる。 


〇シーズン 8

 シーズン8は出場者は12人。ちょい減り。多すぎたのかな???

 ・ボブ・ザ・ドラァグ・クイーンの名前

 そんな名前でもいいんだ、と目からウロコ。ボブはお茶目で可愛いし。

 ・シンシアがめちゃくちゃ可愛い。

 全盛期の松田聖子みたいな愛らしさなんだけど、ハスキーボイスだしめちゃくちゃ尻をアピールしてくる(可愛い)。

 ・デレックがめちゃくちゃブリトニー。

 もともとものまねしている人なんだろうけど、すんごくブリトニーだった。叱られるほどブリトニー。そっくり。

 ・キムチーのスナッチゲームがヤバい。

 よく放送したなって思ってしまったw まずいでしょ!

 ・ナオミの足がめっちゃくちゃ長い。

 足のきれいなクイーンはたくさんいるんだけど、ナオミの足はちょっと段違い。

 
〇 シーズン 9

 シーズン9は出場者14人(前シーズンからの復帰1名含む)。

 ・天才現る

 いろんなタイプのドラァグクイーンがこれまでに出てきたけれど、完全な知性派っていうのはサーシャ・ベロアが初だと思う。彼女のせいでというかお陰でというか、後のシーズンへの影響が大きく出た。

 ・初のドクターストップ

 怪我で帰される出場者が登場。
 
 ・マスク事件が起きる。
 
 リップシンクに挑むのに、口元の覆いを取らないと言い出して怒られる出場者が現れる。
 のちのちめちゃくちゃネタにされる。

 ・ニーナボニーナブラウンの被害妄想が限界を突破。

 ネガティブなクイーンって時々登場するけど、ニーナは限界を超えていた。
 
 ・ラストのリップシンクで感動

 ドラァグレースで重要なのはリップシンク、つまり口パクで、これはドラァグクイーンのショーで有名な曲に合わせてパフォーマンスをするから(らしい)。
 なので毎回リップシンクはあるんだけど、シーズン9の決勝でのリップシンクは本当にすごくて、感動したね。この壁は越えられないかもしれない。

 
〇 シーズン10

 シーズン10は出場者14人(前シーズンからの復活1名含む)。
 展開が読めなくて面白いシーズン。


 ・モネとモニークの顔が区別がつかない

 似てる。大きなめがねまで一緒で、最初は混乱する。
 目をくわっと大きく見開くのがモニークハート。

 ・ユリーカがうるさい。

 いいわけがましい発言が多く、他人の言葉を遮るのでうるさく感じる。と思う。
 そうなるとあの髪のくるりんまで憎らしく感じられるっていう。

 ・ハマサキだけど中国から来た。

 ユフア・ハマサキという名前で日系かと思いきや……。

 ・メイヘムミラーが可愛い。

 とても静かで穏やかな珍しいクイーン。
 チョコレートプラネットの松尾さんに似ているなあと思う。

 ・ブレアも可愛い。

 ブレア・セントクレアも本当に可愛い。
 可愛い系のファッションで挑むクイーンは珍しい。

 ・アクアリアがなんかすごい。

 若くて勢いがあって、見ていて楽しいファッショニスタ。
 あとからシーズン4のシャロン・ニードルズを見てドラァグを始めたという話を見て、納得いった。

 ・キャメロンが不死鳥。

 何度もボトム2に選ばれると、ネタ切れ品切れ気力切れで落ちていくクイーンが多い中、何度も何度も踏みとどまる。珍しい勝ち進み方をするタイプ。

 ・エイジアの悲劇

 エイジアはじっと見ていると、ものすごーく美人だなと思う。
 ヴィクセンとのあれこれも、人柄の良さを感じて良い。
 ただ、ひとつ大きな悲劇が待っている。めっちゃかわいそうだった。


〇 シーズン11

 現在日本のNetflixで見られる最新のシーズンがこれ。
 シーズン12はアメリカで放送中で、でもコロナの影響でどうだろう……というところ。
 ちなみに過去の出演者が再登場するオールスターというシリーズもあって、日本では現在シーズン4だけが見られる。シーズン11の最後までみると、オールスター4の優勝者がネタバレされるのでシーズン10→オールスター4→シーズン11で見ると吉。

 出場者は14人(前シーズンからの復活1人含む)。

 ・バンジーの声がやかましい。

 とある理由で人気爆発のミスバンジーだけど、しゃべりがやかましいったらない。出川哲郎風味。

 ・シルキーが感じが悪い!

