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2014-06-09(Mon)

「ディフェンドー」

今朝観た映画「ディフェンドー」。

突然思い立ってヒーローになるド素人4本目です。

主人公の属性は同じでも、
描かれる物語は違うものだなあと。

キック・アスは冴えない自分を変えたい若人。
ミラージュは自分と家族を傷つけた悪に立ち向かいたい男。
SUPERは、神の天啓を受けて妻奪還のために立ち上がる冴えない中年。

ディフェンドーは「うがー!悪の総帥倒すー!」。

それぞれ、コスチュームはみんな大体自作でダサく
あんまり強くない(ミラージュマンはすげー強い)。
割と気分に流されてしてやられたりと
素人丸出し系のヒーローなんだけど、
この中で一番ピュアなのがディフェンドーだった。

母を失い、孤独な中生きてきた男が、
友人を得て立ち上がり、
最終的にはみんなの心の中に刻まれたっていう。

不思議とアメリカを感じない空気。
ファンタジックというか、
街にはびこる悪、潜入捜査、売春婦、麻薬と
暗黒街丸出しの小道具が揃っているのに
メルヘンというか、童話的ないい話に仕上がってる。

好きか嫌いかでいうと、嫌いw
でもこれに感動して泣く人は、とてもいい人だと思う。

いや、なんか、いかにも「感動モノ」っていうアイテム揃えすぎで
思惑が透けて見えるというか。

直前に「SUPER」みてたせいでカラくなってるのかもしれない。
SUPERは本当にすごかった。ズシンと来た。
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