一作目はファミリーコンピュータで出た、シュミレーションRPGの元祖のひとつというべきシリーズ。何作目だ?
私はこのFEシリーズが大変に好きでして、大抵の作品は遊んでおります。
全部じゃないんですけどね。スマホ版は手付かずだし、前作のエンゲージも遊んでおりません。
新しく出たこの「万紫千紅」、二つ前に出た「風花雪月」の姉妹作みたいな感じなのかな。
完全に同じ世界観で、別の土地を舞台に、更にかなあーり深掘りしてみたみたいな作品でした。
詳しい内容は公式ホームページなどで見ていただくとしてですね。
とりあえずクリアはしました。
結構時間がかかるなんて噂に聞いてはいたんですが、マジですごい物量でしたね。
いや、わかるんですよ。単純にマップ攻略型のシミュレーションだけにしてても仕方ないじゃん、みたいな考えは理解できますし、様々に盛り込んである要素ひとつひとつは結構楽しくはあったんですが。
という感じで、評価が難しいゲームでした。
個人的な感想としては、システム面は評価したいけど、そこに乗ってる世界観がちょっと重すぎないかって感じかな。
直接繋がっている前作にあたるところの「風花雪月」はプレイしておいた方が良いと思います。
正直、風花雪月の時点で世界観がだいぶ混み入ってるな、とは感じてました。
でもベースが学園であったので、青春風味+成長要素のお陰で、もう少し軽やかに仕上がっていたように思います。
まず最初にちょっと引いたのが、ベースがSFだった、という点です。
冒頭すぐにわかるんですが、え?ってなります。
そして主人公である自分の相棒、フォトナがね。
崩壊した世界が舞台のディストピアなのに、この格好。
理由があってのデザインというのはわかるんですが……。
最初にちょっと度肝を抜かれて、サンバダンサーさんと呼んでました。
とにかく、このままでは世界が崩壊してなくなってしまう、未曽有の危機に瀕しているので、なんとかせねば!という今回のファイアーエムブレム。
ダグザ帝国の首都ダグシオンで開催される「大剣闘祭」に参加した強者たちを導き、亡者と化してしまう未来を阻止して、協力してもらおうという体で話が始まります。
映像は結構良い感じでした。ムービー部分は良くできてましたね。
主人公のひとりである歌姫のレダ、ダンスシーンがとても良かったです。
汎用のモーションとかはなんか相変わらずだなって感じの省エネ仕様でしたが、RPGじゃあないからなあ。
キャラクターは全員個性強めで皆ブレずにぶつかりあってて、そこも好印象でした。
サラミスの王様、セオドラも非常に良かったですね。
この左右にいる二人、ボナパルテとトビヤス、良いキャラクターでした。
主人公たちはそれぞれに願いや望みがあって、優勝することで叶えようとしている、という設定です。
絶対にやらなきゃいけないわけじゃあないんですが、それぞれ全員プレイして育てていくことになるので、そりゃあ時間がかかるわけだよ、と思いました。
私はなんとなく、最初のひとり目にディートリヒを選んでしまったんですよね。
ディートリヒ→レダ→セオドラ→カイ、の順でプレイしたんですが……。
理由は言いませんが、完全に真逆が良かったのだろうな、と終わってから思いました。
主人公ごとに物語はきっちり独立してるんですが、蓄積はされるんですよね。
その蓄積の反映が思わぬところに影響してて、仲間やら職種やら、取りそびれちゃったっていう。
物量がエグいので簡単にはやり直したいとは思えず……。
皆出身も身分も全然違ってて、セオドラは王様なのでホームがすごく豪華です。
セオドラはカッコよくてとてもいいキャラなんですが、声がコナン君なんだよな……。
主人公は普段は白い小鳥になって皆を見守り導いております。
そんな中、好きなキャラと小鳥のまま触れ合えるんですが、そこで登場するのが「パーフェクトバードタイム」!
風花雪月では先生とのデートタイムみたいなのがあったので、それの鳥版ってところかな。
初めて見た時は笑ってしまった。パーフェクトバードタイム!