 シルキーの感じが悪すぎてイライラしてしまうのがシーズン11。
 
 ・プラスティークがめちゃくちゃ可愛い。

 アジア系、初のベトナム系クイーンのプラスティーク。
 アリッサエドワーズのドラァグドーターだそうで、素直でキラキラしていて見ていて気持ちが良い。衣装も素敵。

 ・イヴィの病が深刻。

 なんだかグニャグニャしていると思ったら、体内でコラーゲンが生成されない難病だそうで。
 それでも自分らしく参加し、意見もしっかり言うイヴィの姿は美しい。

 ・スカーレットがたまらん。

 黙っていれば美人なのに、妙なキャラのスカーレットがいい味を出している。

 ・ブルック・リン・ハイツの衣装が素晴らしい。

 衣装の力は、制作力もあるだろうけど、まずは発想だよなあと思うので、あれだけ素晴らしい衣装が揃えられるブルックはすげえなあと感心してしまった。
 4月に来日公演がある予定だったのに、延期になったみたいで残念。




と、11年分の軌跡を長い時間かけて追いました。
わからないこと(スナッチゲームなんか半分くらいわからない)も多いけれども、それはそれ、なるほどそういう人がいる、そういうことがあるんだなあと思っておけば良いのではないかと思います。
それよりも、自分が自分らしく生きる、正しいと思う道を行く、光になる言葉が聞こえたら、立ち止まって心に問いかける、そんな姿を見せてくれるこの勝ち抜き番組、なかなかなものだと思います。
ミュージカルの「コーラスライン」のオーディションみたいだよね。
ただ、美しさ、踊りのうまさを見せるのではなくて、あなた自身のありのままを、なぜ踊るのかをすべて見せてくれというのがコーラスラインのオーディションです。
普通、そこまで見せないじゃん……ってなるところを、どうしても勝ち抜きたい、情熱のある人たちはさらけ出すんですよ! みたいな気持ちになったという。


私は昔、本当にファッションにはまったく興味がない人間で、流行とかクソくらえ、着られればいいじゃねえかくらいに考えていたのですが、ひとつきっかけがあってこの考えは改めました。

服もメイクも、たくさんの素晴らしいものが生み出されていて、それを楽しみ、自分らしさを見出していくのはとても豊かなことだと思います。

ドラァグクイーンたちの様々なファッションも、同じ刺激をくれました。
自分が同じ格好はできないけど、それぞれに世界観があって、好きだと思うものがみんな違っていて、違っていることが良くて、人が違うことを良しとしなければいけない。
自分と他人が違っていても、なにも怖くない。
ただ、その人がその人らしく、生き生き楽しく輝いているのならば、それが一番良い。

本当に素晴らしい人は、他人を攻撃しない、否定しない、でもただ耐えるのではなく、理解してもらえるよう言葉を尽くす。わかってもらえないならば、華麗にドレスの裾を翻してごめんあそばせって言えばいいんだなあって、そんな風に感じました。


自分と違うものを山のように目にすると、なんというか、心の許容量が上がる気がする。
そんな体験をさせてくれる、素敵な番組に出会えてよかった。
そんな風に思いましたとさ。





2020-01-21(Tue)

DEVILMAN crybaby

ずっと入りたいと思っていたネットフリックスにとうとう加入して、さてなにを見ようか。
本当はコレって決めていたものがあったんだけど、なんとなーく見ちゃったのが

DEVILMAN crybaby

いわずとしれたデビルマンの、何作目かわからないアニメ版。
連載当時にやっていた、いわゆる変身ヒーローものだったアニメ版とはまったく違う道を歩んでしまった大問題作であるコミック版をベースにしている、と思う。
作品の解説だとか、どんな人が作っているかはまったく知らないまま見て、で、結局最終話まで一気見してしまったという……。エネルギッシュな作品でした。

私はもともとデビルマンが好きだし、あんな作品を作って世に出した永井豪は本当にすごいと思っているクチで、実写映画版はガッカリしたし、コミックはオリジナル版、デビルマンレディー、衣谷遊の書いた「AMON」「ストレンジデイズ」、あと「デビルマンG」なんかも読んでます。


