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2014-08-01(Fri)

「プロジェクトX」

プロジェクトX

NHKのじゃなくて、映画のプロジェクトX。
イケてない男子4人組のうちの1人の
誕生日パーティを催す話。

とにかくイケてなくて女子に縁のない少年たちなので
なんとかモテたい、なんとかヤリたい。
そんな欲望に駆られ、
サプライズと称してパーティを超拡大してしまうという。

人数集めりゃ女も来るだろ!
という安易な発想で、お誕生日であるトーマスの意に反して
ものすごく無茶苦茶をしてしまう。

パーティをやるよ!という情報は
クチコミから、SNS、ラジオなどなどあらゆる媒体にのっていて
来るわ来るわ、総勢なんと2500人くらい?

家の中には入れない、騒がない、
車には触っちゃ駄目、などなど
最初に決めていたルールなんかなんのその。
ノリだけでやってきた「知らん人達」は好き放題する。

この辺で、アメリカとの文化の土台を思い知らされる。
DJ呼んで、プールに入る時は「女子は裸」なんて立札を立てちゃう。

ノリだけでやってきた人たちは、酒をかっくらい、もうベロンベロン。
楽しきゃそれでいいよねー!トーマスイエーイ!ってノリ。
プールにはいる時にはちゃんとおっぱい出してくれるし、
手あたり次第にイチャイチャ。
シャンデリアは落とすし、家の中は気持ちが良いくらい無茶苦茶。
乱交も始まるけど、喧嘩も起きる。
家の屋根から飛び降り、すべては壊れていく。

最初に人の家から勝手に盗んだ人形からはドラッグが飛び出し、
みんなそれに一気に食いつくっていうね。

日本ではこんなパーティはないだろうとは思う。
ここまで無茶苦茶なことを、野外ではやらないだろう。
どこかでひそかに、見えないところでやってる人達はいるのかもしれないけど。

にしてもこのノリはホントありえない。
アメリカ人に生まれなくて良かったと思える酷さと、
「伝説のパーティだ」っていう反省のなさよ。

この責任感のなさ、想像力のなさ、ノリだけに流される潔さ?
フィクションで良かった。

両親がいない隙にド派手なパーティやっちゃおうぜ!
っていうエピソードは割と色んな作品でみる。
アメリカの若者は割とやるのかな、こんなこと。

この映画みたいになっちゃう可能性はきっとゼロじゃないよね。
最後、チビッコ自警団がなにをやらかすかすごくハラハラした。
殺人とかが起きなくて良かった。マジでw
映画とはいえ心臓に悪い話だった。

面白かったけど。
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2014-07-31(Thu)

「アルティメット」

昨日観た映画は「アルティメット

パルクールをお勧めされての流れ。
いやー、クールでした。

ストーリーについては
「いやいやフランスも大概ですねw」
って感じでとても良かった。

アクションの流れがこんなにスムーズになるのかーと感心しきり。
無駄な動きがひとつもない。
フランスらしさ皆無だった。地名だけ。
世紀末SFアクションって感じ。

やはり鍛えた肉体だけだね、
タンクトップ1枚が許されるのは……。

2014-07-30(Wed)

「21ジャンプストリート」

21ジャンプストリート

テレビシリーズにについてはまったく知識がないまま
評価が高かったので観てみた。

童顔でアホだからという理由で高校へ潜入捜査する
警察2人組のコメディ。
面白かった!

単純に高校へ潜入というだけではなく
二人の学生時代の苦い思い出が昇華されていく流れも見事。
役柄の入れ替わりのおかげで、
苦手だったあれこれの克服も出来ているという。

にしても、日本にプロムがなくて良かったなと思ってしまう。
っていうかプロムってなんなの。
学校が出てくるといつも思う。


ところで昨日から異常なまでに腰が痛くて
ついでに発熱しててしんどい。
腰痛辛い。
まさかまたぎっくりなのか。歩けるけれど!

2014-07-27(Sun)

「キックアス2 ジャスティスフォーエバー」

キックアス2

ジム・キャリーが出て来るぞー!
って思ってた。
もうちょっとクセのある感じかと思いきや、
かなりまともな役柄w

素人がヒーローを志して、
本物のスーパーヒーローと出会ってしまう話だった1に比べて
キックアスはそこまで強くないのに
陰惨な運命に巻き込まれてしまい、
「普通」の女の子の生活を強いられて
苦しむヒットガールっていうあれこれが辛い。
全然軽くなくて辛い。
爽快感よりも人生とか人の死の重みの比重がデカい。

なので、見終わった後ズーンとした。
アクションは相変わらず見事で良かったけど、
何回も観るのはしんどそうな感じ。

にしてもジム・キャリーがおっさんでした。
「フィリップ~」を見た後だから余計にかもしれない。
あと、すごい勢いで死屍累々でした。

2014-07-25(Fri)

「フィリップ、きみを愛してる!」

大量にたまった洗濯物にアイロンをかけながら
映画観るのが習慣になってきました。

昨日は「フィリップ、きみを愛してる!

ジム・キャリーが好きなので。
実話ベースといわれても信じがたいw
詐欺師の話。

人生について色々と振り切れる瞬間があるのはすごく理解できて
主人公が正直に生きようとする様には共感。
でもまあ、そんなに金を使わなくてもいいじゃないとは思う。

刑務所で電撃的な出会いをして、
愛する相手のためになんでもする
そのなんでもするっぷりが凄まじい。
よほど魅力があって、頭のいい人だったんだろうな。
そうじゃなきゃ、あそこまでなにもかもうまくいきはずがない。

そしてやっぱり、ジム・キャリーの
「出ているだけでもうなんだかすごく面白味が滲んでくる」感がすごい。
動きとか表情がね。

で、最後のあの切ない涙のあとの「最低!」がすごい。

ユアン・マクレガーが異常に愛らしいのもすごかった。
最後の鬼ごっこでまた、ジム・キャリーらしさが爆発してたのも良かった。

理解と愛に溢れる元妻も素敵だったな。

やってることは凶悪なのに、動機がピュアすぎてどうしたものかw
世界ってすごい。