ちなみにこのキャラクター、レダの良きライバル、オリンピア嬢です。
誰が一番好きになったかって言われたら、オリンピアって言うかもしれないな。
とても高貴で努力家、前向きな愛すべきキャラクターでしてね。
姫川亜弓みたいな印象です。ガラスの仮面の。
カイ編でお世話になるウルタンドお姉さん。
ポニーテールだと思ってたのに、よくみたら違う?ってなってビビったシーン。
最も気になるキャラクター、アラゴ王国の王妃(というかなんというか)様の乳母、タホウニア。
タホウニア婆さん、めっちゃでかくて強いババアなんですよ。もっと早く仲間になって欲しかった。
一部で全員を大剣闘祭で勝ち進めさせ、二部に進んだ後に最終章へ進むんですが……。
真ん中が主人公、左右にいる四人が導かれし勇者たち。
で、後ろに背中向けてるキャラクターが四人もいるという。
彼らについては追加DLCでわかるみたいですが、皆謎めきすぎてて本当にモヤっとしましたよ!
今回のFEをプレイしてまず思ったのが、「なんとも言えないアトラス感」です。
アトラスってゲームメーカーのね。
大きな都で一番を決める戦いがあり、制限時間内に名声を高める為に大陸中を巡り、
ダンジョン内は走り回ってRPG的な戦い方をするところとか、
メタファー:リファンタジオ過ぎんか?ってなるわけですよ。
更に、登場する人物やら設定部分のネーミングが、いわゆる歴史、伝承やらなにやらからとられている関係で、こいつら皆「真女神転生VV」で見たな、ってなっちゃいましてね。
基盤に設定してあるSF味といい、並々ならぬ情熱で世界観練ってる人がいるな!って思わされました。
それがちょっと重たかったです。全員分の背景がきっちり語られなかったせいで、濃い味のドカ盛料理を延々食べさせられてるみたいな感覚がして、どこか削れなかっただろうか?と思わざるを得なかったかなあ。
これが嬉しい人もいるとは思うけど、もう少しスマートに出来たのでは?って感じでね。
人材発掘、育成、軍の運営と要素要素は良いんですけども。
これFEじゃなくね? → ちょっと楽しいかも →多い……
の繰り返しで胃もたれしちゃいました。
そういう意味では、追加DLCで分割したのは正解とも言えるのかな。
とはいえ、あれだけ意味ありげに盛り込んでおいて、これどういうこと?ってなったままにされるのはなかなか厳しいかなあ。
エルデンリングぐらい神秘的だったら気にならないんですけどね。
あれは理解しようって考える自分が悪いのかなと思えちゃうので。
でもFEは、滅びた文明があり、神的存在があり、人間と混じった存在もいて、完全な人造の生命もありと、まあだいぶ闇鍋というか。
ダグザから連なる相関図もすんなり理解できないのも困るかな。
全員律儀にプレイした私が悪いのかもしれないけど、第二部の内容が全キャラほぼ同じなのもしんどかった。
あと、増援が多すぎる。さすがに多い。
キャラクターも多いなって思ったけど、だんだん人手が必要になって来るからあんまり少数に絞りすぎるのもマズそうだし……。
とまあ、いろいろと言いたいことはあります。
しんどいと楽しいが入り混じったエムブレムでした。
次は風花雪月くらいのちょうど良い匙加減に戻してほしい。
多けりゃいいってもんじゃないぜって、思い知る作品でしたねえ。
今回は支援会話も頑張らないと全然埋まりそうになくて、この辺も疲れましたね。
いつものように仲良しのペアは出来ないのだろうか?と思ってましたが、ありました。恒例のやつ。
ここから下はネタバレ画像なので、見たくない人はバックバック。
↓ 最後に出来たペア 7組だけ!
まずはシロッコとオリンピア。
シロッコはムウとレダもAになってたので、ちょっと意外だったかも。
ファビオとエスメラルダ。嘘だろ?って笑ってしまった。
ピーテルとウルタンド。これは良い組み合わせですねえ。
レダとバッカニア。これも意外だった。
バッカニアのことしょっちゅう忘れて、よく置き去りにしてたんですよ。
まさかのトビヤス!これも笑っちゃった。なんでだよ!って。
カイとティアラ。急に王道!
正直、カイはセオドラの婿になったらいいと思うんですけどね……。
そして主人公とディートリヒ。
これねえ、最後の最後で、仲の良かったキャラクターの中から選ぶって方式だったんですよ。
候補がどれくらい出るもんか初プレイなのでわかんないんですけども、
自分の場合は最後に四人出て来て、カイ、ディートリヒ、セオドラか、トビヤスだったんだよね。
またも!そんなに愛用したか、トビヤスw 意外すぎてひっくりかえっちゃった。
とまあ、そんな感じ。
あまりにも物量がすごいので、二週目!ってわけにはいきません。疲れた。
追加DLCが来たらやるかなあ。
主人公の核、誰だったのか気になるのでね……。
なんとなくあの人かな、って思ってはいますが。
やれやれ、大変だった。
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