で、今回のアニメ版。
オリジナルの漫画版にプラスして、デビルマンレディーで描かれた要素、AMONで描かれた古代の世界なんかが追加された上で、原作の通りの流れを進む感じだったかなあと思いました。
とにかく、残虐表現が激しく、性表現もかなりあからさま且つ多め。

オリジナルの偉大さがまずドカンとそびえたっている作品なので、どうしても賛否両論になっちゃうんじゃないかと思いますが、個人的には、成功か失敗かはわからないけど、正解だなって印象。

ストーリーはオリジナル通り。それやっていいの?ってくらい原作通り。
でも舞台が現代になったことで変わった点もあり。
この、現代化に関してはかなり好印象でした。


かわったことのうち、かなり良かったのが

〇ミーコの存在

知らないうちにデビルマンになってしまい、不動明に救われて仲間になるのがオリジナルのミーコ。
今回のアニメでは、美樹と明と同じ学校で陸上部に所属している、美樹のライバルという位置づけ。
しかも、名前がミキで、有名な美樹と被っているせいでミーコと呼ばれているっていう。
嫉妬と友情の狭間で揺れるさまがとても良くて、デビルマンレディーの黒崎もちょっと入ってるように見える。
デビルマンになった後、誰だお前!ってなるのがまた、惜しくて(清楚から野獣という激しすぎるキャラ変をするので)たまらん。

〇牧村家の両親

お父さんが白人で、牧師になっている。
ゆえに、美樹もハーフであることをああだこうだ言われる過去があるなど、キャラクター造形に一役買う変更点に。
弟のタレちゃんの歩む運命は、なんかもうね。ここに入れたかって感じで泣ける。
なので、研究所へ連行されるという運命もなくなっており、雷沼教授の出番は大幅カット。

〇美樹ちゃん

これはもう、変えないといけないんだよね。特に、口調。
連載当時とは時代が違い、明に対して強気なキャラクターにしなきゃいけないんだろうけど、元のままの性格は現代と合わなさすぎる。拙者とかオヌシとか。
このアニメ版では、高校陸上界のスターで、SNSでも多くのフォロワーを抱える有名人という設定。
芯の強さはそのまま。明に対してはさっぱりとした姉御肌対応をするのが、元の美樹へのリスペクトを感じる。

〇ドス六たち

美樹や明と揉めてこてんぱんにされ、仲間になる不良グループもそのままでは出せない存在で、思い切った改変が加わっている。ゴリゴリの昭和の不良から、ラッパーのグループに。
最初、なんだラップとか、って思ったけど、途中で深く納得。
ちょい悪グループとか半グレじゃ、絆を大切にする感じがうまく出せないんだろうなって。
うまくハマるのがラッパー。確かに、家族に感謝とか強く生きることを歌にしがちで、バトルのイメージもあるラッパーは良いチョイス。声優は本物のラッパーなのかな。なので、声の演技はちょいと足りない。

〇ジンメン

今作では不動明の両親がはっきりと登場していて、ジンメンの犠牲になるキャラクターが変わっている。
確かに、近くの公園で仲良くなった幼女とか、時代のズレを感じるのでこれで正解だと思う。
このアニメの明は本当によく泣く。涙は大切なエッセンスであり、ジンメンのエピソードは物語に欠かせないものに仕上がっている。

〇SNSのコメント欄

現実にもある、地獄みのあるコメント欄が見ていて苦しくてたまらない。
美樹の誠実さとの対比具合が見事で、見ている人を嫌な予感という名のグラグラに煮えた窯に落とす効果がある。

〇性表現

最初のサバトのシーンから、もー裸裸セックスセックス、大量に出てきます。
デビルマンレディーで、性衝動の強さもデビルマンになったものの特徴だって話があるんだよね。
あれは、主人公が女の子になったゆえにより突っ込んだ表現にしたものだと(掲載誌が青年向けになったのもあるでしょうが、でもやはりあえてストレートに描いただろうなーなんて)思うんだけど、今作にもしっかり適用されており、明もミーコも、みんな衝動に揺れたり負けたりしている。
性も残虐さも存分に描いていて、地獄感はマシマシになった。
インターネットなんかうかつに開いたら、エロ動画に囲まれてしまうのが普通の人の世の中なんだから。悪魔が絡んだらもっともっとで当たり前だよなあって。
同性愛表現も入れてあって、これがまた効果的で、よくここまでやったと思う。

