「ペイン&ゲイン 史上最悪の一攫千金」
観た理由;紹介記事が気になったので
最近よくチェックしてる映画好きさんのブログで見かけた上、
趣味の合う人が絶賛してたので観てみました。
実際にあったとある事件を映画化。
と最初に言われて、ぐぬぬと唸ってしまう出来。
この世にこんな悪夢があるの?っていうぐぬぬ。
コメディタッチで描かれているというレビューがあるけれど
実際の犯人たちのノリはマジでこうだったかもしれない。
となると、悪夢度はハンパなく上がっていく。
考えてもわからなくなって、行動の途中で思考を放棄して
なんとなく事態が進んでいくけれどそこに危機感を覚えない、
そんな人たちもいると思うんです。
すごくヤバい事態なのに、
やめておいた方がいい状態なのに、
間違いなく破滅が待っていると頭のどこかではわかっているのに、
でも考えるのをやめてしまえる人間は存在する。
怖いなあ。
私の大好きな闇金ウシジマくんにも、
こういうタイプの人がいっぱい出てきます。
1巻の一番最初に出てくるパチンコにハマってる主婦とか。
そして思考を放り投げても、時は止まらず、人生は進んでいく。
人生の落とし穴について色々と教えてくれる映画だったと思います。
良かった。
良かったけど、人にはあんまり勧められそうにない。
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