〇走り方

明も美樹もミーコも陸上部で、ひとり重要な登場人物である新たなデビルマンも、走る。
彼らの走りがケモノそのものって感じで、ああ、デビルマンになるってこういうことなのだなあ……という妙な説得力があった。ヘンだけどね。ヘンだけど、納得。魅力があった。



こんな感じかな。


変更がなくてぐっときたシーンもいろいろある。

〇シレーヌとカイム

嫉妬に揺れながらも愛を貫くカイムと、誇り高き戦士のシレーヌは、迫力たっぷりで表現されていて満足。
カイムの顔がスパーンされちゃうところもそのまんまで感動。

〇チベットの高僧

本当はもうちょっと出てほしかったけど。でもちゃんと出てた。なので良し。

〇ゼノンとサイコジェニー

ゼノンとサイコジェニーのデザインは、完璧だなって見るたびに思う。
今回サイコジェニーはかなり強くて、あんな攻撃するんか……って感心してしまったし、戦ってた人間と、その末路もなんだかすごくてめちゃくちゃ満足してしまう。

〇ドコドンドコドン

このシーンの音楽は悲壮そのものって感じだったけど、いわゆるドコドンも完全再現。
明が少しずつ黒く染まっていって、あのシーンで最終形態になったような演出もあり。
このシーンでめちゃくちゃ泣いてしまった。



とまあ、褒めちぎったけど、ダメだったところもある。
画的にはとても良いとは言えなかった。
ところどころ、酷いな、って思うシーンがあった。

特に、悪魔の絵が最後はペラペラでね。
でも、悪魔が実際あんなペラペラな体だったらますます怖いかもしんないけどさ。
あれだけドシリアスなのに、食べる表現だけやたらとコミカルなのも消化し辛い。
もうちょっと絵的にはちゃんとしたらいいのになっていうのが一番不満。


あとは、ラストのラスト、本当にラストのシーン。
飛鳥了と不動明が二人でいるシーン。
あれは、原作通りの方が良かったかなあ。ちょっと語らせすぎたというか。
愛を知らない、という解釈に引きずられすぎたように感じた。
サタンはもとは天使だったんだから、彼だけは別でもよかったのではないか、などと考えつつ、永井豪天才だなって改めて思う。




正直、絵の粗さは気になるんだけど、でも、それでも疾走感があって、全体的な印象は〇。
原作の持つ荒々しさをまっすぐ表現しようという気概が感じられて(個人の意見です)、現代化もすごく上手にできていて。見て良かったよなあって思いました。
正直、こんなに泣くとはってくらい泣いた。不動明の憤り、悲しみが伝わってきた感じがある。


日常生活でデビルマンについて、今回ほど過激な表現満載なものを語り合える相手もいないので、ブログに記録。デビルマンはやっぱすごいね。ほんと、社会に向けて叫びたい。人間を殺すな!って。そんな感じ。

2019-10-25(Fri)

FIRE EMBLEM 風花雪月 その2

4周終わりました!FE風花雪月!

●3周目は帝国クラス、エーデルガルドについていく覇道ルートにレッツゴー。

いや、怖いコースだよね。
この子、士官学校へ入学して、世話になった修道院関係者全員ぶっころしてやるって思いながら授業受けてたんだもんね……みたいな心持に。

3周目ともなるとだいぶ慣れたというか、ダレてきた感じもありつつ、周回プレイの恩恵に預かって生徒たちをスピードスカウト。
パラメータで来てくれる生徒は遅くなったけれど、全員来てもらいました。

覇道ルートは教会と敵対する道なので、大好きな素人少年兵ツィリルはスカウトできず。
っていうか、ヒルダもダメなんだ……とショボショボしつつプレイ。
ヒューベルトの地面の下から語り掛けてくるような声がいいよね。
しかし、青、黄色と違って、レアからの主人公の扱いが悲しみ溢れる感じでさ。
そりゃーエーデルちゃんだってこうなりますよ。
でも、やっぱり結構なことをしているわけで、赤組の生徒たちのあの不安そうな感じ。
特にフェルディナントがかわいそうでならぬという。
アホだけどいいやつなのにね!

最後に出てくる歴史画というか、タペストリー的な絵のヒューベルトにめっちゃ笑った。
闇に蠢く者ってお前だろって。


●4周目は帝国クラス、級長とは袂を分かち、教会の面々と歩むルート。

最後の一つは赤の分岐条件を満たさなかった場合、ということで、こっちが3周目じゃない?
と思いつつもプレイ。
3周目を思い出しつつ、戦争を止めるべく奮闘するというシナリオに。
メインの相棒はセテスになり、教会の面々は自動で加入。


最初からこのルートでいこうと思っていたので、わかれる寸前までヒューベルトは貴族のレベル2。
敵で出てきた時はすごく強くなってたけどね!
お前いつの間に……27もレベル上げたのか!
敵ながらアッパレ。

このルート、いわゆる一番王道っぽいシナリオなはずが、3人の級長たちの争いを外から見る羽目になる、なんとも寂しい展開に。
黄色と似たような終わり方かと思いきや、最後はどんでん。マジかよって感じ。
正直、ラストステージが一番キツイのはこれだったなと思う。




にしても、全ルートやってみると、ディミトリの扱いが本当に悪いなあと思っちゃうかな。
一番最初に青クラスにした時にも思ったけど(かわいそうすぎる)、
他のルートをまわってみたら、彼だけが世界の真相にカケラも近づくことなく終わってしまう、からっぽ感に溢れていて悲しい。
あそこまで恨みに満たされないルートもあって良かったのでは……と思うけど、でもまあ、あんな人物も歴史を見渡せばいますかね……という気もしなくもなくて。

クロードもまた、どこか他人事感のある気配なんですけども、それでも腰をあげてくれたんだもんなあってところがあるので、やっぱりディミトリの扱いはかわいそうかなあ。
5年後の姿が2種類あるのは、ディミトリだけだから、それだけは特別なのかもしれないけどさ。


3つにわかれてどこに参加する?っていう前提をもとに作りました感があるのは、キャラクターの待遇に差があるからかもしれません。
とはいえ、シミュレーションの難易度のバリエーションだと思えばいいのかしら。
今回の転職システムは柔軟で、周回プレイの便利さもあいまってみんなのいろんな姿が見られるのは面白いなーと思います。
留学生に男子の踊り子がいるとギョっとするよね。
というか、ダンス大会の時スカウトしすぎて青クラスはドゥドゥーが代表になるのが楽しかった。黄色だとヒルダがいるから。クロードが出てもいいんだよとは思うけど。




ここからはネタバレ要素、最後の支援絡みのエンディング画像をのせておきます。
みたことない組み合わせ、みたいよね。私も見たい。




●3周目の結果●


3周目は女の先生にして、最後はヒューベルトを選択。
禍々しいねー。



まずはシングルエンド。
アロイス。



メルセデス



ハンネマン



リシテア



フェリクス



シャミア



イングリット



ローレンツ



マリアンヌ




イグナーツ




ラファエル



シルヴァン



アッシュ



ここからはペアエンディング。

フェルディナントとマヌエラ先生。
二人の支援会話が面白すぎて、最後まで副官につけたりして仲を深めてみました。
マヌエラ先生に対してはやたらと少年ぽいフェルディナントが可愛い。



カスパルとリンハルト。

もともと親友設定で、仲が深まりやすいようで。
カスパルは誰と組ませてもいい感じで、次は脱リンハルトしたいところ。



ドロテアとペトラ。

ドロテアは男子よりも女子にぐいぐい行く印象で、
なるほどペトラはすんなり受け入れてくれそうかなー、みたいな感じ。
女王という立場で大丈夫なんかなと思わなくもないけどね。



エーデルちゃんとベルナデッタ。

この組み合わせでいいのだろうか……と最後に思ったやつ。
なんの利益にもならなさそうというか。
でも、和むのかなあ。エーデル的には。



先生とヒューベルト。

先生の名前は、肩にかけてるジャケットの袖を通さないから……。
恐ろしい夫婦が爆誕したなあって感じ。
いろいろ、想像つきませんな。二人の暮らしは。







●四周目の結果●

せっかく教会に味方したんだし、レアにしてみるかとレアエンド。
怖えよってずっと思っていたけど、最後もなんか怖かった。
真相知ったらますます怖え。





まずはシングルエンド。


カトリーヌ

リンハルトとペアにしようと思ったのに、カスパルとのきずなが強すぎて……。
シャミアはカスパルとペアにしようと思ったら、リンハルトがね。




アロイスとハンネマンは割愛。


レオニー



ベルナデッタ



ドロテア




ここからはペアエンド。今回はたくさんペアができた。


ローレンツとマヌエラ


この二人の支援会話も味わい深くて、ローレンツが実はすごくいいやつなのがわかって良かった。
ローレンツは誰と絡んでも結局はいいやつなのがわかる。すごく好きなキャラだ。
この二人で合唱するのもいい感じ。



シルヴァンとメルセデス

実は幼馴染以外にほとんど心を開けない、臆病なメンタルのシルヴァンを優しく包み込んだ結果。
メルセデスの苦労は相当なもんだったんだろうな。悟り開いてるもんな。って感じ。



ヒルダとセテス

見たかった組み合わせ。
二人はいいコンビになって、でも何年も過ぎた後はどうなったんだろうなあ。
セテスってずっといるけどあの人ヤバくない?とか言われないんだろうか。



リシテアとツィリル

年が近い、最年少コンビ。これも見たかった組み合わせ。
支援会話を見ると出てくるのか、後半はツィリルのお悩み相談がちゃんと文字になるのが熱い。
にしても、あの戦いの後士官学校って敵なしすぎないかツィの字。



フェリクスとアネット

愉快な歌で結ばれた二人。
フェリクスは他人を敬遠するところがあるので、幸せになった良かったなあと思えるいいエンディング。どこどこどーん!



フェルディナントとフレン

エーギルは恋したらどこまでも一直線な感じが良い。
アホだしいろいろ本質は理解していないようだけど、人柄は良い。
フレンとのやりとりは初々しくて照れる。



イングリットとラファエル

これも見たかった組み合わせ。
ラファエルはきっとイングリットをおなかいっぱい食べさせてくれただろうな。
美女と野獣的な見た目もいい感じのペア。



ペトラとイグナーツ

選ばれしめがねと女王様。
カラーリングがさつまいもとか葡萄っぽい感じ。



アッシュとマリアンヌ

ゴードン枠のアッシュはかなりひいきして育てて、今回はマリアンヌとペアに。
二人とも声が穏やかでお似合いな感じがする。よし。



先生とレア


先生の出生の秘密を知ると、ほぼほぼメイドインレアって感じがするので怖いのよね。
永遠にフォドラを支配しそうなネバーエンディングペア。わー。




カスパルとリンハルトは割愛!
もう一周したいんだけど、追加コンテンツでそのうちイエリッツァが使えるようになるというので、それまでちと寝かせようと思います。

2019-09-23(Mon)

FIRE EMBLEM 風花雪月 その1

FIRE EMBLEM 風花雪月をプレイしています。

わたしはファミコン時代からずーっとFEシリーズを遊んできたいわゆるエムブレマーだったのですが、それも3DSで出た「覚醒」まで。
その次に出た「if」で挫折しまして、こういう路線でいくならもう仕方ない、みたいな気持ちでいたゲームでした。

「エコーズ」はリメイクだったこともあり、スルーして、今回ですよ。
どうやら3クラスあるとか、のちのち道が分かれるらしいくらいの情報しかないまま、発売日に買ったのは家族でした。
で、あんまりやる気もないし、学校生活部分みる限りあんまり好みじゃないんじゃない?なんて言われたりもしていたので、スルーしていたんです。
でも、その買った本人が全然プレイしないでほったらかしにしていて(いつものことではある)、さすがにもったいないなーって、ちょっと触ってみたわけです。


システム部分の変更に関しては、正統なパワーアップという感じで、違和感なし。
学校生活は確かにちょっとだるい。お茶会を初めてやった時はムズムズしちゃってたまらなかったけど、まあいいかなってくらいでした。

で、二部構成の二部に入る直前からですよ。

スイートで楽しい学校生活がドカンと壊れて、一気に毛色が変わる。
そっから先は、いつものエムブレムが!私の好きな感じのエムブレムの世界が待っていたわけです。


とりあえず二周目が終了したので、ここまでの思い出をメモしておこうと思ってひっさびさにブログを更新。



一周目、王国のこどもが集う青クラスにしました。
いや、衝撃だよね。展開がね。ダークすぎるよね。
で、終わってもなにがなんだかわからないままっていう。


二周目、今度はイロモノ感あふれる黄色クラスにしました。
いや、わからないものだよね。全員大好きになったもん。
そして級長クロードの頼もしさ。謎は大体回収されて、その分一周目のメンバーへの悲しみが募る……。


FEはキャラクター同士の支援関係でエンディングが変わるのが伝統になっていて、お楽しみのひとつになっており。
ただ、ちょっと前までは一人につき親密になれるのは一人だけだったのに、今回は好き放題密になれるので、最終的に誰が誰とともに生きていくのかはバクチ感がある。


一周目、よくわからないまま始めたので、他のクラスの子を引き入れるスカウト制度をほぼ活用できませんでした(パラメータ的にも無理なのかもしれないけど)。
で、引継ぎプレイの二周目。一周目の悲しみを繰り返すまいと全員スカウトしましたよ。
お陰で悲しい思いはしなかったけれど、拠点での敵国所属だったみんなのコメントは泣ける。
戦争、ダメ、絶対。そんな感じ。



以下はネタバレになってしまうのですが、最終的にペアになったやつの画面写真を思い出にのせときます。
みたくない人は見ないでいただければ。
まだちょっとしかないけど、三周目、四周目、リベンジの再青クラスにてもっと回収できたらなあと思います。



ちなみに青クラスの一周目、男の先生で最後に選んだのはメルセデスでした。
先生とメルセデスはなぜか撮り忘れ。無念。



〇〇〇〇一周目でできたペア〇〇〇〇



ハンネマン先生とマヌエラ先生。

支援会話が楽しかったので仲良くさせてたらこんな結末に。




アッシュとアネット。

あんまり強くない、一生懸命育てないといけない少年弓兵、いわゆるゴードン枠なのでアッシュはかなり力を入れて育てました。
アネットは絶対コロスガールとして大活躍してた。





シルヴァンとイングリット。

イングリットがモテモテだったので誰のところにいくかと思ったらこんな結末に。
シルヴァンは優秀な壁すぎ+イングリットは絶対避けてクリティカル出すでいいコンビだったのかも。




ディミトリとドゥドゥー。


死神殿下と呼んでたディミは本当に強かった。
そしてドゥドゥーはものすごく強い壁だった。



今回忠臣キャラが足りないと思っていたけど、ドゥドゥーとギルベルトおじさんのお陰で満たされました。





〇〇〇〇二周目でできたペア〇〇〇〇


全員スカウトしたおかげで人間関係が入り乱れまくって、こうなった感。




アッシュとペトラ。


ゴードン枠なのでアッシュは育てねばならないのです。
一番最後に加入した割に、みんなとまんべんなく仲良くなってたアッシュ。
カスパルとの支援会話はものすごく和んで好きだったな。






フェルディナントとマリアンヌ。


支援会話が全部埋まってしまったほどみんなと仲良くさせたマリアンヌ。
なぜかフェルディナントとくっついて幸せに。
フェルディナントはめっちゃやかましくて可愛いキャラ。




フェリクスとシルヴァン。


黄色ルートでの王国民は悲惨でね。青ルートも十分悲惨だったけども。
冷たそうに見えて実は情に厚いフェリクスと、軽薄に見えてまじめなシルヴァンの会話は泣ける。





レオニーとアロイス。


まさかの組み合わせになってしまったレオニーとアロイス。
ローレンツとペアになると思っていたんだけど……。
ジェラルドの弟子繋がりでとっても仲良しに。




ローレンツとリシテア。


これも意外だった……。リシテアとツィリルの組み合わせがあったら見たかったんだけどな。
ローレンツも相当うざい印象だったけど、支援会話が積みあがるごとにいいヤツに見えてきてすっかり大好きに。紫と白の組み合わせで色的にすごくきれいかもしれない。




ラファエルとイグナーツ。


黄色クラスで一番好きになったのがラファエル。誰と組み合わせても良かった。
そんなラファエルがイグナーツと義兄弟になった結末。
イグナーツは二部からハリーポッターって呼んでた。




クロードとヒルダ。


なにせ良かったのがヒルダちゃん。かわいいし賢いし斧を使う。
セテスとのペアが見たかったんだけど、これはこれで。
クロードの強さも素晴らしかった。そしてあの鋭さね。みんな恋するクロード様。






二周目の先生は、リンハルトとペアになりました。
ものすごく普通のエンディングで、器のでかい男だなリンハルトって思いました。


あと、セテスとフレンもあったはずが……。画像が行方不明。
一周目も二周目もこの組み合わせだったはず。


とりあえず最後の一組、赤組をプレイしていこーと思います。はい。